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「灰と幻想のグリムガル」14巻 ネタバレ小ネタ すなわちアホになる

灰と幻想のグリムガル」14巻の感想本編にいれようと思って入らなかった小ネタ集です。

もともと感想第二段に入れていたのですが、非常に長くて読むのがだるかったため分けました。

 

ネタバレありなのでご注意です。

 

 

かぐや様は告らせたい」の世界ならシホルは救われていた

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赤坂アカ著「かぐや様は告らせたい」4巻より

 

エゴとイドのギャップが大きくなると、パラノではトリックスターに。現代日本ではアホになる。 グリムガルがギャグマンガならシホルは救われたのに!

ねぼけたシホルがハルヒロをふとんに引き入れるというご褒美展開。 

 

 

パラノでの魔法と性格

ナルシイ(自分が好き)

クザク、ゴミ、キイチ?

フィリア(自分に無関心で物に愛着を示す?)

セトラ、アリスC、アヒル、トンベエ?

ドッペル(自分が嫌い)

鈴木さん、イオ?、王?、シホル?

レゾナンス(尽くすタイプ?)

ハルヒロ、鉄塔でさびた男

 

クザクはともかく、ゴミが自分が好き(自己肯定的)なのが面白い。メリィはなんか描写ありましたっけ?

自分自身や自分の所有物に無関心なキャラがレゾナンスになるような気がする。

 

 

全てを網羅していないキャラ紹介

キャラが多すぎてよく分からないので整理のために紹介

 

イオ様隊

美少女イオを筆頭とするパーティ。ハルヒロたちと同じくデイブレイカー所属。

イオの容姿はパラノの魔法によるものだという疑惑がある。グリムガルではもっと背が低かったような描写があるのでスタイルでもいじったか?ただし、パラノに来る前からイオ様隊は結成されているので求心力ある容姿をしているのは間違いない。

魔法がドッペル(=自己肯定感の低い人間が持つ魔法)、影になった奴隷の傍で座り込み呆然?とするシーンがある、などイオは意外と性格が良いやつという噂が管理人の中ではある。

 

ケジマン

うざい案内人。トリックスターになり、空を泳ぐ。(13巻)

14巻を読み飛ばす原因になったのはこいつの存在が大きいという人はおおいのでは。

 

アリスC

シャベル系文学少女。王に気に入られた他称「お姫さま」。臨海学校の洞窟探検で縫とともにパラノへ。

美少女で自分の容姿は嫌いじゃなかったけど魔法はフィリア。いじめられており(原因は不明?)、縫もいじめに参加していたと思われる。アリスに手紙を渡したのも縫?

  

伊藤 縫

アリスを洞窟探検に誘った人形遣い。(トリックスター)アリスと共にパラノへ。

自分の容姿が嫌いな少女。シホルルートのバッドエンド的存在。つまりシホルにはまだ救いがある。

 

ヒルとウグイス

バンドマンとその彼女。海で浜辺を歩いているときにパラノへ。

ウグイスは王に捕らえられ、アヒルはそれを取り戻すために暗躍していた。アヒルの魔法はアリスと同じくフィリア。自己陶酔的な面が描かれていたが、ナルシィではなく意外に思った。

 

10歳の子供。友達と旅行に行こうとしているところで車ごとパラノへ。

自分のことを非常に頭がいいと思っている。それがパラノイア(妄想)なのか事実なのかは分からないが、同行者が全滅する中で生き残り、パラノで王になれたことから割とスマートな印象。

  

現実を把握し、努力を欠かさない、頭のよい少年っぷりはペンギンハイウェイの主人公っぽい。彼が闇落ちすると王になるのかも。(笑) 

herumo.hatenablog.com

 

 

副題パラノマニアの語源とは

おそらく元になったのはparanoiaとmaniaだと思います。精神病の一種で、妄想と狂気。改めて考えると他界パラノにぴったり。

paranoia

偏執病(へんしゅうびょう、偏執症)、パラノイア(英: paranoia)は、 不安や恐怖の影響を強く受けており、他人が常に自分を批判しているという妄想を抱くものを指す[1]。妄想性パーソナリティ障害の一種。

自らを特殊な人間であると信じたり(誇大性)、隣人に攻撃を受けている、などといった異常な妄想に囚われるが、強い妄想を抱いている、という点以外では人格や職業能力面において常人と変わらない点が特徴。

原因は主に、薬物の過剰摂取・過度のストレスなどが挙げられる。

wikipediaより

 

mania

マニアの語源はギリシャ語で狂気(madness)のことであり、自身の趣味の対象において、周囲の目をも気にしないようなところもある事から、「〜狂(きょう)」と訳され、ほぼ同義のものとされる。

・・・(中略)・・・

精神病疾患としてのマニア
英語でマニア(Mania:正確な発音は「メイニア」)とは、熱狂、熱狂の対象あるいは精神疾患の1つである双極性障害(旧称:躁うつ病)の「躁もしくは躁状態」を意味する言葉であり、日本語で言うところのマニアに該当する言葉にはマニアック(Maniac)のほか、エンスージアスト(Enthusiast。エンスーと略して使用される)などが挙げられる。

wikipediaより

 

 

トリックスター化に見る各自の理性の強さランキング

夢魔を倒せばイド(衝動・欲求)が手に入る一方、イドとエゴ(理性)のギャップが大きくなるとトリックスターになってしまいます。

じゃー敵を倒しながらもトリックスターにならなかった人がメンタル強者なのでは?ということで適当にランキング。

 

6位 シホル

詳細は分からないが、トリックスター(暫定)化。

理性が弱いというか欲求が強すぎたか。継母はスティージョブズのような人の心が分からない系サイコパスでなければなぁ。

 

5位 ハルヒロ(リーダーでないとき)

アリスCがいなければトリックスター化していたかも。それでなくてもパーティメンバーを忘れかけるという暴挙。一人だったから仕方ないかもしれないが。

 

4位 クザク

序盤は敵をぶったぎるもトリックスター化せず。イオと行動しているときに闇落ちしかけるもハルヒロの助けにより自我を取り戻す信頼と強さを見せた。

 

3位 セトラ、メリィ

それぞれ夢魔を倒すもトリックスター化の片鱗も見せなかった。セトラはエンバが倒したぶんをカウント。3位より上は強メンタルといっていいだろう。メリィは正直よく分からないが。

 

2位 キイチ

抱っこできるくらいだったのが虎レベルになるくらいまで成長したのはナルシィの影響と思われる。クザクとは比べ物にならないほどの強メンタル(笑)正直1位でもよさそう。

 

1位 ハルヒロ(リーダー)

夢魔と戦った描写がほぼなく(13巻ですこしある)、難しいが王の魔法に対抗できたのでこの位置。リーダーになったときバフがかかるのはさすが主人公。

 

 

アニメ再放送

感想のほうにも書きましたが、アニメの再放送が2019年1月からあり、ツイッターでも少し盛り上がってきました。

 

 

これめっちゃ分かる。

 

 そんなん見れないよ!って人には動画配信サイトでみるという手もありです。

herumo.hatenablog.com

 

 

特典

いつも思うのですが、オーバーラップ文庫は書籍購入特典に力を入れています。

自分で選んでいるんですが、電子書籍派って報われないです。いやでも時々還元セール使うしな。

 

オーバーラップ広報室 【特典情報】『 灰と幻想のグリムガル level.14 パラノマニア [parano_mania]』

 

特典とは違いますが、アニメ再放送にあわせてドラマCDが販売される模様。ほしい。

 

 

  

14巻の感想はこちらです。

herumo.hatenablog.com
herumo.hatenablog.com

 

 

ファッションビギナー向けの記事もいくらかありますのでよければどうぞ。

herumo.hatenablog.com