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【一話のネタバレはあり】アニメ「ソードアート・オンライン」3期1話 感想 一時間が凄く早いぞ

こんにちは、へるもです。 

ソードアート・オンライン(略してSAO)3期アリシゼーション編の1話の感想です。

 

くしくも今日は主人公のキリトの誕生日らしいです。

ついったーでは盛り上がっておりアニメの追い風になるかも?神に愛された男ですね。

  

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アニメ「ソードアートオンライン」アリシゼーション1話OPより

 

 

アニメ1話の内容以上のことは触れないようにしたいですが、意図せぬ誤爆とかがあるかもしれません。ご容赦ください。 

 

 

いきなりOPの話

 

昔からアニメのオープニングが好きだったのですが、すごく出来がよかったですね。

単純にかっこいいですが、重要人物がいっぱい出てきてこのキャラ誰?誰?ってなり、どこで登場するのかワクワクします。

  

オープニングにこの絵が来て素直にうれしい。夕焼けの中走る3人は「氷をとったあと無事に帰れた3人」という、もしかしたらあった世界を示しているのかなーと思います。

 

アニメ1話では冒険に麦藁帽子をかぶっていないですし氷を入れるためのかばんも持っていないので違うかもしれません。

が、暗い場所(ダークテリトリー)から明るい場所(村)に夕暮れ時=時間通りに帰っているので、思わず象徴的だと捉えてしまいますね。

 

WEB版の小説連載時もこの画像(作者の手書き?)が使われていて、作者本人にも相当思い入れのある絵なのかも。

(たしか、隠しリンクがあってアリシゼーションのその後、キリト君26歳?くらいになったときの小説が仕込まれていたような。何もかも懐かしい。)

 

 

1時間放送は英断だった 

 

あえて多くは語るまいと思いますが、これからまた何か始まるんだ!ということを感じさせてくれるの一話でしたね!

 

最初はなげーなと思って録画だけして寝てしまったんですが、WEB版も小説も既読な管理人を持ってすら一瞬で一時間がたつような感覚を覚えました。

 

特に中盤のオリジナルシーンは原作既読勢へのサービスだぜ感ありありですが、それだけでなく、今後もオリジナルシーンで少し補完するぞというメッセージな気がします。(だといいな)

 

流行の異世界モノの難点は現実世界と切り離されてしまったが故の単調さにあると思うのですが(なので今は異世界から取り残されなかった系があるとか)、SAOの設定はそこらへん柔軟なのが魅力です。

現実を絡ませたときのデメリット、すなわち、現実の問題を大事にして違和感なく解決しないといけないという(=異世界ルールだけで物語を展開できない)点はどうするのか、これからの展開に期待大です。

 

言葉を選びますが、王道ファンタジー感が感じられ深夜放送なのがもったいなく感じられます。

自己防衛とはいえ傘でぶっさしたりするのでしょうがないといえばそうですが。

 

 

映画クオリティな始まりと少し違う作画の意図

 

いやー凄いキレイでしたね。葉っぱとか氷とかもそうですし、洞窟の帰り道で一人称になる視点なんて週間で放映するアニメのクオリティを超えています

戦闘シーンは相変わらず気合の入った作画でした。剣でのアクションが売りとはいえ、こういうのは本当に凄い。

 

細かいところですが、アリスが超色白なのは村長の娘で勉強ばっかしてるからなんでしょうね。こだわりだ。 

 

 

 

これまでと作画が少し異なって違和感が、という話もちらほら聞きました。

流行にあわせて変化した結果というのもあるでしょうが、確信犯的なところもあると思います。

というのも、管理人が違和感的なものを感じたのはVRダイブ中のシーンだけなんですよね

今どこのシーンにいるかということを暗喩的に表現するために、視覚的な差異を持たせたのかも。

 

 

いろんな視聴者への意識ともたらす恩恵

 

もともとがライトノベルというだけあって、本作のマーケティング対象が主として男性なのは間違いありません。

実際、オープニングではさまざまな女性キャラが登場しており、キリトに対して好意を持つことも間違いないでしょう(笑)

 

おやっと思ったのは、意外と女性視聴者を意識したのかなという幾つかのシーンです。

原作にこんなことするシーンあったかな(笑)。序盤でも結構濃密なちびキリト+ユージオの絡みもありましたね。

SAOは女性読者も多いという話も聞いたことがあるので、キリトファン?向けなのかな。

 

一読者である管理人ではありますが、男所帯のライトノベル界隈にいろんな読者がいてくれるのというのは、うれしいものですね。

単純にマーケットの規模が大きくなるという経済的な面もそうですし、SAOでは他のラノベにはない副次的効果をもたらしてくれていると感じます。

 

 

SAOのキャラは服を着ている

  

それはファッションへのこだわりです。

 

大多数のアニメや漫画では、キャラクターを目立たせるため、とか単に作者の興味がない、とかで現実に持ち込むと凄い違和感の格好をしていることが多いです。

コスプレとか見ていると特にそれが分かる。

 

それに比べて、SAOは現実世界にいるときの格好がまだちょうどいい感じですよね。特に男キャラ。

(漫画的な誇張があるのはやはり否めないですが)

 

皆さんちゃんと服を何着かもっています(笑)し、シノンはちょっとした小物でオシャレしたり、とか。

普段からそんなキレイ目にしたりするかといえばNOだと思いますので、そこらへんはキリトに対する本気度や正妻に対する対抗意識のようなものを感じると解釈できるかもしれません。

 

あときちんと比較していないですが、アスナはいいとこの人で年上だけあって少し大人目な、シノンは(肩を出したり)女の子らしさを出しつつもシンプルな装いが多い気がします。 

キリトとエギルはシンプルでどちらかといえばきれい目な、クラインはカジュアルなのも思い当たります。

 

こういうキャラの個性を服装でも出そうとしているのは珍しい。

 

女性視聴者がどこまで求めているかは分かりませんが、普通のファッションの進化的表現は男性視聴者の存在だけではなしえなかったのではないでしょうか。

 

 

まぁここまで書いておいてなんですが、同じく女性人気のあるガンダムの私服とかは凄い格好していますので、女性視聴者のニーズはあまり関係ないかもしれません。(笑)

 

現実世界とVR世界の差異を視覚的に分けるためにそうした、という単純な話のほうが筋がいいですが、なんとなく視聴者の多様性にあわせて進化したのではないかなと感じましたというお話です。

 

 

小ねたと復習

 

「オリジナルシーン」

 

 

原作にはないシーン(のはず)。

GGOでの謎の敵の紹介です。ゲームプレイというよりゲーム内での戦闘訓練という感じです。

 

スナイパーがこんな距離で戦闘かよ!と思いましたが、シノンが囮役でしたね。自陣に引き込んでから逆に強襲、というのは戦国時代の釣り野伏せでしょうか。

 

 

ジェダイアスナとスイッチ」

 GGOの弾をきり飛ばすのはキリトだけの能力かと思いきや、アスナもきっていましたね。意外。

加えて本シーンでは攻撃と待機が入れ替わる技術であるスイッチが行われています。無言で。おまえら息あいすぎやろ。 

 

 

「恐怖克服朝田さん(シノン)」

 右手で銃を作るシーンで「もう大丈夫なのか」とキリト君がいっていました。

シノンが銃に関わる恐怖体験を持っており、死銃編を経て克服しつつあるということですね。一瞬なんのこっちゃと思ってしまった。

 

 

 

「心臓管理と指輪とオーグマー」

 まさかの浮気防止装置。怖い。

アスナはいいとこのきちんとしたお嬢さんですが、心拍数をみてトリップしちゃう女子高生らしいです。怖い。

 

同じシーンでは映画で渡されていた指輪が映っていたりオーグマーという単語が登場したり、濃密なシーンになっています。

 

映画版は正史ということですね。

本作のテーマはキリトの大冒険という軸と並行して、VR技術と世界という軸があります。マザーズロザリオでのメディキュボイド(医療用VR)とか。

時が進むにつれ世界観が広がっていくのは、ザ・シードによるVR世界の連結/拡張との相似でもありドラマティックです。

 

まとめ

 

多くを語りましたが、まだまだ一話。

原作を終えてどう展開するのか、期待大です。

 

 

 

 

ちなみにこんな記事も書いています。

よければどうぞ!

 

幼女戦記

 

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五等分の花嫁

 

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あんまり関係ないですが、服とか

 

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