【ネタバレあり】アニメ「うちのメイドがうざすぎる」感想 勢いがとまらない自衛官へのアツい風評被害 むしろ6話で増す
こんばんは、へるもです。
隠れたおすすめアニメ「うちのメイドがうざすぎる」を紹介します。
略して「うざメイド」。
キャッチコピーは「闘うヘンタイ家政婦 vs. ロシア系小学生のほっこりしない系?ホームコメディ」。
確かにホームコメディですが・・・味付けが強すぎるわ!
和製「サウンドオブミュージック」?
最初の15分はもっとホームコメディをするのかと思っていました。
母親をなくした少女と、長続きしない家政婦、そこに現れた一人の女性。
サウンドオブミュージックでは歌がキーワードでしたが、本作品ではアバンに登場する飛行機が示すとおり自衛官がメイドとして登場します。
強メンタル強フィジカルな元自衛官のつばめが、手段を選ばない少女を寛容な母性で包み込み、ついに心を開く、、、そんなありきたりな展開を予想しました。
1話前半部のささやかな違和感
ハローワークではやたらと強そうな脚をしていましたし、「白人美幼女の服をとっかえひっかえ着替えさせる求人」とか言っているし、そもそも電柱に登るなんて明らかにおかしい。
何か違和感があったといいうのは確かなのですが、お父さんも少しおかしいし、過剰なギャグ演出の範疇かと思っていました。
演出?作画と音楽が絶妙によい
あと、何気にここの廊下を走るワンカット作画が凄いですよね。他にも作画に関しては丁寧な仕事に目を見張るものがあります。カレーをあおぐときのうちわをもっている手とか。
音楽も使い方が絶妙だと思います。なんか耳に残る。
なんで話題になっていないんだ?
うちのメイドがうざすぎる 2話より
家政婦になったところでメイドの本性発覚
このメイド、ロリコンである。
家政婦になった→この家政婦おかしい人だわ・・・、になるのに時間はそんなにかかりません。
OPかEDの歌詞にありましたが、”スキが強すぎる”(笑)。
しんのすけとまる子とかみたいな生意気な子供キャラって昔からあまり好きではないのですが、同じ生意気キャラであるミーシャには同情すらしてしまいます。。
怒涛の攻勢です。
もーこんなシーンがあったとか、あんなシーンがあったとか書くだけではてなブログの禁則事項に触れそうなので詳しくは1話をご覧ください。
というか1話以降ならどれを見ても割とやばい。ミーシャは全力で抵抗します。
そして、ひたすらに攻め続けるメイド
メイドが家政婦として就職したあと、ミーシャが5分か10分くらいで白旗をあげるところが笑える。
その後も常にオーバーキル気味の展開が続きます。笑
こういうのって少なくとも1話くらいかけて、「いい話」を挟みつつ心を開くもんなのですが、押せ押せの力ずくで相手の反抗の意識を挫きます。
2話ではメイドが女児になりますましネットゲームでミーシャに近づいたり(最近そんな事件あったような)、山にさらったり。
もちろん抵抗はするんですが、メイドのスペックが高すぎますし硬軟あわせて攻めるメイドに、ミーシャもまんざらでもなくなっており懐柔され気味です。
これだけ読むと犯罪みたいですね(笑)
むしろホラー。
もちろんホームコメディしているよ
念のため書いておきますが、別にミーシャが犯罪者チックな人からぎりぎり難を逃れるホームアローンみたいな感じではありません。(笑)
彼女の安全は常に保証されています。たぶん。
人間不信+引きこもり気味だったミーシャがメイドとの交流を通して、学校に行き友達を作り自分なりの道をみつける、というのはホームコメディしていてよいですね。
その理由が「粘着されるくらいなら学校に行く」「セキュリティが万全の家に住む」というのもこの作品らしい。
メイドは基本的に善人なんでしょうね。
そしてボケが突っ込みに
うちのメイドがうざすぎる 6話より
メイド「二尉何をしているんですか?」
6話では強力すぎるキャラの投入に、まさかのメイドが突っ込む展開に。
作品としての危ない魅力
今の時代、この種の発言や行動をギャグとして捉えていいのかどうか、なんとなくハラハラします。
いや犯罪を助長するような場面はなく、ぜんぜん問題ないと思いますし、なんだかんだミーシャもよい方向にいっているのでトータルでプラスのはずなんです。
ただ、作品冒頭ではメイドの変態性が強く表現されていて、ぎりぎりでアウトな感じの表現が続きます(褒め言葉)。
少なくとも、映画「ペンギンハイウェイ」にすら噛み付いていたフェミニストが見たら卒倒すること間違いなしです。
何事もなく無事に放映終了できればいいなぁと思います。