【ネタバレあり】アニメ「ゾンビランドサガ」感想 うざいうざいうざいうざい→あれ、アイドルパートがいい感じだ。でもうざい→ギャグもいけるやん。Pはうざいから早送り
こんばんは、へるもです。
ゾンビランドサガ1話、2話、3話、4話の感想です。
最初はうざすぎて視聴が苦痛だったけどどんどん面白くなってきたというお話です。(笑)
1話 ダイイングメッセージはうざい
はっきり言ってしまうと1話の感想は最悪でした(笑)
好きなものをおすすめし、紹介するというのが当ブログの方針ですので、今ゾンビランドサガの記事を書いていることに驚きです。
「ゾンビランドサガのプロデューサーうざい」
— ます✍️原稿✍️ます (@niku_kue4) 2018年10月23日
「宮野だった」
なにがウザイってプロデューサー(あと警官)のテンションがうざい。人をおちょくった態度、ボリュームの天地の差が激しいしゃべり、ぬめりつくような声。アニメを見ていて本気でいらいらしたのは久しぶりです。
調べてないですが(というか未だになんて名前か覚えていない)このキャラの声は「シュタインズゲート」のオカリンと同じですよね?オカリンにはイラつかなかったので、多分そういう演技なんでしょうね。5感のうち1感だけでここまで感情をゆさぶってくるとは、、、声優って凄いです。
ストーリーも見るべきところはありません。っていうか正気を保っているのが主人公だけだし。うざすぎて見るのを放棄したのか途中で寝てしまいました。途中で寝落ちするなんて「新世界より」以来です。
記事を書くためのメモには一言「うざい」だけが書き残されていました。
2話 95%がうざい
相変わらずプロデューサー的存在がウザイ上に、空気を読まない金髪女と謎の行動をとる正気に戻っていない女が現れました。視聴者にこびるのニーズを汲んだ作品ばかりを見てきた私はもう大混乱です。
「ハラパンしたいヒロイン。まさしくこいつ(=プロデューサー)だ」
「うざいうざいうざい」
「95%がウザイ」
2話のメモからも当時の私のいらつきっぷりが見て取れます(笑)
ただ、あれ?これはウザイだけのアニメではないのではないか、とも思っていたのも事実です。95%はうざいけど、5%の何かを感じていました。OPのできはいいですし、まじめなヒロインがぶちきれて仲間の頭をふっとばすシーンで異様にすっきりしたのを覚えています。
ゾンビランドサガ面白すぎてOP何回も見てしまう。
— 東條チカ (@yooochika) 2018年10月21日
最終的には静かで清涼感のあるEDに癒され、プロデューサーへのヘイトはほぼ0です。最後のメモは「こいつ(=プロデューサー)の音声だけ消したい」なので、完全に憎しみが消えたわけではないのですが、3話を見てみたいと思ってしまう自分もいました。
もしかしたら、このイライラは計算されたものなのかも!?
3話 これはアイドルアニメか!?いいえゾンビです
いやー後半が激熱でしたね。
頑張る主人公がそれでも空回りしてしまっているところで、実力派?のあいちゃんとじゅんこちゃんが助太刀に入る!というのは展開が読めていても燃えます。
昔の戦隊もののブラック(金銀?)とか、もののけ姫のモロとか、普段はちょっと距離のあるキャラが圧倒的な力で手助けしてくれる展開っていいですよね。
楽しそうにしているのが子供だけというのがまたいい。ゾンビアイドル達のパフォーマンスが良かったんだ、届いたんだ、というのが女児の楽しそうな姿から伝わってきます。なんか凄い動いていましたよね。(笑)
さくらは助けられただけのように見えて、実は素直に一歩を踏み出せないこの二人を救っているのではないでしょうか。二人とも車にいたときから口ぱくで謳っていましたし。
この相補関係もいいかんじです。
やっぱり努力が報われて小さくても達成感を得られた終わりになるのって凄く気分が良いです。
そして、ゆったりとした歌がちょうどいい読後感をもたらしてくれました。
我慢し続けた反動で面白いと感じるのか、この話のおもしろさの絶対値が高いのか。それはいまだによく分からない。判断がつきませんが、奇妙な視聴体験ができました。
視聴を続けていて良かった。真にほめられるべきは良い作品を生んでくれた製作陣だというのはまごうことなき真実なのですが、本心は3話まで耐え続けた自分をほめたいという心でいっぱいです。
4話 これはアイドルアニメですか!?いいえB級ゾンビ映画です。
宴会場でのノリノリのサラリーマン達にちょっと共感できます。
アイドル達が自社製品でパフォーマンスをしてくれていますし、そもそも彼らは訓練されているのでああいう場では絶対盛り上がりますよね。とりあえず(笑)
じゅんこちゃんのデレもいいですが、個人的なポイントは真面目なさくらの嫌そうな顔です。いやー苦労人が好きなんですよね。引っ掻き回す系リーダーが相棒な上に、ゆうぎりさんに理不尽に殴られていたりもします。がんばれ主人公!もっと苦労してくれ!
にしてもなんと色気のない風呂シーンだ!
そして、この作品は本当に後半がおもしろいアニメですね。アイドル活動がうまくいった思いきや怒涛のB級ホラー映画展開です。
3話もそうでしたが、お決まりの展開になったら絶対に予想を裏切らない王道っぷりに分かっていても思わず「ふふっ」てなります。昭和のコントのようです。
なんか深く考えずに見れるアニメというのはいいですよね。1話と2話のうざさは何だったのだろうか。
今後の展開に期待大です!
2018秋のお勧めアニメ「グリッドマン」と「ゴブリンスレイヤー」の記事です。面白い作品なので、ぜひ見てみてください。