プログラミング未経験だとpythonの学習がなかなか定着しなかったけどskillupAIとudemyがよかった。【研究者・技術者・データサイエンティスト向け】
こんばんは、へるもです。
実はこのブログは当初はpytoneの勉強記録みたいなのを残そうと思って作った側面もあり、最初の記事はpythonについてでした。ただ、続かない、、、
やってみて改めて実感したのですが、プログラミング未経験の管理人にとってpythonを学習するというのは「新たな言語を覚える」ということに近いです。語彙を勉強して、文法を覚えて、使用シーンを想定して文章を作って、応用できるようにして、、、多くのステップを踏まないといけません。
この2年間は勉強して諦めて、の繰り返しでした。
最近はやっとpythonが身についてきたと思います。プログラミング経験0の研究者の管理人がpythonの勉強方法についてつらつら書きたいと思います。
まだ使いこなせているわけではないので、こんな勉強方法を試した人がいるんだな、と気軽に読んでもらえれば幸いです。
やっと軌道にのった
いろいろと試す中で一番身に付いた、と感じたのはskillupAIという会社の入門講座でした。1時間くらいの動画が8個あり、基礎→numpy→pandas→matplotlilb→、というように、最低限必要な内容を少しずつ勉強していく内容になっています。
私が見たときはコロナ関係で4/30まで無料だったので、それで勉強しました。
ついにDay 8までやり終えた~!
— はやなり🐻 (@hxmKuma) March 28, 2020
Pythonの基本文法から、NumPy, Pandas, Matplotlib, Seabornといったライブラリの使い方、titanicをもとにした前処理・モデル構築の方法まで網羅的に説明してくれる講義!#python
JDLA期間限定 機械学習のためのPython入門講座 - skillupaihttps://t.co/kpYPCi3fTB
よかった点①実際にモデルを使いながら手を動かす学習になっている
モチベーションという意味で一番よかったのはここです。
この学習動画ではタイタニック号の乗客の生死を分けたのは何か調べる、という最終的なoutputが明確でした。いわゆる多変量解析をpythonを使って行います。基礎文法であったとしても、勉強している内容が何の役に立つのかが想像しやすかったです。
加えて、自分でやりたいことに近かったのがよかったですね。これが終わればあんなことができる、こんなことができるという「自分にとってちょっとよい未来」を思い浮かべることができるのは勉強のインセンティブになりました。
ほかの動画で意外と多いのは、基礎構文を書いてこれはこういう意味で、というものをひたすら連ねていくものです。それを使って自分がどのように使うのかという場面を想像することが難しく、私は苦痛でした。
よかった点②講師がいい人っぽい
これは自分でも意外な点でした(笑)講師がすごく”いい人”っぽいんですよね。職場でも部活でも聞いたらにこやかに教えてくれる先輩っているじゃないですか。あんな感じです。
私は動画学習だけだったので講師の方とコミュニケーションをとる機会はありませんでした。その状況で講師の態度で勉強するしないを決めるなんて馬鹿なのか?と思う人がいたら全力で同意する(した)部分です。
ただ、無機質にカメラに喋りかけているようなものだったり、イラついているように見えたりしているものだと、なんか学習意欲がしぼんでいくのが分かりました。TOEIC対策の動画なのですが、こんな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=pmeV-dDoioc
やっぱり新しい知識に触れるというのは本能的に不安なことなのでしょうね。そんななかを突き進むにあたっては頼りにできると思わせてくれる講師だと、余計な心配をしなくてもよいというのは無視できないメリットなのかもしれません。
個人的にはvtuberとか、どこかでやとった美女あたりが講師になればもっと普及するのでは?と思います。(笑)動画学習なら台本をよめばいいだけですしね。
コスパはいいのか
費用は3~4万円のようです。金額的には何とかなるレベルですが、ちょっと高いです。
ただ、英会話学習でも例えばベルリッツだと3000~6000円/40分とかです。先ほど紹介した講座だと総学習時間が8時間くらいなので、学習時間に対する価格という意味ではそんなもんじゃないかなと思います。
だらだら勉強しないまま機会損失を増やすよりは動いてしまったほうがよいですし。
udemyもよい
ほかの選択肢だとudemyとかもありますね。
一日で習得とありますが、これも8時間くらいです。初心者がやるともっと時間がかかります。
こちらは基礎文法を勉強していく色合いが強く、少し我慢が必要でした。しかし、pythonを使うための環境構築の講義もあり、基礎的な部分を押さえているのでこれはこれで全然よいと思います。
実際、評価も高いです。
udemy公式サイトより
これだと1万円くらいでぐっとコスパがよくなります。
skillupAIの講座をお勧めする内容を書いておいてあれですが、第一歩はこれがよいのだろうな、と書いてて思いました。これで続かなかったらskillupAIのほうを選べばよいです。
udemyとskillupAIの講座で被る部分はたくさんありますが、そこは心配後無用です。一回やっただけで覚えるなんて不可能です。(笑)私はudemy→progate(後述)→skillupAIと勉強していきましたが、skillupAIはいい感じの復習になりました。
progateや本は?
正直、こちらについてはお勧めできません。
特にprogateの課題はお店の注文システムを作ろうというものでした。データサイエンティストを育成するという視点はまったくありません。
本もいくつか試してみたのですが、こちらも微妙でした。やっぱり自分で読む、より誰かに説明してもらう、というほうがエネルギーを使いません。より多くのエネルギーが必要な本媒体の勉強だと、詰まったときにあきらめる可能性が高いように思います。
現状
おぼろげながらに見えてきたので、ぐぐりながら少しずつ試しています。
とりあえず回帰分析はできるようになってきたというところです。
MI(マテリアルインフォマティクス)ではよい物性を出すための組成予測が肝になってきます。そこらへんがまだできていないので、今後調べていきたいです。