漫画「SPYxFAMILY」感想 王道だけど予想を超えてくる 「ネタバレあり」
こんばんは、スパイファミリー5巻の感想です。
ねたばれ注意!
スパイファミリー5巻より
mission 24
ぼろぼろの手を隠すように帰ってきてすさんだ顔を見せるヨル、、、これは暗殺関係の仕事ですさんでしまったのか、、、
なんて思うわけあるかい!
ヨルさんが不器用なのは描かれていたのでメシまずいネタだとすぐにわかりました。そしてやはり来るメシまず描写。こういうお約束をはずさないのが本作品のいいところ。
今日びまずくて気絶なんてベタなことをする漫画ってないですし、くるぞくるぞくるぞキターって感じで笑ってしまいました。
弟君は吐きながら食べてるのが斬新でした。シスコン+料理まずいコンボってこんな感じになるんですね。
ラストは美味しい料理ができてフォージャー家がにっこり。こういうところもはずさなくてよい。絆って大事。
気になるのは、このヨルさんのすさんだ姿がシリアスシーンに使われることがくるんだろうな、というところでしょうか。今回は前ふりみたいなものだったというか。
人死にが出ることはないでしょうけど、ギャグで片付くのか、シリアス展開になるのか。どきどきです。
mission 25
学校パート。
珍しく”じなん”にフォーカスした話。いつも出てくるけど、彼の心情がかかれたことってあったかな。
執事とおもわれるジーブスのうそに気づきながらも何もいわずに決意を新たにするのかっこよくね??
これまであんまり何も思っていませんでしたが、すごく好印象な話でした。
mission 26
月に一回くるというと新月な気がしますが、エクリプスだと日蝕とか月蝕とかだったはず。アーニャが勘違いしているのかな?
いずれにせよ重大そうな設定出てきましたね。
よるさんの部屋着えぇなぁ。シスコンになっちゃうのは必然だぜ。ね(ハート)
というのは冗談として、弟君は結構努力家だったんだね。アーニャ回と見せかけて弟回なのかも。
勉強科目を間違えるアーニャ。「星をかけて!!」すごい勢いからの爆死かと思いきやここで終わりだったとは。
mission 27
フォージャーさんがテストを改ざんするために侵入、、、
みどころはそっちじゃなくて”じなん”とアーニャでした。じなん、えらい!よくやった。ちょっとうれしくなりました。
スパイファミリー5巻より
そしてアーニャがよかったですね。なんだかんだで赤点回避です。フォージャーさんの心を読んでフフンってするところが可愛かった。なんとなく大人びていて成長を感じさせます。
mission 28
会社がのっとられたと思ったら、協力的な買収だったジョージくん、、、気の毒やでぇ。
くれよんしんちゃんで風間君が同じことをしでかしていたのを思い出しました。この漫画はやるときは徹底的ですね。救いがない。
まぁスパイを雇って陥れようとしていたので自業自得かなぁ。
心が痛いけどみんなから冷たい目で見られているのは少し笑いました。彼はちょっと調子に乗りすぎました。笑
そして、じなんは結構気を使ってあげていましたね。ジョージくん文房具をあげたり。
mission 29
アーニャの職場体験。
スパイファミリーってほんわか家族漫画かと思いきや、本職パートではしっかりと裏家業しているのが面白いところですよね。
戦後の軍人のケアなど、語られている内容が思いのほかまじめで背筋がピリッと伸びるようなそんな印象を抱いてしまいます。
だからこそ、ギャグパートが輝いていて、スーパー弁明術で笑ってしまいました。
あと、ヨルさんから漂うサイコパス感。ちょっと怖い。アーニャもグロ体制が高くてびびる、、そんな血のにおいも本作の魅力でもありますが。
mission 30
冷たい女性スパイは、、、
すき、すぅきぃーー(ハート)(ハート)(ハート)
スパイファミリー5巻
いやーこの外さなさ凄いよいですね。フォージャーのことを憎からず思っているという展開は予想していたのですが、こんなにおおゴマを使うとは(笑)
王道をいって、予想を超えてくるのが凄い楽しいです。
だんこきょひ!!だったり、言葉のチョイスがよいですね。
フォージャーさんはスパイとしての態度はとりながらも、この環境に安らぎを覚えているようです。えぇ話やなぁ。
さて、どうなるのか。楽しみになってきた5巻でした。