【土曜日の乗馬・馬術】先人の落馬シーンをみて自分が落馬するのを避けよう 障害編
茶道では他人の作法をみるだけで練習になるという言葉があります。(どんな言葉だったかは忘れた)
馬術でもそれは同じですね。
皆さんの落馬シーンをみて勉強させて貰いましょう。
落馬シーン 障害編
①急停止
0:17~
0:22~
障害の定番落馬シーンである急停止です。
急停止の原因は色々ありますが、大筋としては障害を飛ぶという勇気が馬に足りないケースが多いと思います。人間がバランスを崩して馬がとべない!と思ってしまったり、単純に勢いが足りなかったり、コースの選択が悪かったり。
一つ目は人間が前のめりすぎです。飛ぶのは人間ではなく馬なので、飛んでいるときは人間は馬の邪魔にならないように上に体を持っていくだけでよく、前に体をもっていく必要はありません。体を前に持っていくと、急停止してしまったときにそのまま流されて落ちてしまいますし、馬がバランスを崩して急停止を誘発してしまいます。
二つ目は人間が何もしてないがゆえに落ちました。姿勢から落ちるような不安定さ感じないので、もう少し太ももで挟んでいれば耐えることができたような。
※馬体への負荷を考慮する必要はありますが、馬の首に手をついてもよいのではと思ってしまいます。落ちるよりはいいような。だめなのかなぁ。
②タイミング崩れ
0:22~
あぶねぇ!
たぶん結構高い(100cm前後?)障害を飛んでいるので初心者でこんなことになるのはちょっと考えにくいですが、馬の跳躍に対して人間の障害姿勢が遅れてしまうことはよくあります。
自分はこれが一番多いです。落馬する!と思ったことはありませんが、コースで幾つかの障害を走っている最中にこうなってしまうと次の障害までに体勢を戻すのがしんどいです。馬のバランスが崩れたり、馬の不安感をあおってしまい、急停止を誘発してしまうような気がします。
③スピードの出すぎ
1:25~
これもあぶねぇ!
障害コースは飛べていますが、ヒートアップした馬の加速をとめることができず落ちています。動画を見る限りかなりの速度がでっぱなしですね。
障害をはじめて暴走されるというのは障害初心者あるあるですね。ある程度スピードを出す必要があるので馬を追い続けるとどんどん馬が軽くなり、ある所で乗り手が制御できる点を越えてしまうイメージがあります。
※冷静になってバランスバック(後ろへの重心移動)したらよいです。このとき、手綱を強めにとまるまで使うことが求められることがありますが、一方で両手を使って力いっぱい引いてしまうと逆に馬が引き返してきてさらに加速ということもありますので、両手を交互に使うなどの工夫が必要です。
以上、落馬シーンを紹介してきました。youtubeには色々な動画があるので気になることがあったら検索してみたらよいと思います。