むしろファッション初心者にお勧めしたいMuji Labo 服も少しレビュー
Muji Labo(ムジラボ)をご存知でしょうか。
立ち寄りやすい量販店でベーシックな服を取り扱っているというのが無印良品というイメージかもしれませんが、その中でもトレンドをおさえた服がムジラボで取り扱っている服です。
GUやユニクロもいいですが、無印良品もメンズファッションビギナーにはお勧めです。
今回はムジラボとは何ぞや?ということを中心に、服のレビューもしたいと思います。
Muji Labo(ムジラボ)とは?
隙間がないほどにぎっしりと服が並んだクローゼットよりも、自分の生活に寄りそう、ほんとうに必要なものを数点だけ、ゆとりをもってしまっているクローゼットに豊かさを感じます。服は本来、たくさん持つ必要はないのかもしれません。飾り立てるファッションから距離を置いた、実験室。ここから、将来の無印良品のベーシックが生まれます。
「自分にとって良いものをシンプルに少しだけ」というのは無印良品のキャラクターそのものですね。そのコンセプトには共感できるというか、見たことないものを見せてくれるのではないかという期待をしてしまいます。
Muji Labo(ムジラボ)の特徴は?どこが買いやすいか
端的に言うと、少ない、攻めている、値段が高い(+毎月発表される)。
驚くのが数がかなり限られていることです。オンラインサイトでは「new」と「在庫なし」が併記されているという変なことになっています。
ラボというからには、売れないかもしれないことも織り込み済みの実験的商品なのでしょう。
地方民には辛いところですが、店舗には割りとある(それでも少ないですが)ので、気になる方は店員さんにきいてみるのがよいと思います。
店員さんの話だと、首都圏だと有楽町と池袋西武には比較的数がそろっているとのこと。時期によってはそれでも普通に色欠けサイズ欠けがあるようですが・・・
実際は高価格帯の拡充だがむしろ”ちょうど良い”
ムジラボの製品は、通常のラインとは異なる限定品で価格帯も少し上、普通に解釈したら高価格路線のひとつです。
ただ、じゃー単なる搾取戦略なの?というと、そういうわけでもなく、むしろファッション初心者に寄り添ってくれているのではないか?と感じます。
というのも、最大公約数的な商品が多い無印良品のイメージとは裏腹にデザインがかなり攻めたものになってます。こんなん作ってみたけどどやー?みたいな。
ここら辺はユニクロUとの大きな差別化ポイントになっていると感じます。というのも、ユニクロはトレンド感があっても素朴な形のものが多く、メリノウールとかブロックテックとか素材で攻めていることが多いです。
それに対して、Muji Laboは素材はそれほどそれほどです。ジャパンファブリックという固有名詞のものもありますし(デニムとか)、素材に興味がないわけではないのですが、だからこそ、デザイン性を強く押しているように感じています。
無印良品がこのような攻めたデザインの品を出している意味はとても大きい。無難な形でまとめるのに慣れてきたユーザーにとって、最初のハードルは「どんなものをどこで試せばいいかよく分からない」ことです。
駅ビルを宝探しのようにうろうろするのも楽しくはあるのですが、無印良品なら通常ラインでベーシックなものを試しつつ、それをあわせる上でMuji Laboのような特徴的なものもあわせることができるという便利設計になっています。
通常ラインのお勧めはこちらで少し紹介しています。よければご覧ください~
購入層は?
本当にそんな効果があるのかはよく分かりませんが、20~30代の男性の購入割合があがったとのことで、かなり強い求心力があるのは間違いありません。
悪目立ちするんじゃないかと思ってしまうのですが、皆からの人気があるというだけで少し安心できますよね(笑)
良品計画が展開する商品ライン「MUJI Labo」が2017年春夏シーズンに実施したリニューアル以降、好調な売り上げを記録している。2017年秋冬シーズンは前年比180%で推移。特に紳士服が前年比360%と飛躍的に伸びている。
「MUJI Labo」では2017年春夏シーズンに5年ぶりとなるリニューアルを実施。これが若年層の男性客を取り込むことにつながり、購買層は前年まで20〜30代の男性の構成比43%に対し、2017年では65%と大幅にアップした。
いいなと思った製品(MujiLabo2018)をレビューしていきたいと思います。
綿天竺クルーネック長袖Tシャツ
ドロップショルダー+腕丈も長いというトレンドであるビックシルエットを取り入れた長袖Tシャツです。
袖が長く手が隠れてしまうのでだらしないようにも見えますが、若干モックネックのようになっており、ストンと落ちてシワにならない感じキレイでバランスが取れています。
気に入っているのは腕の部分が太めに作られており、折り返してもまったくストレスがないところです。これからの時期は熱かったり寒かったりなので、7分丈のように着てもちょうど良いです。
注意したいのは少し透けやすい点です。ユニクロとかのベージュのシームレスカットオフインナーとかを中にきてやるといいと思います。
綿天竺ヘンリーネック長袖Tシャツ S~M・オフ白
クルーネックのものと似たデザインのようですが、ヘンリーネックになっているせいかこちらのほうがブカブカ感が少ない印象を受けます。
首元が特徴的なので上から羽織ったときにアクセントになりやすく、これもこれからの季節に使いやすいです。
綿高密度ノーカラーシャツ
普通のシャツに飽きてしまった人にはいいノーカラーシャツです。店員のお姉さんが一押しといっていました。
さりげないちょっと違う感が女性受けを誘ったのかもしれません。(笑)
おもしろいのがシャツに見せかけてポケットがついており、ジャケット風にきれるところです。前をあけてもキレイに見えるデザインです。
注意したいのは首周りのすっきりしたTシャツをきないと首元がはみ出たTシャツで悪目立ちする点です。
綿オックスフォードドロップショルダーシャツ
オックスフォードシャツというのは極めてベーシックなシャツなのですが、これはドロップショルダーに加え、形が長方形ではなく正方形に近いです。
ちょっと違うものを着てみたいという人にはMuji Laboがいいと最初に述べましたが、これはその代名詞的なシャツだと思います。
もー白シャツもっているわーという人ならネイビーやカーキなど使いやすい色が出ていますので、そちらを試してみても良いかもしれません。
ジャパンファブリックインディゴノーカラーシャツ
生地の美しさでは抜群です。ただ、生地の主張が中途半端でどうきればいいのか分かりませんでした・・・なんか病院着みたいだ
おすすめは?
個人的にはクルーネックTシャツが一番好きだなと思っています。この価格帯にこんな形のTシャツはなかなかないですし、なんだかんだで基本的な形から逸脱しすぎてはいないので、違和感も少ないです。
今後も新作発表されていくようなので、期待したいと思います。
そのほか、ファッション系の話題の記事はこちらです。よければどうぞ。
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