アニメ「ダーウィンズゲーム」2話 感想 私の炎は4000度!骨まで残さず焼き尽くす!!かわいいけど35秒で死ぬ【ネタバレあり】
こんばんは、へるもです。
私の炎は4000度!骨まで残さず焼き尽くす!!
アニメ「ダーウィンズゲーム」 2話より
ダーウィンズゲームがアニメ化されると知って以来、楽しみにしていたシーンなのですが、2話で消化されてしまいました。
その登場時間はなんと35秒。短いようではありますが、意外と尺をもらえたほうかもしれません。
いきなりなんのこっちゃ、と思った方は申し訳ありません。
実はこの子は割りと原作でも愛されているキャラなんです。原作ファンとしてはやはりテンションがあがってしまいます。
もちろん原作ではもっといい扱いというわけではまったくないのですが、死亡したあともバンダくんと共にあとがきでちょいちょい出てくるんですよね。
ダーウィンズゲームって何故か萌えたり感情移入したりがまったくできないのですが、早々に退場してしまった彼女たちには親近感を持ってしまいます。ぽんこつカワイイ。
墜落死するときの血の演出が凝っていてとても良かったですね。
イヌカイ vs. カナメの部分は別の意味で緊張感を覚えてしまいましたが、要所要所をしめてくれているので安っぽさをあまり感じません。
シュカとカナメが初々しい
演出が良かったといえば冒頭のシーンが良かったですよね。
アニメ「ダーウィンズゲーム」 2話より
大胆なシュカといえども不意に目があってしまって頬を染める、、、
あまーい!
なんて初々しいんだ。ちょっとアホ面なところも含めて凄くよいですね。
あと、演出の仕事なのか構成の仕事なのか分かりませんが、Dゲームの説明を音声で行いながら、絵は二人のデートっていうのが少し面白かったです。
重要だけど読者にとっては美味しくない部分にシュカをぶっこんでくることでルール説明の冗長さを感じずに見れますし、さらに止め絵に飽きてきたと思ったらシュカが生着替えし始めてて、またもや飽きずに見れてしまいます。
いやー鮮やか!
・イベントは渋谷
・ダーウィンズゲームのルール
・渋谷であった12人殺し
・エイスという悪者の設定
・クランは多い
・シュカが闘う理由
・シュカとカナメの関係性
・シュカの性格
この短い間にこんなに多くの情報が入っているのは凄い。
12話構成があたり前になって情報のまとめ方がうまくなっているという話は聞きますが、このレベルはなかなかないです。
シュカの理由
2話で一番重要だったのはシュカが闘う理由にフォーカスするよ、ということが提示されたことだと思います。
ヒロインが闘う理由というのは題材としては普通なのですが、意外や意外に原作では特にタッチされていません。
たとえば、闘う理由を聞かれて顔を一瞬曇らせる姿や、解析屋と繋がって情報を集めている様子は原作では見られなかったものです。
インタビューを見ているとアニメのダーウィンズゲームは原作と少し違うお話になってもおかしくないので、補完や新解釈に期待してしまいます。
シュカがいきなりカナメヘの好感度がMAXになったところも今のところ謎なので、アニメでは描かれたらいいな。
少年漫画やラノベの系譜として読みとくと、そこに理由はまったく必要ないのですが(笑)、やっぱりヒロインにもヒロインのストーリーがあると嬉しいです。
新キャラたち
いっぱい新キャラが出てきましたが、イヌカイと解析屋が厚めに描写されていましたね。
イヌカイはチンピラ(バカ)感が出ていて良かったのですが、シュカかっけーって部分の印象が強いです。(笑)
「次にやるときまで生きてろよ」とか次の登場シーンは死体になっているキャラが言いそうな言葉ですが、どうなることやら。
解析屋はおもろい声していますよね。解析している情報・博士タイプなのでもっと冷たい感じの声かと思っていたのですが、思った以上にロリロリしい。
彼女の見せ場はこの先なので楽しみです。
エンディングかっけぇー
アニメ「ダーウィンズゲーム」 2話より
このエンディングは凄い良いですよね。
路地裏やスラムの空気。
デジタルに対する根源的な忌避。
無機質な敵意。
ダーウィンズゲームという漫画は俺Tuee的な単純な漫画だなと思っていますが、一方で重層的な不気味さを感じることもあります。このエンディングはそれをうまく掬い取って表現しているな、と。
シギルを使うと目の色が変わる設定は凄くかっこよいですよね。