本「ETFはこの7本を買いなさい」感想 投資に興味があるけどよくわからないという人に 読書記録
こんばんは。
この4月くらいから米国株への投資を始めました。
コロナで下がったのでチャンスかなと。
数日前の暴落でずいぶんと利幅は減りましたが、それでもETFは今のところちゃんと利益が出ています。
ETFを買ったきっかけとなった本が「ETFはこの7本を買いなさい」です。
以下、ネタバレ注意?(笑)
私は結構疑り深く、はめられるのを嫌うので、こういった本は避けがちでした。今回これをかったのは本当にたまたまでです。ブックオフで見つけた+ステイホームで暇だったからです。
これが意外とよかったです。
よかったポイントは下記ですね。
①著者はモーニングスターの社長であり、ちゃんとした出自感がある
②網羅性がある
③買うべき具体的な銘柄と理由が書いてある
④買うべき理由をデータで示している
⑤誇張している感じ、それにより利益を誘導している感じが見受けられない
⑥2017年に発売されたもの
①著者はモーニングスターの社長であり、ちゃんとした出自感がある
⑤誇張している感じ、それにより利益を誘導している感じが見受けられない
モーニングスターって聞いて事がなくて、うさんくさいなぁと思っていたのですが、後から調べてみると結構ちゃんとした情報サイトでした。
なんというかwikipediaみたいな感じ。深い情報をしるには足らないけど、ざっくり知るには適しているという感じでしょうか。
株業界は著者がよく知らない個人投資家だったり、証券マンだったりで、誰これって感じですし、たまたま成功した人を紹介されてもと思います。
その点、見やすいサイトを設計した会社の社長ならポイントの押さえているんだろうなという(比較的)信頼感を持ってよむことができました。
加えて、ぜひ自社サイトで購入してください!って感じでないのもよかった。何しろこの会社は販売していません。
ETFを検索する人が増えることでアクセス数がアップする狙いはあるのでしょうが、そのためには読者にとっていい情報を揃える必要があり、win-winの関係を築けます。
②網羅性がある
③買うべき具体的な銘柄と理由が書いてある
④買うべき理由をデータで示している
私はざっくりと広く知りたい派です。儲かるからこれを買えといわれても信用することはできません。
その点、この本は比較的多くのことが具体的な情報と共に書かれているのがよかったです。
この本はインデックスETFの購入を勧めているのですが、その理由はその商品の特性(手数料の低さ、値動き)だけが書かれているのではありません。
米国でどのような扱いを受けつつあるのか、なぜそうなったのか、という歴史的な経緯にまで触れられているのがよかったです。
世の中にはたまたま”今”よいものはあると思うのですが、それが続くとは限りません。それを自分の中で解釈するにはやはり過去の情報が必要だと思います。
⑥2017年に発売されたもの
ちょっと古いけど、古すぎない感じがよいですね。
なぜなら書いていることがあっているのか答えあわせができるからです。
現状の私の感想は、おおむね書いていることどおりにことがすすんでいる、です。
この本は基礎的なことしか書かれていないので、当たり間えっちゃ当たり前なのですが、それでもこの本を信じてとりあえずはじめてみようと思えました。
タイトルにも使いましたが、この本は投資に興味があるけどよく分からないという人におすすめの一冊です。
株式だけでなく、債券やポートフォリオの具体的な例を挙げ、自分の資金ならどうしたよいかも書かれているからです。
中古市場でも1000円弱で購入できますし。
とりあえずこの一冊だけ買ってみてはじめるというにも十分のように思います。
youtubeとかも凄くよいのですが、たくさんありますし、どうしてもそのときの流行に乗っかったものの情報も多く、バイアスがかかっています。
この本を一冊読んで、youtubeでひたすら情報収集というのがコスパがいいです。