休日はいつも混んでいるから平日に行こうと思っていたMuji Diner(無印食堂)は平日も混んでいた
こんばんは、へるもです。
昔から行ってみたかった銀座無印の食堂に行ってみました。muji dinerってムジダイナーと読むらしいです。
おっしゃれー!
いざ入店
平日の1130で22組待ち、、、すげえ。11時openのはずなのにもうこんなに混んでいます。平日なら待たずにすむかなという淡い期待は一瞬で砕かれました。
この時はユニクロにも行きたかったので、時間をあけたらもうちょっと空くであろうという皮算用の元、先に買い物に行きました。
しかし、1330に戻ってくると、まさかの32組待ち!まじかー。もはや気長に待つしかないと悟り、とりあえず待つことに。
予約システムは割りと機械的
予約システムは面白くて、携帯電話番号を入れると予約番号が発券されるというもの。近づいたら連絡をくれるんでしょうね。待っている間に買い物もできますし、合理的です。
私の時は5番前になったら電話がかかってきました。
よく出ているメニュー
店内で座っていて目立つのはやはり魚。
このショーケースから魚をとってめっちゃ捌いてました。こんなん魚食べたくなるわ(笑)メニューを見てみると一番最初に焼き魚定食がありますし、1番の推しなのでしょう。
実際、焼き魚定食、日替わり、サラダあたりがよく出ているように見えました。魚はまるまる一尾使っているように見えます。銀座で850円でこれって凄くね?銀座は割と普通に1000円くらい超えるイメージがありました。
客層客
層は9割が女性です。
客層を反映してか店員さんは若い爽やかイケメンがたくさん。そういえば、女性が食レポしている漫画を見るとかなりの確率で店員に言及されますよね。たまたまかもしれませんが(笑)
あと、お酒を嗜んでいる人もちょいちょい見かけました。平日昼から酒なんてすごい優雅だ。セレブか、平日休みの方なのかな?
東京は夢がありますね。
そんな自分もお酒を頼みました。みなさんがワインを頼む中、焼酎を頼みます。見た目が氷の入った水なので、平日に酒を飲むときに襲われる謎の罪悪感は抱きませんでした。
トマトがうまい
30分くらい待って席に案内されました。
注文したのは鳥の甘酢あんかけがメインの日替わり定食と、サラダです。
サラダはいろいろありましたが、トマト、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎのごろごろ感が嬉しいです。
お気に入りはトマト。身は柔らかくずっしりと詰まっています。ディス イズ トマト。トマトってこんなに身が重いものだったかな?すごい食べ応えがあります。
それでいて皮は薄い。薄いけどちょうどいい存在感がある。ガブリと噛んだときにちゃんとぷつんと皮が切れる歯ごたえがしてから、ボリューミーなトマトの身を味わえます。
これはスライスしたらあかんやつや。大ぶりで正解です。
うーむうまいぞ。
トマト以外はローストされていました。この点で、印象に残ったのは玉ねぎです。
ロースト玉ねぎって柔らかいイメージだったのですが、こちらの玉ねぎはまさに食べるサラダ。
玉ねぎの辛さを飛ばす程度に火は入れてあるのですが、冷水で(?)しめてシャッキリとした歯ごたえがあります。
これってたぶん作るの難しいはず。絶妙な火加減とロースト時間時間でなければこのシャキシャキ感、みずみずしさ、食べやすさはバランスしません。
付け合わせ?のピーナッツもまた美味しい。程よい硬さとシンプルな味が野菜とドレッシングであふれていた味覚を整えてくれます。
カレーに福神漬け、サラダにピーナッツ。
いくら美味しくても野菜ばかりの中には変化がほしいもの。取り分けている人は少なかったですが、数個取ってみるのもオススメです。400円って高いな、と思っていたのですがこれはまた行きたい。
もちろん定食もおいしかったよ
唐揚げの甘酢あんかけは普通に美味しいです。ちょっと思ったのは甘酢あんの主張が強いのに、鶏肉の味をしっかり味わえたことです。鳥自体がいいのか、下ごしらえが絶妙なのか。
味が濃い目のメインに対して、きんぴらごぼうはさわやか系でした。こっちも味が濃かったらご飯足りない、と思ったのですが柑橘類の風味がしてまた美味しいです。
メインのこってりと副菜のさわやかさのバランスが良い。
ご飯は本当に少ないですね。女性の普通ってこんなんなのか、と驚きました。
飲みやすい焼酎
一緒に頼んでいた焼酎は黒とトジなんたら、です。これがどちらも飲みやすくて驚きました。焼酎なのにガツンと鼻にくる強すぎ感はありません。
トジなんたらなんて後味の甘さと軽さが相まってむしろ飲みやすい、とすら思ってしまいます。黒は比べると少し硬い、辛い印象を受けましたが、これも飲みやすかったです。
総評
全体のバランスが非常に高いお店でした。
神戸牛の店のように、目立つ一品で感動を与えようとするのではなく、四隅隅々まで配慮された食です。あれを取ってもこれを取っても、ちょっと嬉しい。その集積が満足に繋がるんですね。
無印良品が好きなためかバイアスがかかっているかもしれません。でも高い期待に応えてくれました。みんなそう感じているからこそのあの混みようなのでしょう。