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【土曜日の乗馬・馬術】馬術(乗馬)にかかる費用 1級ライセンスをとる4年ほどの間にかかった費用をまとめた

こんばんは、へるもです。

 

今晩は乗馬にはどれくらいお金がかかるのかについて書きたいと思います。

 

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どれくらいの費用が必要なのか

 

馬術というのはなかなか珍しい趣味で、馬にのるというとすごく経済的なハードルが高い印象がありますよね。

 

割と独断と偏見で乗馬をするにはどれくらいお金がかかるものなのか、ライセンスを取るまでにどれくらいのお金が必要なのか考えてみました。

 

結論からいってしまうと、入会金に10万円+その後は月に2~3万円くらい3級ライセンス取得までにかかる費用という意味では40~50万円くらいかなーと思います。

(道具は高いものは青天井なので入れていません。交通費や飲食費も入っていないです。) 

 

 

 

費用モデル

初期費用

入会金      10万弱~円

道具代      安いもので揃えると2~3万円

 

継続費用

年会費・月会費  数千~数万円/年・月

レッスン代    2000~4000円/回

 

馬術をはじめるにあたって驚くのは入会金です。これが馬術=高い趣味になってしまう原因ではないかと思います。

一方で、会員になってしまえば、レッスン代は想像より低いのではないでしょうか。

 

乗馬クラブ大手の乗馬クラブクレインだと、入会金15万円、月会費1.5万円、レッスン代2000円/回のようです。

 

www.uma-crane.com

 

毎週2鞍前後乗ると月に2~3万円くらい。大手も採用していますしこれくらいがスタンダードでしょう。

 

毎週2鞍と書くと少ない感じもしますが、月に8鞍、年に96鞍です。

馬術クラブのQandAを見ていると100鞍というのが3級取得の目安になっているようなので、1年ちょっとで4級→3級取得という成長モデルが可能です。

 

クラブとしてもそれを狙った料金設定にしている感じもします。

 

3級ライセンスをとるのに1年間なら月に5万円(家賃レベル)を払い続けるのは流石に高いですし、行くペースを減らして月に2万円だと2年間かかるというのも長すぎる

かなり多くの人が始める前に諦めるでしょう。月に数万円の頑張ればなんとかなりそう感があります。

 

中小のクラブも考えるとより選択肢が広がります。だいたい、都心に近いほど高く、離れるほど安いです。

 

都心からある程度の距離があるクラブのほうが広い土地を持っている傾向があるので、私としては郊外のクラブのほうがいいのでは、と感じています。

東京近辺だと、広い土地が必要な障害競技はやっていないクラブが多いような気がします。

 

道具は馬術界隈だとピンきりなので判断が難しいですが、極力安いもので揃えると、という値です。やはり靴と鞍が本当に高いものは高い。鞍は計算に入れていません。

 

 

習い事として

 

費用はスポーツジムよりはやや高く、英会話スクールと同じくらいですかね?

まとめてみて感じますが、やはり習い事としてはそこそこお金がかかってしまうことは間違いありません。

 

一方で、動物とのふれあいを感じながら、かつ、ある程度の運動量を保てるというのは大きな魅力です。 許容可能な経済的負担を定め、続けていく価値はあると思います。

 

 

実録!管理人がライセンス取得にかかった費用

 

5級ライセンス  ;1~2万円

3級ライセンスまで;100万円

2級ライセンスまで;+70万円くらい

1級ライセンスまで;+30万円くらい

 

(上記はレッスン代+月会費などクラブ会員費用+ライセンス取得費用)

 

ライセンスをとった時点でどれくらいのお金を使っていたかを家計簿から算出しました。 

1級ライセンス取得には4年かかったので、月平均5万円前後でした。

 

上にも書きましたが、ライセンスをとるだけなら正直そんなにかかりません。

一時期乗馬にはまり、毎週土日に乗れるだけ乗っていたので高くなってしまいました。

 

 

偏見70%経験30%で送る到達レベルと費用の関係(イメージ)

 

ライセンス取得を軸にだいたいのイメージを書いていきます。

注意事項ももちろんありますが、ただの責任回避のためのまだるっこしい文ですので最後に書きます。

 

金額は乗馬開始からの入学金とレッスン費用のトータルです。

(2級ライセンス取得費用は40~50万円+75~100万円ではなく、75~100万円ということ)

 

5級ライセンス取得費用

計1~2万円

 

5級ライセンスに関しては大手の主催する5級取得コースがいいかなと思います。設備もレンタルも充実しています。

 

 

3級ライセンス取得までの費用と鞍数

40~50万円くらい(100鞍くらい)

 

乗馬の最初の難関「駈足」があるので、場合によってはもう少しかかるかもしれません。

 

自分の体が前後左右にぶれたり馬とのリズムが外れてしまったりしても、とにかく駈足を継続できる技術があるかが勝負となってきます。

初めての図形を書く人がほとんどかと思いますので、コースを入念に覚えて練習しましょう。

 

ちなみに駈足の難しさはギターでいうF、スマブラ64の1Pモードのフォックスくらいです。

 

 

2級ライセンス取得までの費用と鞍数

75~100万円くらい(150~200鞍くらい)

 

意外と簡単そうに見えるのですが、後半のほうでは駈足→はや足→なみ足にこまめに落とすなど、前に出す練習だけをしているとおろそかになる部分をきちんとこなせるかがポイントになってきます。

 

管理人の受験時には「馬に指示を突然出すのではなく、伝えていかないといけない」というコメントがあったことが印象深いです。

スイッチを押したら切り替わる機械とは違うということですね。 

 

 

1級ライセンス取得までの費用と鞍数

120万円くらい(250鞍くらい)

 

1級ライセンスは正直わりと難しいです。シンプルチェンジや巻き乗り、反対駈足など、馬場のどこまでいってどのような動きをするべきか、先生と細かく確認したほうがよいと思います。

 

 

競技会で入賞できるレベル

150~200万円くらい(300~400鞍くらい)

 

 

馬と運しだいで入賞できる可能性があるというレベル。正直運です^^

 

 

注意事項

 

注意していただきたいのは「ライセンス取得レベル」と「ライセンス取得時に踏む経路がきれいに乗れるレベル」とでは異なることです。

加えて、ライセンス取得のためのガイドラインは統一されていますが、ガイドラインに沿った動きができているかについては審判の完全な主観になってしまうという点も指摘させてください。

 

つまり、「上達スピードの違い」や「クラブごとの練習費用の違い」も相まって、予想値の確度をあげることは難しいということです。

ただ、何にも指標がないのもどうかと思いますので、完全にイメージではありますが、このレベルに到達するにはこんくらいかかるよという金額と鞍数を書いていきました。

 

ここに書いている鞍数を乗っているのにまだライセンスとれるレベルに達していないという方もいるかもしれませんが、あまり気にする必要がないと思います。

馬術は馬との相性や馬自体のレベルが演技に影響する量も多いです。

 

 

お金や上達方法など、乗馬の記事を書いていますのでよければどうぞ!

herumo.hatenablog.com