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アニメ「ダーウィンズゲーム」1話 感想 結構凝ってるぞ!?クオリティに期待してなかったやつは腹筋な

こんばんは、へるもです。

 

地味に好きだったダーウィンズゲームがついにアニメ化しましたね。

1話の感想です。

 

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ダーウィンズゲーム 公式サイトより

 

 

原作のネタバレは極力避けますが、ストーリーの根幹に関わらない部分のネタバレはございますので注意してください。

 

 

振り返っての感想

期待値を上回ってきたぞ!って感じです。

(というかこんなにちゃんとしたアニメ化されるとは、、、驚きました)

タイトルにもつけたんですけど、「凝っている」随所に再構成して工夫したあとが見られます。

 

たとえばハマダ

原作には登場していないキャラで、だれそれ?って感じではありました。アニオリキャラなんてクソ改変の可能性が高いのでまじでーって若干見る気が付いた感があるのですが、見ているとすぐになるほどなーってなりました

 

「ヘルプコール5ポイントもすんのかよ、50万円じゃねえか!」

「キョウダか、あいつはおれより使い込んでいる!」

「判定勝負に持ち込まれてもヤバイ!」

「助けてくれそうな友達なんて、、、悪い要(主人公)!お前しか思いつかなかった!」 

このほかの一連のシーンも含めて、ダーウィンズゲームはこんなお話なんですよってことを分かりやすく説明してくれているんですね。

 

最初の5分でばーっとストーリーの軸が語られていました。

・アプリを使った能力バトル

・命を懸けたPvP

・現実の金銭に関わる →参加者のモチベが分かりやすい

・主人公は周りからなんか凄いやつって思われている

 

なんだこんなことかよ、と思うかもしれませんが、管理人は凄く気に入りました。

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ダーウィンズゲーム 1話より

ハマダくんのシギル(能力)かっこいいぜ、、、

 

ちょっと話が変わりますが、1話の醍醐味っていきなり世界観が変わってしまう緊張感やわけの分からなさだったと思うんですよね。

 

アプリをいじっていたら突然カウントがスタートしたり、怪しい着ぐるみがいたり、そして襲いかかってきたり。しかも、ライフラインたる警察や消防の恩恵は参加者には与えられません。

日常を生きていた高校生が”アプリ”というたった1つのファクターに関わってしまうことで唐突に価値観の変更を迫られる、というこの"非日常感"はフィクションにおける大きな楽しみの一つです。

 

で、話が戻ってハマダ君の存在についてなんですが、彼のおかげでカナメが何に巻き込まれているのか、というアウトラインがちゃんと分かるんですよね。

 

非日常感をブーストするという意味では、前情報なしでカナメが襲われる原作のような感じでもよいのですが、ばかばか情報が流れていくアニメーションでは視聴者が置いていかれている可能性も高いのではないかな、と。

ん?何が起こったの?よく分からんし続きは続きを見る気にならないなー、的な。

 

特にアニメは放映中という限られた時間の間に継続的に見てもらうことが重要だと思いますので、フィクションの非日常感を残しつつ、分かりやすさも重視したこの補足的改変は好きです。

そのほか、キョウダのシギルとかは後々強い意味を持ちそうですし、蝶々はかっこいいし、原作をうまく味付けして凝っているなーと思いました。

 

私の中ではダーウィンズゲームっていつか打ち切られるのでは?という恐怖を感じながら追ってきた漫画なので(読者投稿を呼びかけているけどおそらくなかったんだろうな、というあとがき漫画とか)、いっちゃ悪いですけど弱小漫画ってイメージがあったんですよね。

それがアニメ化するということで、正直こんなにクオリティ高いものが出てくるとは思わなかったよ。

土下座!土下座ぁ!!

 

 

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https://anime.eiga.com/news/110238/2/

インタビューを見ていると私の反応はもちろん想定内。むしろ予告ホームランでホームラン打たれた的な

”もうひとつのダーウィンズゲーム”って気になります。

こちらのインタビューは量もあり見ていて面白いのでファンの方は一度目を通してみては?

 

どこにも入らなかったので補足的ですが、メッセージが読めないスピードでとばされていきますね(笑)蛇足な説明を省き(動画とセリフに入れ込み)、テンポを重視する点は、なんとなく盾の勇者のアニメ化を思い出します。 herumo.hatenablog.com

 

 

戦闘シーンよかった

戦闘シーンのよさって感想を書きにくいのですが、1話の戦闘シーンは凄くよかったです。

 

ハマダ vs.バンダ君(消えるマスコット)、カナメ vs.シュカでは、動きがrichでした。加速度を感じる動きって言うのかな、ひゅぅ、、、ヒューーン!!みたいな(伝わらない)

一旦とまってタメがあって、それから爆発的に動きが出るというちょっとした変化の積み重ねのおかげで動きに迫力と快感があります。

シュカの高機動っぷりは書くの大変そうですけどよくぞここまで、というクオリティ。ここがしょぼいと無配の女王(笑)って感じですし。

 

にしてもこんなに頑張って大丈夫なのか?

見ているこちらとしては嬉しいですが、、、ハマダとバンダ君なんて友人Bとおっさんの戦いなので作画カロリー高めで大丈夫なのか、と不安になります。ちなみにバンダ君は主人公たちの教師という設定です。

 

カナメ vs. バンダ君のところはホラー映画のような質感がいい

初心者 vs. 初心者狩りという構図でカナメは圧倒的な被捕食者です。

しかも、首のとこから生身が見えていて、ちゃんとバンダ君=人間っていうのが分かるんですよね。人間 vs. モンスターじゃなくて、人間同士の殺し合いであることが分かります。

一歩一歩迫ってくる恐怖がでてたなーと。 

 

 

 

原作シーンと変わらないところ

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ダーウィンズゲーム 1話より

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https://anime.eiga.com/news/110238/2/ 

シュカの謎全面降伏からの全面服従

語りたいけど、現段階では語るまい、、、

 

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ダーウィンズゲーム 1話より

 私の炎は、、、!!

なんで真ん中にいるの(笑)

 

 

まとめ

期待以上の高クオリティでした。

原作を知っているのでまぁいいかなと思っていましたが、気になってきましたぜ。 

結構評判もよさげ