【読書記録】苦労は買ってでもしろは別に間違っていない【20代にしておきたい17のこと】
こんばんは、へるもです。
20代のころ、今やるべきことって何なのだろう、と思っていました。
30代に入った今、やっててよかったこと、やっとけばよかったことを振り返りたいな、と思います。
20代のころやったこと
あたまでっかち人間だったので、とりあえず読んだのはこちらの本です。
どちらもいろんな人にインタビューしてまとめたとのこと。
友達を探す、恋をする、メンターを探す。
情熱的に、わくわくすることをしよう。
こういう本を読んで思うのはやっぱり行動力と、行動の多様性が大事ということです。
ずっと仕事をしているだけでも、ずっと趣味やプライベートに時間を割くだけでもだめ。
がんばってよかったこと
・仕事/勉強
・自分の苦手要素にチャレンジ
・誘われたらできるだけ顔を出す
がんばっていればよかったこと
・自分磨き(外面)
・恋愛
・旅行
仕事/勉強(頑張ってよかったこと)
60代に聞く頑張ったらよかったことランキング上位によくあがってくる”勉強”に関しては比較的頑張れたかなと思っています。
高校から続く受験勉強にまい進し、そこそこの大学、そこそこの企業に就職し、職場でも別に使えないやつ扱いはされません。
就職活動にリーマンショックが直撃してしまいましたが、ES提出10社強くらいで第一希望の会社に入ることができました。
キャリアプラン浮かべるのは大事だと思った
幸運という要素が非常に大きかったのは自覚するところではあります。
ただ、管理人は明確なキャリアプランをずっと頭に思い浮かべていたのが大きかったなと思います。
キャリアプランという言葉を使ってしまいましたが、単に「営業職なんて嫌だし物理数学も分からないし機械にもITにも興味がないので、高給を得るためには化学の研究職しかない」そんな思い込みめいた消去法です。
ただ、勉強してきたのだから高給取りになりたい(目的)、科学者になる(手段)がはっきりしていたのでそれに注力することができました。
これが私の強みになり、厳しい戦いを潜り抜けることができたのではないかと思います。
具体的には?
理系大学院生としてハードワーク
キャリア+英語力を積むための大学短期留学(4ヶ月)
学校の勉強は無駄だ、という議論がよく行われますが、私はそうは思いませんでした。
ググれば出てくるって言っても、そもそも知識がない人がググるのと、知識がある人がググるのであれば後者のほうが圧倒的に深くて早い。
ぐぐれば出てくることをわざわざ学ぶ必要はないという論調が散見されますが、世の中は他人より優れていないとお金が稼げない世界になってきています。
知識を得て、グーグル先生だったり本だったりを使って深くて早い行動をしないと勝ち残れない。
そう思わない人があまりいないのが不思議でなりません。
というか勉強していない間は何をしているんだろう。
好きなことをしてお金を稼げるのならそれに越したことはないですが、そんなに甘くないでしょう。。。
若干脱線しますが、TOEIC450点からの留学でそこそこ喋れるようになったので英語圏への短期留学はお勧めです。
苦手克服(頑張ってよかったこと)
具体的には服のセンスをなんとかしたり、コミュ障改善です。
服に関して
大学くらいまではなんて格好をしていたのだろうと思います。
中身重視(笑)でなんとかなるとおもっていのですが、世の中そんなに甘くないですよね。
自分のセンスのなさを完全に認める勇気が出なくて、自分にそう言い聞かせていたのだろうと思います。
今もセンスがいいとははっきり言っていえません。
でも、”凄い格好しているね”といわれていた昔に比べて、最近はちょいちょい褒められるようになったりもしてきたので良い方向に進めるようになってよかったなと思います。
これに関しては具体的には特定の服屋と仲良くなっていろいろアドバイスをもらったり、これまでは選ばなかったものをセールで買ってみて試してみたり、って感じです。
私が頑張っていた時期は情報源は人か雑誌しかなくて、服関係のブログがある現在がうらやましいです。
特に試着は大事。
見た感じ別になーと思っていた服でも着てみると意外といいなと思うこともあり、実践って重要だなと思いました。
そうやっているとこれまで何の興味もなかった形の服もいいんじゃないかと思えてくる不思議です。
コミュ障改善
特にあまり知らない人とサシ飲みというのが苦痛でした。
こちらに関しては頑張ってそういった飲み会に参加するようにしました。
今も若干の抵抗がありつつも、特に問題なく切り抜けられます。
こちらもたとえばデートに行ったあと、2回目、3回目も割りと誘ったら来てもらえるので対人能力は普通レベルはあるはず、と勝手に思っています。
ひとつ分かったのは美人相手だとまったくうまく話せないことです。(笑)
顔を出す(頑張ってよかったこと)
管理人は嫌なことには触れたくない人なので、飲み会や旅行に誘われてもめんどくさそうなら参加しないようにしていました。
ただ、あるとき思い直して参加するようにしたら、とっつきにくいと思っていた人が意外と仲良く話すことができたり、いろんな情報が入ってきたり、数多くのメリットがありました。
世の中の人はなぜあんなに飲み会をありがたがるのだろうと思っていたのですが、得られる利益は思いのほか大きく、驚きました。
自分磨き(頑張ればよかったこと)
さて、ここからは頑張ればよかったことです。
上のほうで頑張ってよかったことに入れたのが服、ですが、これはもっとがんばれたな、と。
たとえば頑張る範囲も2万円以上はださない、とか、メガネはかえたくない、とかあったのですが、この枠は私には不要でした。
やっぱりどこかで自分にブレーキをかけていて、「このブレーキはかけている、だからここは攻めることができる」という中途半端な状態だったと思います。
私服を見せる相手なんて若いうちしかいないんだから、若いうちから頑張っておけばなーと。
恋愛(頑張ればよかったこと)
書くの恥ずかしいですね。
もっと書くのが恥ずかしいことをいうと、「愛ってなんだろう」って思ってなかなか恋愛に踏み出せない自分がいました。
特に服やらコミュ障を自分なりに普通レベルにもっていって、20代後半からは出会いを意識して行動していました。
が、何をするにしても「仮に意図せず子供ができてしまったとして将来を添い遂げることができるのか」「付き合ったり結婚したりすることを考えられないからあまりにデートの回数を引き伸ばすのが悪い」みたいな思考が出て来てしまってしまうんですよね。
そうなると、2、3回デートいった後はそれで終わり、ってケースばかりでした。
後者に関してはきちんと相手と話せば住む問題なんですけどね。
そして数ヶ月で分かれるカップルを見ていると自分もとりあえず付き合ったみたらよかったのでは?と思うこともあります。
それができなかった自分がいます。
旅行(頑張ればよかったこと)
私の場合は旅行ですが、仕事以外の時間をもっと楽しい時間に使えばよかったなと思います。
そこそこは遊びに行っていたのですが、土日は掃除洗濯で終わり、みたいな週末も多く、何をしていたのだろう、と。
愚痴を聞くのが嫌いな人間なので、愚痴を吐くのも嫌で、愚痴を吐いてしまわないために人との接触を断っていた→一人遊びに限界を迎えて土日は家で過ごしていた、というのが実際のところです。
が、そういった話を聞いてもらえる、あるいは愚痴を言い合って発散できるような友達を関係を築き、もっと土日は外に出るべきだったなと思います。
特に今の部署は休暇を自由にとる人があまりおらず、休みにくいんですよね、、、
前の職場はいつでも休める感じで、それが普通に続くとおもって油断していました。
まとめ;苦労は買ってでもしろ
ちょっと前から苦労は買ってでもしろ、という言葉はそれを吐く人が都合よく他人を使うためのものだ、という意見が散見されます。
上がらない賃金、モラルハザードを起こした経営者、シルバーデモクラシーなどの事象を見ていると、うなずける部分は多いです。
20代の頃は確かになーと思っていました。
ただ、上で書いたやってよかったこと、やればよかったことを全部実施するには絶対に苦労は必要です。
ここでいう苦労とは努力という言葉に似ていて、それが自身の+に繋がるのであれば苦労は買ってでもするべきだな、と30代になって思いました。
なんか読書感想とは少しずれましたが、生きるって大変だなと思った2冊でした。