アニメ「ダーウィンズゲーム」2話 感想 私の炎は4000度!骨まで残さず焼き尽くす!!かわいいけど35秒で死ぬ【ネタバレあり】
こんばんは、へるもです。
私の炎は4000度!骨まで残さず焼き尽くす!!
アニメ「ダーウィンズゲーム」 2話より
ダーウィンズゲームがアニメ化されると知って以来、楽しみにしていたシーンなのですが、2話で消化されてしまいました。
その登場時間はなんと35秒。短いようではありますが、意外と尺をもらえたほうかもしれません。
いきなりなんのこっちゃ、と思った方は申し訳ありません。
実はこの子は割りと原作でも愛されているキャラなんです。原作ファンとしてはやはりテンションがあがってしまいます。
もちろん原作ではもっといい扱いというわけではまったくないのですが、死亡したあともバンダくんと共にあとがきでちょいちょい出てくるんですよね。
ダーウィンズゲームって何故か萌えたり感情移入したりがまったくできないのですが、早々に退場してしまった彼女たちには親近感を持ってしまいます。ぽんこつカワイイ。
墜落死するときの血の演出が凝っていてとても良かったですね。
イヌカイ vs. カナメの部分は別の意味で緊張感を覚えてしまいましたが、要所要所をしめてくれているので安っぽさをあまり感じません。
シュカとカナメが初々しい
演出が良かったといえば冒頭のシーンが良かったですよね。
アニメ「ダーウィンズゲーム」 2話より
大胆なシュカといえども不意に目があってしまって頬を染める、、、
あまーい!
なんて初々しいんだ。ちょっとアホ面なところも含めて凄くよいですね。
あと、演出の仕事なのか構成の仕事なのか分かりませんが、Dゲームの説明を音声で行いながら、絵は二人のデートっていうのが少し面白かったです。
重要だけど読者にとっては美味しくない部分にシュカをぶっこんでくることでルール説明の冗長さを感じずに見れますし、さらに止め絵に飽きてきたと思ったらシュカが生着替えし始めてて、またもや飽きずに見れてしまいます。
いやー鮮やか!
・イベントは渋谷
・ダーウィンズゲームのルール
・渋谷であった12人殺し
・エイスという悪者の設定
・クランは多い
・シュカが闘う理由
・シュカとカナメの関係性
・シュカの性格
この短い間にこんなに多くの情報が入っているのは凄い。
12話構成があたり前になって情報のまとめ方がうまくなっているという話は聞きますが、このレベルはなかなかないです。
シュカの理由
2話で一番重要だったのはシュカが闘う理由にフォーカスするよ、ということが提示されたことだと思います。
ヒロインが闘う理由というのは題材としては普通なのですが、意外や意外に原作では特にタッチされていません。
たとえば、闘う理由を聞かれて顔を一瞬曇らせる姿や、解析屋と繋がって情報を集めている様子は原作では見られなかったものです。
インタビューを見ているとアニメのダーウィンズゲームは原作と少し違うお話になってもおかしくないので、補完や新解釈に期待してしまいます。
シュカがいきなりカナメヘの好感度がMAXになったところも今のところ謎なので、アニメでは描かれたらいいな。
少年漫画やラノベの系譜として読みとくと、そこに理由はまったく必要ないのですが(笑)、やっぱりヒロインにもヒロインのストーリーがあると嬉しいです。
新キャラたち
いっぱい新キャラが出てきましたが、イヌカイと解析屋が厚めに描写されていましたね。
イヌカイはチンピラ(バカ)感が出ていて良かったのですが、シュカかっけーって部分の印象が強いです。(笑)
「次にやるときまで生きてろよ」とか次の登場シーンは死体になっているキャラが言いそうな言葉ですが、どうなることやら。
解析屋はおもろい声していますよね。解析している情報・博士タイプなのでもっと冷たい感じの声かと思っていたのですが、思った以上にロリロリしい。
彼女の見せ場はこの先なので楽しみです。
エンディングかっけぇー
アニメ「ダーウィンズゲーム」 2話より
このエンディングは凄い良いですよね。
路地裏やスラムの空気。
デジタルに対する根源的な忌避。
無機質な敵意。
ダーウィンズゲームという漫画は俺Tuee的な単純な漫画だなと思っていますが、一方で重層的な不気味さを感じることもあります。このエンディングはそれをうまく掬い取って表現しているな、と。
シギルを使うと目の色が変わる設定は凄くかっこよいですよね。
漫画「女子高生の無駄づかい」7巻 感想 女子無駄という大器晩成型のギャグ ドラマも始まるよ!
こんばんはへるもです。
アニメ終わっちゃいましたね。(だいぶと前に)
女子高生の無駄づかいは アニメではじめて知った作品です。
ネットに落ちている不確定な情報だと円盤売り上げが757枚と、爆発的なヒットを見せたわけではありませんが、コアで強いファンがいる印象です。
東村山市をモデルにしているということで市長と対談したり、中国父さんがOPを再現したり。このOPは超面白いのでぜひ見てください。
ありし日のニコニコ動画と同じ空気を感じるので懐かしく思う人も多いかもしれません。(笑)
「女子高生の無駄づかい」のOPを中国のYouTuberが再現したんだけどクオリティ高いwww pic.twitter.com/h4FG9R1VBz
— 🐰ちょむ🐰 (@c__omu) August 12, 2019
あと、音泉というアプリで配信されている番組のラジオがあるんですが、キャストさんが愛をもって語ってくれているので好印象です。
やっぱり作っている側も楽しんでいる作品というのは見ていて楽しいですよね。
ちょろっと騙されているだけかもしれませんが。(笑)
ドラマ
もうちょっとしたらドラマが始まるようです。1月24日からなのでもう少し先か。
よくドラマ化したな、、、って感じです。どんな感じになるのか見なければ。これは。
宣伝動画を見た感じではロボの再現度が高いなと感じます。
自分でやったことにニヤついていて、無機質なロボってよりただの変人感あるなと思ったのですが、声の感じとかほかの二人とは落差のあるテンションとか凄いそれっぽいな、と。
ワセダ謎のイケメン化
ワセダはこれワセダなん?って感じですよね。超イケメンだぜ。JDくらい余裕で落とせそうだぜ。
「女子高生の無駄づかい」7巻 ビーノ氏著
ちなみにリアルワセダはビーノさんの夫がモデルのようです。
こちらのほうは(失礼ながら)ワセダより若干闇感が強い。女子高生に手を出していた塾講の大学同期と似たオーラを感じる、、、いい人っぽい人には裏があるという圧倒的な思い込みですが。
東村山を舞台にした漫画『女子高生の無駄づかい』の作品のビーノさんと旦那さん、お母様が来訪。
— わたなべ たかし (@mayor_watanabe) 2019年11月6日
対談させていただきました。
東村山はビーノご夫妻がご結婚して初めて住んだ思い出のまち。
ご本人とお母様は顔出しNGですがワセダのモデルの旦那さんにO.K.いただきました。#女子高生の無駄づかい pic.twitter.com/enxSTaoc2D
バカを演じる判断ができるのは適役かもしれない
それにしてもバカ役を引き受けた俳優さんは英断ですよね。岡田結美さんというらしいです。あのね超美人。ぜひぐぐれ。
しかし、大丈夫なのか、、、
演じたキャラクターの印象で俳優さんのイメージと固まるところありません?半沢直樹とかやってましたが、私の中では境雅人さん=うだつのあがらないおじさんです。(笑)
印象的なのは朝ドラのごちそうさんで杏さんです。このドラマの影響で「杏=飯サイコパス女」のイメージが強いんですよね。
関東大震災で家族を失った奥さんが出てくる場面があるのですが、精神的なショックからご飯を食べられないといっているのに、お腹がすいているから落ち込むんや!と鰊そばを無理やり?食わせるシーンがありました。
結果としていい方向に行くという展開になるのですが、そっとしておいてやれよ!!と思わずにはいられませんでしたね。そのシーン以外にもまったく理解できない行動が多いものだから、テレビに杏が映ると若干不快な気分に襲われます・・・
そんなわけで、若い女優さんがバカという強烈なキャラクターを演じることに他人ながら少し心配してしまうわけです。まぁ、"バカ"というキャラを演じることを決断する後先考えず全力投球している感じは、”バカ”っぽいので適役かも?
こんな風に書くとバカが凄い嫌なキャラっぽいですが、凄くいい子ですよ。(本当に)
そういう意味ではオタ役は美味しいかもしれない、、、なんかの話で聞きましたが、オタの立ち位置は女子高生が感情移入しやすいらしいですし。
周辺情報ばかり流していましたが、アニメも漫画も面白いですよ!
そんな「女子高生の無駄づかい」7巻の感想です。ネタバレにご注意を。
「女子高生の無駄づかい」7巻 ビーノ氏著
かふぇ
猫好きだけどそれを隠すノラの回。
”猫(かわいいもの)好きだけどそれを隠す”みたいなテンプレあざといキャラって正直に言うと苦手なのですが、こうしつこいくらいに重ねられるとなんか笑っちゃいます。ノラの別の側面の話なんてなかったですもんね。(笑)
この感じは「女子高生の無駄づかい」という作品の全体を通していえることで、1巻から3巻くらいまでは正直そんなに、って感じでした。一度打ち切られたという話もなんとなく分かる、、、かも。
でも、ある程度”分かりやすい”性格をしているキャラが毎回似たようなギャグを繰り返すことで、次の展開に一種の期待感をもつようになっちゃうんですよね。
そして、だいたいその期待通りの展開になる。くるぞくるぞ、きたー、みたいな。
7巻になった今、それが私にササるようになりました。(笑)
ネコに好かれようと努力しているノラがいながらも、ネコがすきなのはワセダだったり、隠そうとしているけど"太客”なのが簡単に即効でばれたりするのは、まぁそうなるな、って感じで笑っちゃいました。
加えて、ビーノ先生ってなんか独特の世界観を持っているんですよね。
セリフ回しもそうですし、演出方法も独特なのでなんとなく予想できる展開になってもどこかで裏切られる。
それが分かるのが次のリリィとやまい(山本さん)の話。
やじうま
りりぃとやまいの組み合わせは珍しい。それだけでちょっとワクワク。
予想できるところがある、みたいなことを書いたけどイキナリ嘘だったかもしれません。
さて、本題の独特の世界感。
「女子高生の無駄づかい」7巻 ビーノ氏著
この女子高生カップルの喧嘩の画面をワイドショーみたいにする構図に、いきなりダニの話、、、しかもダニの話を続ける先輩(笑)
なんでこんな風な展開にしようと思ったのでしょう。私には一生理解できないと思いますが、強烈個性キャラの繰り出す期待感のカウンターとしてこの裏切りがあるんですよね。
このギャップ好き。
あと、帰ろうとはしごを降りるけど、結局のぼってしまうとこがよかった。
けんか始まってなんかやばば(=やばい)って感じのとこの感じや、うきうきで続きを見ようとするとこ。このとき感じた面白さの種を正確に表現することはできないですけど、臨場感がありつつ楽しげでよい。
きっかけ
アニメでもあったオタの昔の漫画の話。ツヤベタ祭りで笑いをとりつつ、ばずったりスカウトされたりちょっといい話風でしたね。
しかし一番よかったのはおまけのワセダとの絡み。
なんとなくワセダって普段は自分から低所得Pとしての姿を見せないと思うんですよね。やっぱ教師と生徒がついったーで繋がっているとか教職的にはちょっとあれですし。
それでもバズってたからつい話しかけてしまった感がよい感じでした。
漫画家(趣味人)としてのオタが出てきたらやっぱワセダでしょ!みたいな期待にちゃんとこたえてくれるお話でございました。
らのべ
男の妄想をあざ笑うかのようなお話ですね(笑)
でも、その味付け具合がいい感じで、素直に笑えました。
ストーリーには関係ないような気がしますが、男たちがロボに会いにくる?シーンで後ろで待機している3人がなんか好き。ちゃちゃを入れたいバカと気になるけど一応とめるオタと驚くだけの魔女。
まじょも含めて仲良し4人組になってますね。そしてオタのスカートみじけぇ。
「女子高生の無駄づかい」7巻 ビーノ氏著
「むしろ なんでロボあそこにいんの?」ってセリフに笑った。最後までロボ関係ねぇぇ。
スキとか、笑ったとか、結構素直に書いていますが、普段はこんなに笑うことなんてありません。お笑いとかも積極的には見ないですし、そもそもギャグ漫画とか読まんし。
それでも引き込まれてしまうこの世界とセリフ回し。
まったく、なんでこんなんに笑ってしまうんだろうな。(ほめ言葉)
ひめ
ひめが主役と思いきや、なんとなくバカに焦点が当たっているように感じるお話でした。まじょの時と同じく、バカの善性がきらりと光っていました。
割とまじでバカを見ているとイラつくのですが、こういう話をみると自分の狭量さに落ち込みますね。なんて。
なんとなく感じていて、この話で焦点を結んだことがあるのですが、女子無駄のキャラってあんまりヘイト集めない感がうまいですよね。
というか、ヘイトで商売していない。
冒頭に書いているとおり、割とテンプレキャラかつ世の中のこんなキャラあるあるを書いているのですが、それを皮肉ってない感じがいいなぁ、と思います。
世の中のあるあるキャラを上から目線でバカにして共感を呼ぶ漫画って多いです。特に女性作者の漫画。漫画の中までさりげない(あからさまだけど)マウントをとる姿に辟易としてしまいます。
が、女子無駄の書きかたってあるあるキャラやシーンをネタにしてるんですが、どこか可愛げがあり嫌味のない造形をしているんですよね~なにかあってもギャグを挟んでバランスとってくるし。
今回なら下のシーンみたいな。
→
「女子高生の無駄づかい」7巻 ビーノ氏著
漫画の中でまで現実である嫌な感じを見たくないので、こういうところは本当に安心して楽しめます。
そして、やっとストーリーに触れますが、この子アニメの最後でちらっと出てきた子ですよね。隠れていたのはこういうわけがあったのかぁ。
ロリの話もありましたが、ちょいちょい人間(少女)のコンプレックスを直球で描くストーリーが盛り込まれます。女子無駄といえば、イコールでバカの他人の目を気にしない感じ(デリカシーのなさ)が満載という先入観が刷り込まれているので落差が凄い。
まじょもロリも身近にヒスイやリリィという強力なサポーターがいたのに対して、ひめにとっての味方は心の中のバカだけでした。
「女子高生の無駄づかい」7巻 ビーノ氏著
それでも一つ上の恩人の言葉を胸に、誰も知らない土地で決意し動き始める姿はかっこよい。彼女はなりたい自分になれたのでしょうか。
”持っている”りりぃを避けるあたり、まだ彼女は自分に十分な自信がなく、だからこそ自らを奮い立たせながら生きているんだろうな。ボクサーのビッグマウスに近いものを感じます。
そんな中、恩人はほしい言葉をかけてくれました。きっと転機になるでしょう。友達もいい人そうだし、報われてよかったねぇ。
泣き出すところの無言で涙を流すシーンは印象的でした。たまっていたものが堰をきって流れ出すような?ドラマチック!
「女子高生の無駄づかい」7巻 ビーノ氏著
あそびあそばせでもありましたが、化粧をとると目がちっさくなる描写が割りと大胆な変化で驚きます。
実際にこんなに変わっているところはあんまり見たことないですけど、女性からしたらそれくらいの違いと感じているものなんかねぇ。
ふたつ
化粧なし+派手な髪型だとなんか変でしたが、ポニテだと素朴な感じで可愛いですね。
そしてお父さんと仲よし親子という感じがずっとそのまま。なんだかんだ、このおっちゃんのさっぱりした性格は結構好き。ラーメンはこってりしてるけど。
やっぱこういう環境でバイトしているとにおいがつくもんかね。
この話もいい話だったんだけど下ネタ?被せてきてるのがおもろい。あと最後のほうのバカの大ゴマ。史上初じゃない?バカにこんなに面積使ったの?
上でも書きましたけど、いい話を書いても1話のなかでギャグに重心がくるようにバランスとってくるのが女子無駄って感じ。
ほかに3話あったけどとりあえずここまで。
おもちゃの回とか結構好きなんですけどちょっと疲れました。(笑)
まとめ
いやー楽しい巻でした。
どんどん女子無駄ワールドが確立されてきて、ちょっとしたことで笑ってしまいます。なんとなく「ひなまつり」っぽい。
新キャラも増えてきましたし、1年と2年の絡みがあればよいな。
アニメ「ダーウィンズゲーム」1話 感想 結構凝ってるぞ!?クオリティに期待してなかったやつは腹筋な
こんばんは、へるもです。
地味に好きだったダーウィンズゲームがついにアニメ化しましたね。
1話の感想です。
ダーウィンズゲーム 公式サイトより
原作のネタバレは極力避けますが、ストーリーの根幹に関わらない部分のネタバレはございますので注意してください。
振り返っての感想
期待値を上回ってきたぞ!って感じです。
(というかこんなにちゃんとしたアニメ化されるとは、、、驚きました)
タイトルにもつけたんですけど、「凝っている」随所に再構成して工夫したあとが見られます。
たとえばハマダ。
原作には登場していないキャラで、だれそれ?って感じではありました。アニオリキャラなんてクソ改変の可能性が高いのでまじでーって若干見る気が付いた感があるのですが、見ているとすぐになるほどなーってなりました。
「ヘルプコール5ポイントもすんのかよ、50万円じゃねえか!」
「キョウダか、あいつはおれより使い込んでいる!」
「判定勝負に持ち込まれてもヤバイ!」
「助けてくれそうな友達なんて、、、悪い要(主人公)!お前しか思いつかなかった!」
このほかの一連のシーンも含めて、ダーウィンズゲームはこんなお話なんですよってことを分かりやすく説明してくれているんですね。
最初の5分でばーっとストーリーの軸が語られていました。
・アプリを使った能力バトル
・命を懸けたPvP
・現実の金銭に関わる →参加者のモチベが分かりやすい
・主人公は周りからなんか凄いやつって思われている
なんだこんなことかよ、と思うかもしれませんが、管理人は凄く気に入りました。
ダーウィンズゲーム 1話より
ハマダくんのシギル(能力)かっこいいぜ、、、
ちょっと話が変わりますが、1話の醍醐味っていきなり世界観が変わってしまう緊張感やわけの分からなさだったと思うんですよね。
アプリをいじっていたら突然カウントがスタートしたり、怪しい着ぐるみがいたり、そして襲いかかってきたり。しかも、ライフラインたる警察や消防の恩恵は参加者には与えられません。
日常を生きていた高校生が”アプリ”というたった1つのファクターに関わってしまうことで唐突に価値観の変更を迫られる、というこの"非日常感"はフィクションにおける大きな楽しみの一つです。
で、話が戻ってハマダ君の存在についてなんですが、彼のおかげでカナメが何に巻き込まれているのか、というアウトラインがちゃんと分かるんですよね。
非日常感をブーストするという意味では、前情報なしでカナメが襲われる原作のような感じでもよいのですが、ばかばか情報が流れていくアニメーションでは視聴者が置いていかれている可能性も高いのではないかな、と。
ん?何が起こったの?よく分からんし続きは続きを見る気にならないなー、的な。
特にアニメは放映中という限られた時間の間に継続的に見てもらうことが重要だと思いますので、フィクションの非日常感を残しつつ、分かりやすさも重視したこの補足的改変は好きです。
そのほか、キョウダのシギルとかは後々強い意味を持ちそうですし、蝶々はかっこいいし、原作をうまく味付けして凝っているなーと思いました。
私の中ではダーウィンズゲームっていつか打ち切られるのでは?という恐怖を感じながら追ってきた漫画なので(読者投稿を呼びかけているけどおそらくなかったんだろうな、というあとがき漫画とか)、いっちゃ悪いですけど弱小漫画ってイメージがあったんですよね。
それがアニメ化するということで、正直こんなにクオリティ高いものが出てくるとは思わなかったよ。
土下座!土下座ぁ!!
インタビューを見ていると私の反応はもちろん想定内。むしろ予告ホームランでホームラン打たれた的な。
”もうひとつのダーウィンズゲーム”って気になります。
こちらのインタビューは量もあり見ていて面白いのでファンの方は一度目を通してみては?
どこにも入らなかったので補足的ですが、メッセージが読めないスピードでとばされていきますね(笑)蛇足な説明を省き(動画とセリフに入れ込み)、テンポを重視する点は、なんとなく盾の勇者のアニメ化を思い出します。 herumo.hatenablog.com
戦闘シーンよかった
戦闘シーンのよさって感想を書きにくいのですが、1話の戦闘シーンは凄くよかったです。
ハマダ vs.バンダ君(消えるマスコット)、カナメ vs.シュカでは、動きがrichでした。加速度を感じる動きって言うのかな、ひゅぅ、、、ヒューーン!!みたいな(伝わらない)
一旦とまってタメがあって、それから爆発的に動きが出るというちょっとした変化の積み重ねのおかげで動きに迫力と快感があります。
シュカの高機動っぷりは書くの大変そうですけどよくぞここまで、というクオリティ。ここがしょぼいと無配の女王(笑)って感じですし。
にしてもこんなに頑張って大丈夫なのか?
見ているこちらとしては嬉しいですが、、、ハマダとバンダ君なんて友人Bとおっさんの戦いなので作画カロリー高めで大丈夫なのか、と不安になります。ちなみにバンダ君は主人公たちの教師という設定です。
カナメ vs. バンダ君のところはホラー映画のような質感がいい。
初心者 vs. 初心者狩りという構図でカナメは圧倒的な被捕食者です。
しかも、首のとこから生身が見えていて、ちゃんとバンダ君=人間っていうのが分かるんですよね。人間 vs. モンスターじゃなくて、人間同士の殺し合いであることが分かります。
一歩一歩迫ってくる恐怖がでてたなーと。
#ダーウィンズゲーム 1話🔫
— ちさめ🦈 (@chisape0315) January 4, 2020
テロップを緊迫感と共に入れてくる最初のOPシーン、凄く雰囲気出てて良い演出でした!!
電車だろうがトイレだろうが、どこでも奴は襲ってくる...
でも車にぶち当たった時はざまーみろと思いましたね(๑¯∇¯๑)
視聴し終わった今でも心臓バックバク!!
来週も楽しみです! pic.twitter.com/N2ibJwU8DC
原作シーンと変わらないところ
ダーウィンズゲーム 1話より
シュカの謎全面降伏からの全面服従!
語りたいけど、現段階では語るまい、、、
ダーウィンズゲーム 1話より
私の炎は、、、!!
なんで真ん中にいるの(笑)
まとめ
期待以上の高クオリティでした。
原作を知っているのでまぁいいかなと思っていましたが、気になってきましたぜ。
結構評判もよさげ
ダーウィンズゲーム見てシュカに一目惚れしてハマったので原作全巻買いました。(*˙︶˙*)☆*°
— 北関東の暇人 (@North_Kanto556) January 6, 2020
原作で可愛いシュカを拝みたいと思います!d('∀'*)#Dゲーム #ダーウィンズゲーム pic.twitter.com/EwUr6n2RKt
コミケの思い出とC97の戦利品 宇宙よりも遠い場所本の感想を少し
3度目のコミケにいってきました。C97でいいのかな?
行くのは3度目といっても、最初の2回はなんとなくウロウロしてみたといった程度です。
コミケの思い出
1度目は学生時代の夏コミに行きました。東京旅行の計画をしているときに「げんしけん」に出会い、ちょうどお盆じゃん!いけるじゃん!と興味をもったのがきっかけです。
初めてアニメイトに行ったのもこの時でしたね。
なんかもっと凄いものをイメージしていたのですが、ラノベや漫画の取り扱いが多いだけの普通の店でなんだかがっかりしたことを覚えています。(笑)
準備としてカタログという電話帳みたいなものを買いました。
なんとなくの予備知識はあったのですが、初めてみるそれは文化祭や学園祭のパンフレットみたいだ、と思ったことを覚えています。そして、1ページ1ページ、丁寧に見たものの意外に情報量が少なく、結局コミケ会場には持っていきませんでした。重いし。
今振り返ると、あれは地球の歩き方のようなガイドではなく、海賊が持っている宝の地図のようなものだったのかな、と。
ここらへんにお宝があるんじゃない?でも現地に行かないとそれがあなたにとっていいものなのかは分からないよ?的な。
結局会場を訪れたのは最終日だったように思います。コスプレエリアを歩き回って、当時(周辺で)流行っていた「ひぐらしのなく頃に」の同人誌をおみやげに買って帰りました。
まだ未プレイの管理人にとって、この本はひどいネタばれをしていたのですが、失礼ながら話と絵が雑で何も察することができなかったなぁ。
代表の方(?いまだによく分かっていない)の訃報と黙祷や、閉会の拍手が印象的でした。
今ではその風潮も弱まったという話も聞きますが、オタクって公式的に迫害してもいい対象でした。理由は色々あるのでしょうが、そんなわけでオタクであることを表に出さない、というのは一種の作法でした。
それがコミケの場には、こんなにもオタクがいて、それを引っ張る人がいて、会の終わりを皆で拍手で締めれる、そんな場があることがあるんだ、と驚きました。
別に生きる希望が沸いたとかそんな大層なものがあったわけではありません。
が、狭い部屋の中にある小さな窓をのぞいてみると大きな未知の世界が広がっていた、そんな気分になったのも事実です。
帰りはゆりかもめがすっごく混んでいたので、歩いてアニメデジモンの聖地巡礼をしたはず。
2回目は冬コミです。
夏よりも冬のほうが過ごしやすいなと思ったことだけ覚えています。社会人になっていたので何か気になるものがあれば買ってみようと思っていたのですが、結局買いませんでした。
好きなものを吟味して探すという消費行動をする管理人にとって、瞬発力が必要な同人誌即売会というのはなかなかに厳しい場でした。
3回目
それから時が経ち、いざビッグサイトへ!
今回はこれまでの反省を生かしてほしいものをチェックしていきます。
それがこちら。
ソガの個人サークル「星影拾遺」の2019年冬コミ(C97)情報です。よりもいの新刊2点と、すばるんさんのコースターの頒布について書かれてますので宜しくお願い致します。 #よりもい #宇宙よりも遠い場所https://t.co/Pb4JQSSfVI
— ソガ (@canalsphere) December 22, 2019
この作品の存在を知ったのはpixivがきっかけでした。
今はpixiv上で公開されていますが、元になった本は同人誌ということで、新しい本がでるならこれは買ってみたい、と。
正直なことをいうと、1年経てば公開されそうなので(されるかは分からない)、行くのめんどくさいなーという気持ちもありました。が、ここに行けば何かが分かるかもしれないと、とにかく南極を目指す報瀬のような気持ちでコミケ参加を決定しました。 (笑)
目指す場所は南ホールの2Fにあったのですが、最初にたどり着いたのは4Fでした。下りたいのですが、エスカレーターは上りのみ。
さてどうしたものやら、、、とうろうろしていると警備員のおばちゃんがエレベーターの存在を教えてくれました。感謝。
そんなこんなでたどり着き、作品を手に入れることができました。
両隣?には別のサークル様が宇宙よりも遠い場所の本を出していたのでこちらも購入。複数のサークルで購入することはあまり意識していませんでしたが、うれしい誤算です。
ちなみにこれは他にもサークルがあるのでは?とホールの2Fと4Fをくまなく探しましたが、他には見つけられませんでした。この作品ってこんなに人気あったんだ!みたいな発見もありましたが、基本的には徒労でした(笑)
5000円くらいでしょうか。同人誌って高いですよね。いや、商業誌が安いというべきでしょう。
社会人になった今、5000円=飲み会1回くらいなのでまーいっかってなるのですが、学生にはやっぱ厳しいのでは?ネットのまとめでみる鞄いっぱいの同人誌って凄い額かかってそう。
帰りはコスプレゾーンをみてかえりました。ナッシーがすげー目だってた。一番の美女はリゼロのエミリアさんだったかな?
本の感想
・Yuzuki Visual Maniax
上記のpixivの同人誌をみてもっとぼーん!みたいな本を想像していたのですが、20ページほどの本でした。
次に完成号が出るということなので、これは見本誌というか途中経過を報告するための冊子なのでしょう。準備号1→準備号2→完成稿、みたいな。「準備号」って何?と思っていたのですが、そういうことなんですね。
やはり本を作るというのは大変なことで、色々な仕事や事情の合間につくっていくもんなんだな、というのが垣間見えます。後に紹介する小説は製作に4ヶ月かかったと仰っていました。うーむ、凄い。管理人なら途中であき(らめ)ます。
前置きが長くなりましたが、本作品は結月さんのファッションや小物についてまとめられていたものです。
身につけていたのはどんなものか、小物はどんなものなのか、など。
少しでも違う結月さんが出てきたら言及してやろうという気概が見えるようでシンプルながらも熱量を感じる本です。それもただ違いについて言及し、まとめたようなものでなく、「このときのこの格好は、、、」みたいな考察もなされているので飽きずに読めました。
色々なことが書かれている中から何に多めに言及されているか観察してフェチを見破ってやろうと思ったのですが、本当に色々と書かれていてそんなことはできませんでした。
あえて言うならおでことソックスかな。「作中で結月さんが黒ソックスをはくのはこのときだけ!貴重!」
まぁでも所謂嗜好としてのフェチというより、嬉々として解説するさかなくんさん的な感じかも(笑)
この本の魅力はなんといってもデフォルメされた可愛い結月さんがいっぱい載っているところ。だいたい(1_1)とか(T-T)とかみたいな顔なんですけど、しっかり結月さんだと分かるのが凄い。
結月さんの髪型がかわるところが好きなので、色々と載っていて嬉しい限り。あとちょっとしたセリフとかも載っていてアニメファンとしてニヤニヤしました。このシーンやっぱいいですよね!的な。
ちょっと残念だったのは4人のときは~みたいな言及がなされるとき、その対比がよく分からないってことでしょうか。何しろ結月さんしかお姿がないので(笑)これはしょうがないことでしょう。
完成号が出るのは来年かな?楽しみですが、コミケのために年末年始に時間をとるのは難しいしなぁ。あと、本の実物がほしくもありながら、物を増やしたくないのが難しいところ。
昔は選択肢がなかったですが、電子書籍という選択肢ができてからここら辺の判断が難しくなっていますね。
・そういうとこですよ、キマリさん
上の作家さんとは別のサークルです。
はいそんなわけで【1日目(土)南オ04b:コットンハーバー】では文庫本「そういうとこですよ、キマリさん。」を頒布しますヤッター!
— ぱいろ@(土)南オ04b (@pilotfish874) 2019年12月21日
よりもい本の第二弾で、なんかこうキマリさんがつよいやつです!既刊よりもい7年後本もありまーす!どうぞよしなにー #よりもい #C97 pic.twitter.com/ElbspDtzOK
74Pほどの文庫本です。タイトルからなんとなく結月とキマリの話がメインなのかなと思っていましたが、4人とも出てきました。
ラノベも漫画も3巻まで読まないと価値が分からない派の自分としてはネットで公開されている数ページのものは少し物足りないです。こういう読み応えのあるストーリーを読ませてもらえるというのはありがたい限り。
内容は高3になったキマリたちのお話です。よりもい1year after。高3組は受験中で、結月は朝ドラ親友役という大役に抜擢されましたが、それでもちゃんと会えている4人にほっこり。
と書くと詐欺かもしれません。実際はチョコという季節感が与えられ、その季節感とよりもい本編のギャップを利用した第二次南極観測隊のお話だったと思います。4人だけでなく、弓子さんとかも出てきます。
女子高生の溶かして固めただけのチョコ(ただしメッセージつき)がプレミアム扱いされているのがおもろい。でもそうなるよね(笑)
あと、満遍なくというわけではないですが、登場人物それぞれの一人称視点と感情描写があったのがよかったです。
群像劇めいた本作品はちょっとした時間で感情を描写するのがうまかったと思います。
キマリたちとの交流がそれほど描かれなかった保奈美ですが、別れで泣いていたり、あぁ仲良くなっていたんだろうなぁということが分かりましたよね。そういうところ。
この文庫も細やかな感情の変化がちりばめられており、原作の空気感を感じられる作品でした。セリフを呼んでいると声優さんの声で再生され(原作とは別のセリフなのに!)、行間では劇中歌が頭の中で勝手に流れます。
ホテルで早速よりもい冬コミ本を読むキマリさん。
— ふじのん (@huji_nonn) 2019年12月29日
先ずはコットンハーバーさんの『そういうとこですよ、キマリさん。』読了。
前作と同じく作中の空気感が感じられる一冊。キマリさんはそう言う所がキマリさんだねぇ、と言いたくなる内容でした。いいな、好きだなこういうお話。#よりもい pic.twitter.com/c294Phosr4
ちょっと面白いと思ったのは報瀬、日向、結月の3人は管理人の中の3人像と合致するのですが、キマリは少しずれていた、という点でしょうか。
この作品から受けたキマリの印象は少しマイペースで、一途で、他人の感情を大なり小なり上下させる主人公。いるじゃないですか、普段は馬鹿キャラだけど大切なことははずさない、ってキャラクター。そんな感じ。
管理人の中ではキマリはもう少しぼやっとしていて、振り回される方なんですよね。旅before/afterで行動スタイルの変化はありましたが、それは一瞬のきらめきのような。
この感じ方の差が凄く面白い。
別に私のキマリのほうがキマリらしい、あなたのキマリのほうが正しいということがいいたいわけではないですし、ましてやそこに上下、善悪をつける気もありません。
昔、コミケで同人誌を買う友人が「作家によって違う姿を書いていて、それを見るのがよい」といっていました。このときはそりゃそうだろ、くらいの気持ちだったのが、10年越しに腑に落ちたような気がします。
・最果てドリーム
「よりもい7年後」
帯に載っていた言葉ですが、なんてキャッチーな言葉なんだ。
上のYuzuki Visual Maniaxを買ったあと、立ち去ろうと思ったのですが、思わず脚を止めてしまいました。
結論から言うと脚をとめて本当によかった。200pの超大作です。字が大きめなのでラノベ換算にするともう少し短いかもしれませんが。
7年後と書いていますが、大学→就職活動→アラサー(四捨五入)を描いた作品になっています。作中で南極再訪を誓う彼女たちでしたが、それってやっぱり難しいことじゃないですか。
女子高生というブランドもなく、結月というワイルドカードだって使えません。そんな現実と願望のギャップを丁寧に埋めていき、そしてその延長戦を想像する作品でした。
この本のお気に入りなところは2つあって、1つは社会的な変化を描いているところです。
キマリたちはもう女子高生というある意味最強の個体ではなく、社会を構成する要素のひとつになっていくわけです。就職活動だったり、恋愛だったり、物語の枠外の存在との係わり合いは必然です。
それがきちんと提示されており、ああ、ちゃんとこの世界で生きているのだなと感じさせてくれました。
加えて、キマリたちという女子高生がどんな影響を与えたのか?そんな部分がうっすらと、だけど明確に描写されていました。
本筋とは関係が薄いのでがっつり書くとくどくなってしまうでしょうが、ないと寂しいのでここらのバランスは絶妙でした。
もうひとつは嘘くさい部分が見えないところ。
特に大学や組織、南極での活動の描写がしっかりとしており、安心して読めました。
本筋になるのは登場人物がどう考えてどう行動するかという物語で、その必然性は間違いなく重要になります。
が、いかにそこが整っていたとしても、それを支える環境の描写に突っ込みどころがあると一気に現実に引き戻されてしまうんですよね。
その点、本作品はそういったことはありませんでした。
たとえば大学の描写。ある人物があるプロジェクトに応募するのですが、そこで選ばれる理由は、優秀だからとか女子高生南極隊員の実績を重んじてとかではないのです。
割とコネとか周囲の助力に助けられたという描写なんですね。ここらへんは割りとリアル。
フィクションにリアルを求めすぎるのは愚劣ではありますが、フィクションを信じこめるだけのリアルは必要だなと思っています。
そういった意味で、割と難解そうなものを物語の中に落としこめているのは凄いなと。
メロンブックスだったかな?どこかで委託販売をしているとのこと。お勧めですのでぜひ!
あと、もう少し購入しましたが、まだ読みきれていないのでここで一旦筆をおきます。
ラノベ「灰と幻想のグリムガル」15巻 感想 籤を引かないといけないんだ・・・【ネタバレあり】
灰と幻想のグリムガル15巻 十文字青著
振り返って
分かっていたようなものだけど
最初の絆
灰と幻想のグリムガル15巻 十文字青著
鬼の目にも涙
ハルヒロにとって
灰と幻想のグリムガル15巻 十文字青著
バルバラ死亡の意味
風呂敷のたたみ方
『灰と幻想のグリムガル level.15 強くて儚きニューゲーム』本日発売です。本巻から色々変えようという話は担当氏と前々からしており、白井さんもがんばってくれて、いい感じの本が出来上がりました。終章がどれだけ続くのかは未定ですが、最後まで走りきりたいです。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/SrETQmzzBk
— 十文字青 (@jyumonji_ao) December 25, 2019
灰と幻想のグリムガル15巻 十文字青著
記憶を失ったパーティの関係性
前提条件の違いで
灰と幻想のグリムガル15巻 十文字青著
変わらないハルヒロとシホルの絆
恋愛関係の描写を増やす余裕はあるのかだろうか
でも、彼女はもともと「自分と仲間を引っ張ってくれるリーダー」に惹かれる子なのだと思えば、シホルがハルヒロに恋愛感情っぽいものを見せるのは、あまりにも自然だとも言える。
それに異界で剥き出しにされたシホルの姿を思い出すと・・・・・・
あのとき必死に愛を乞うていたシホルを見て、劣等感を埋めるための「誰か」を求めているんだと私は解釈したけれど、そうじゃなくて、本心では「ハルヒロ」を求めていたんだろうか。
そういうのが、今のシホルの態度に少しは影響してたりする?https://haretarabook.com/2019/12/27/24031#more-24031
晴れたら読書を みかこ様
メリィとセトラ
次はランタユメパート?
Python勉強覚え書き① デジタル化に駆逐される科学者の話とProgateを試してみた話
パイソンの勉強をしよう、そのモチベーションのために記録をとろう。そのためのブログでもあったはずだった。
最初の第一歩は踏み出したものの、二歩目がついてきていないのが現状である。
業務の変更があったという建前もあるが、プログラミング経験0の管理人にとって1から学ぶというのは非常にしんどいのだ。
ただ、そうも言っていられなくなってきた。
これまでは化学という専門性を武器に他者より高い価値を発揮するというのが自分のサラリーマン生き残りモデルであったが、これはおそらく通用しなくなる。
プログラミング技術は必ず必要になる。勉強せねばならない。
デジタル化に駆逐される科学者
専門性というと聞こえがいいが、実のところ、ある個人を”価値ある個人”たらしめるために必要なことは情報をいかに占有するかということであった。
実験をし、情報を得、うわっつらだけを会社に報告する。その差分(ノウハウ)を貯めにためることで、会社は個人を切れなくなるというわけだ。
(みんなこれを分かっているからこそ、詳細なレポートを書くという習慣が会社にはないことが多い)
しかし、今後はおそらく実験結果を強制的に吸い上げられる環境が構築されていくであろう。DX(デジタルトランスフォーメーション)というやつだ。
研究者が行った実験結果を強制的に吸い上げ、データアナリストが解析し、その結果を元に研究者が実験を行う。
今はまだ研究者が主であるように見えているが、そのうち研究者とデータアナリストが一人ずついるだけでよいという環境になるはずだ。
実験をするのはこれまで研究者だと嘯いていた人間だ。彼らに求められるのは、危険物を取り扱うこと、言われたことを安全にこなすこと、それだけになっていくであろう。業務をこなすための知識は必要だが、知性はほとんど求められない。ソルジャーとして扱われ、薄給化することは間違いない。
げに恐ろしきはデータアナリストの進化速度だ。化学の分析機器はちょっと進歩させるために何十年もかかったりするが、データアナリストの手札は数年もかからずに大量に増えていく。
パイソンという規格を持ち、共有知を是とする彼らは科学者の想像を絶する世界で生きている。
データアナリストの存在は一部のトップ研究者を助け、人間の進化を促進するであろう。一方で、少しお高めくらいの研究者なら簡単に排除してしまうであろう。
なにしろ、恐ろしいことにもう産業界で結果を出しつつあるのだ。
Progateを試してみた
きっかけはなんだったか分からない。
なんとなく耳にしていたProgateというサイトで勉強してみようと思った。
ファンシー!
progateのパイソン学習コースをやってみた。(最初のやつだけ)
— 社会人はリラックスしたい (@kapVpjzVyO8N5Fl) 2019年12月22日
ファンシーな?やさしい感じのつくりになっていた。
これまでネットで学習=おっさん or おばさんの顔や声を見聞きしながら勉強してきたので身構えていたけど、頭から力が抜けるのが分かった
いやぁ、驚いた。何よりも驚いたのが、出てきたのが講師のおっちゃんではないというだけで心の中にある抵抗感がすっと軽くなったからだ。
1時間45分かかると書いていてまじかーと思っていたけど詰まったらすぐに答えをみれるためか45分くらいでおわった#Progate
— 社会人はリラックスしたい (@kapVpjzVyO8N5Fl) 2019年12月22日
やってみた上で、この3つが動画学習と違う点だと感じた。端的にいえば勉強に集中しやすくなっている。
①progateだけで勉強が進む
②細かく手を動かしながら学ぶことができる
③間違っていたら間違っているとちゃんと出る
Progateはインターネットブラウザ上でプログラミング言語を打ち込む練習ができるようになっている点が動画による学習サイトとの大きな違いだ。
そんなんPC上で開発環境を整えたら一緒じゃない?という意見もあるだろうが、この差は随分と大きいというのが実感だ。
動画で出てきた演習を実際にやってみるとき、ページを切り替えたり、分からない部分をシークバーで探すのは意外と手間なのだ。
おそらく動画学習はある程度分かっている人が大量の情報を吸収するのには向いているが、勉強するということには特化していないのであろう。
あくまで動画のほうがコストが安い=手軽にはじめられる=動画学習は学習によい、という図式があるだけで、勉強の最適解のひとつはProgateのような形だ。
初歩の初歩だけど第一章終了。エクセルを触っている人なら何となくつかめるような内容だった。
【メンズファッション】アーバンリサーチの使いやすいマウンテンパーカがお得(最大35% off)
こんばんは、へるもです。
いつもは無印良品などを多めに紹介していますが、お得なマウンテンパーカを見つけたのでご紹介します。
それがこちらのマウンテンパーカーです。
今なら通常セール20%オフ+楽天ポイントバック15%というお得な内容。
ポイントバックのパーセンテージは店によって違うようなのでご注意ください。
近年は、楽天もアマゾンもファッション関係に力を入れているようで、探せばお得な情報が見つかるのが嬉しいところです。
カジュアルだけど綺麗なデザイン
管理人は昨年、これと同じものを購入しましたが、非常に使いやすいです。
これを選んだ理由の最大のものはシンプルで綺麗なデザインでした。
余計な装飾が多い
マウンテンパーカは多くのアパレルメーカーが出しているのですが、見ていて感じるのは意外とチープだなということです。
マウンテンパーカというは山用品が発祥なせいか、腰周りとかに紐が垂れ下がっていることが多いんですよね。
山用品ならそこを引き絞って下からの冷気を防ぐという重要な役割がありますが、タウンユースでそんな必要はありません。
”無駄な装飾”に成り下がってしまった紐がぶらぶらしているとチープに見えてしまいます。
その点、このマウンテンパーカーは紐は少ないです。チャックの類が全て隠れているのもポイントです。
余計な装飾のないシンプルさは管理人のお気に入りポイントです。
生地をおす製品が増えた
さらに、生地感がよいです。
この手のマウンテンパーカって意外と生地がしょぼいんですよね。表現しにくいのですが、固めのプラスチックというか。
その点、このパーカーは安っぽくはまったく見えない生地を使っています。
ユニクロや無印良品が世の中の多数派になりつつある今、生地感というのはとても重要です。
なぜならこれらの会社は”大量生産によるコストダウン”を行っていますが、これらの会社は浮いたお金を生地の品質アップに使っており、生地はよい、が普通になっているからです。
一時期の牛丼屋の値下げ合戦を思い出してもらったら分かると思うのですが、”安さ”だけを押すと儲からないですし、儲かってもどこかで無理が出るのです。
そこで重要なのが生地による差別化、です。
ユニクロならメリノウールやカシミヤ、ヒートテックなどの機能性化繊、無印ならヤク、などといったようにそれぞれの得意分野を持っています。
そして、いい生地が安価に売られるようになった結果、消費者の目が肥えてきており、チープさが悪いものの象徴として分かるようになってきました。
そんな中、生地感がちゃんとしているのは重要な要素です。
3シーズン使える
嬉しいのが秋、冬、春の3シーズン使えるということです。
インナーダウン(ベスト)が取り外せるようになっており、秋と春は薄めのパーカとして機能します。秋になったらとりあえず出しておき、気温にあわせて使えるという、この器用さが嬉しいところですね。
ダウンがベストなのも地味に嬉しいポイントです。
腕の部分までもこもこしていると着脱がしにくいですし。
ダウンをメインに考えてみた場合、モコモコを積極的に外に出さないという意味ではトレンドライクな製品でもありますね。
ただ、こちらの製品はすそが短いのでスーツの上に着るのは無理かな、と。
サイズと色
管理人(170cm、60kg)は黒のMを購入しました。
単品の綺麗さでは黒が一番かなと思います。
売り切れになっているのは、やはり黒、とグリーンのようですね。
春秋を考えるならベージュでもいいかもしれません。
セールにかかってからLはすぐに入荷待ちになったので売り切れ前にチェックしてもらえればと思います。
【メンズファッション】Muji Laboのものがセールになっていたので紹介
こんばんは、へるもです。
今回は題名のとおり、ムジラボのものがセールになっていたのでその紹介です。
正直にいうと買うほどではないのですが、それでもいい形だなと思ったものをレビューしていきたいと思います。
水を弾くブルゾン
ダウンと言えばモコモコしているもの、というイメージがありますが、最近のトレンドはこのモコモコを極力抑えたもの、です。
ムジラボのこの商品もそのトレンドを抑えた商品を出してきました。
こちらがそのブルゾン。名前はブルゾンですが羽毛を使っており、ユニクロやGUでは見かけないタイプの服になってますね。
この商品はダウンの外側に一枚羽織るような形での作りをしています。
そのおかげで外側にダウン袋の縫い目が出ないようになっています。そのため非常に落ち着いた見た目になっていました。
綺麗な襟
さらに管理人はこの襟の形が好きです。無印の服は襟の形にこだわりがあるな、と思っています。白シャツにもその傾向があって、上までボタンを閉めずにいても綺麗に襟が開くんですよね。
これが大きかったらヤクザっぽいし、小さかったら胴体部分の比率に対して首だけへんなアクセントが付いているという気持ち悪い形になってましまいますが、無印のものは、バランスが絶妙です。
ふくらみが大きく上半身のバランスがへんになりそうですが裾が短いのもポイント、破綻しそうなのに破綻しない、いい感じのバランスになっているように思います。
注意点
ただし、そうはいっても大きい。
スキニーを履くと上半身しか筋トレしてない人みたいになり不自然なのでそこは注意です。
逆に言うならテーパードパンツのような腰に太さのあるパンツが合わせやすい形になっています。
管理人は結局買いませんでしたが、形としてはかなりよいと思います。一回試着してみてはいかがでしょうか。
インナーダウンの進化系?
モコモノが出ないものが流行っているのは、ビジネスとカジュアルが混ざり合いつつある近年の流れをくんでいるのかなと感じ思います。
やっぱり冬は寒いのでダウンがいいんですよね。軽いし。
ただ、”モコモコ”のダウンというのは、荒々しさやカジュアル感がでてしまうので会社に来ていくのはためらわれます。
そこで出てきたのがインナーダウンです。隠してしまえばよい、というわけですね。
ただ、このインナーダウンにも難点があって、割とかっこ悪いんですよね。スーツを脱いで防弾チョッキみたいなのが出てきたら、なんか見てはいけないものを見てしまった気分になります。
カジュアルに見えるのは嫌、インナーダウンも嫌、軽いほうがよい、ダウンが流行り(カナダグースとか)、という色々な条件をうまく満足させる解が、こちらの商品のようにダウンに見えにくいダウン、なのだと思います。
二重編みプルオーバー
少し前からあるプルオーバーです。
こちらも軽くてドロップショルダーでスクウェアで、と無印の得意分野が出ています。
これを一番上に着たときはまぁこんなもんかな、くらいで新鮮さは無かったのですが、この時期になり、上に羽織るようになると印象が変わりました。
カジュアルなのに綺麗です。そして薄い。
この時期、重ね着というのはどうしても必要なのですが、意外とバランスに気をつけます。
上に綺麗めなものを羽織るとニットだと決めすぎか?ってなったり、逆にカジュアルなものだとカジュアルすぎないようになるために気をつけなければなりません。
その点この服は上にカジュアルなものを着てもそこまで子供っぽいってなりませんし、上にコートをきてもいい感じのバランスを出してくれます。
そこそこ薄いので何をきてもゴワゴワしないのもポイント。3割引になっているのでこのタイミングで見てみるのはいかがでしょう。
これのニットフリースのものも出ていますね。
薄さというメリットは無くなってしまっていますが、温かみのある素材感で今の季節にぴったりです。
名脇役だった上のものと比べると、生地に表情がある分、上に何かを着なくても成立するなって思いました。
上に着るとゴワゴワするので、秋特化というか、ぶっちゃけ試着して気に入ったけど結局使いにくい服になりそうとも…
漫画「ダーウィンズゲーム」19巻感想 予期せぬ展開の連続はアプリ漫画の王者の風格【ネタバレあり】
こんばんは、へるもです。
ダーウィンズゲーム 19巻の感想です。ネタバレ注意!
アニメの感想はこちら!
アプリ漫画の王者
1巻は平成25年発売だから2013年ですね。確か当時はiphone5が出たかそれくらいの時代だったと思います。LTE(4G)のサービス開始で一気にスマホの利便性が上がった時代でもありました。
そんな時代背景の中生まれたのが、スマホを題材にした漫画たちです。時期は少しずれますが、リアルアカウントとか。
あれ?他にもう終わった作品がないか調べたのですが、意外と出てこないですね。なんか色々出ていた印象があるのですが、あんまりなかったのか?
ともあれ、ダーウィンズゲームは初期に出たスマホを舞台装置に使った漫画です。まだアプリやソシャゲが浸透しきっていなかったからか、ゲームへの勧誘はメールを使って行われます。
ガラケーを使っていた人には懐かしさを覚える文面ではないでしょうか?スマホになってからこの感じのメールは見なくなりましたよね。
1巻発売から追っていたのですが、管理人はそのうち打ち切られるだろうな~と思っていました。もちろん好きな作品ではあったのですが、途中で中だるみしてましたし(特にしんめい決闘あたり)、なんとなく大衆受けはしなさそうとも感じていましたので。
それが長年生き残って、さらにアニメ化!
確かにここ数年、ブックレンタルでいい位置に移動しているなと思っていたんですよね。
スマホ漫画初期から存在し、アニメ化するほどの人気を得るなんて凄い!もう王様といっても過言ではないでしょう。
祝!
扉絵は女の子
ダーウィンズゲームが面白いのは緊迫した状況でも扉絵っていうんですか?最初のページはほぼ必ずアプリ女子なんですよね。このサービス精神は面白い。
持ち味の予期せぬ展開とかなめTUEEEは健在
ダーウィンズゲームの何がよいかってやっぱり予想を超えてくるところだと思うんですよね。
今回もいきなり降伏して更に異国に行っちゃいました。え、まじでっ。
さらに渋谷はモンスターに襲われて壊滅状態です。一般人に察知されないための都合のいい空間を作るのがセオリーでしょ?ってか入れ替わってるし。え、まじでっ。
ってかワンさん商売始めるの!?えっ(略
バンダ君と戦っていたときの展開からここに達すると誰が思うでしょうか。いや思わない。
このダイナミックな展開のおかげで先が読めません。どうやら”ぼくらの”的な地球 vs. 地球な感じは引き続きしていますが、、、
やはり一番気になるのは日本の居残り組みです。レインもリュージもスイもそこそこ強いのですが、一方であっけなく死にかねない脆さもあります。
お約束は必要で、更に
大胆な場面転換のあとはちゃんとカナメくんが活躍してくれます。やっぱり主人公が強いって言うのはある種の安心感があります。シュカより物騒な戦いをしていることに気づくシーンはちょっと笑いました。
ってかもう王さま認定されていますね。その力は雪蘭やワンさんどころか、よく分からん神父も認めるところです。でも王ってなに?
そしてカナメのところにはNからのヘルプメールに、ゲームマスターO(=ロリ王)の謁見、荒神力開放派の策略と息をつかせぬ展開が待ち受けています。
正直何がなんやら過ぎて語れません。(笑)
絵のレベル上がった?
ダーウィンズゲームはもともと綺麗で力のある絵が書かれていたのですが、本巻で感じたのは絵の表現力があがっているなーということです。
たとえばこれの上のコマでは、ピントをワンに合わせて主人公たちをピンぼけさせることで物事の後ろ側でワンが暗躍しようとしていることが凄く分かりやすいです。
前からこんな表現をつかっていましたっけ?少なくともおやっと思うほど効果的に使われているように感じたのは初めてでした。
あとはこの絵ですね。透明感と異国感が凄い。
カナメたちは降伏することで”地球”のダーウィンズゲームのしがらみから抜け出しました。そのおかげか人質連中は皆気が抜けています。
この絵から感じる”明るさ”はそんな彼ら彼女らの前向きで(いい意味で)ゆるんだ気持ちにぴったりで、さっぱりとした感覚を共有できているように感じました。
まとめ
色々な立場の人がいる中で群像劇じみてきました。
各自の思惑(特に幼女)が明らかになる20巻ではどう風呂敷を広げてたたむのか!楽しみですね。
漫画「ワールドトリガー」21巻感想 続きが気になりすぎてしょうがない【ネタバレあり】
こんばんは、へるもです。
ワールドトリガーの感想を書くのは初めてですね。最初はウルトラマンかよ、、、(笑)と思ってスルーしていたのですが、10巻ちょっと前から嵌って以降、管理人の熱は冷めません。そんなワールドトリガー21巻の感想です。
いつものごとくネタばれがあるのでご注意を。
ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著
もてるものの悩み
ワールドトリガーって時々重い話いきなりぶっこんできますよね。今回のチカの話がそうでした。
チカが怖いのは他人を傷つけてしまうということより、その結果、どう思われるかということなんですね。
ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著
自分のことを責める描写がありましたが、管理人的にはなんて健気な子なんだ、と思ってしまいました。トリオンが多いのも、ネイバーに襲われたのもチカにとってどうしようもありません。そう割り切ってもよかったはずです。
それでも彼女が選んだのは苦悩の道に迷い込み、(ボーダーに入るまで)一人でいることを選ぶということでした。
というか、チカは今回の”答え”をある程度自覚していたのではないかな。
ヒュースとの問答で初めて分かったかのような描写でしたが、幼い頃からの自分の行動の答えをここまで自己分析できたという部分からそう感じます。
鳩原さんという本当に"人を傷つけるのが怖い"人を登場させて、チカ打てない=人を傷つけるのが怖い、という部分に説得力をもたせながら、それを踏み越えてチカを追い込んでいく葦原氏は鬼ですねぇ。。。
ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著
ちなみにこの年上組が冬の地べたに座って話を聞いているのがとてもスキです。
そこに言及する何のセリフもありませんが、圧迫感を与えずにチカの話を聞こうとする二人の優しさがにじみ出ています。
戦争の足音
今回チカに決定的な気づきを与えたのは、撃たなければ修やユウマが死ぬかもしれない、という状況の提示でした。
これまではベイルアウト機能があったので、そうそうは死なないはずなんですね。10巻で死に掛けていましたが。
しかし、敵の本拠地に攻め込むということでその限りではありません。現に軍人ヒュースはその状況を当たり前のものとして扱っていました。
サバゲー漫画などと揶揄されることもあるワールドトリガーですが、着実に物騒な世界に進んでいます。実際、vs. 香取隊や旧ボーダーの話では悲惨な世界が描かれました。状況が進み、ヒヤヒヤする感じが出てきましたね。
人が死んだりするのだろうか。
主観と客観という対比構造
チカの話が登場して思いましたが、ワールドトリガーでは自分が他人をどう定義するかという主観という軸と、他人が自分をどう定義づけるかという客観という軸を非常に重視しているように思えます。
主観に関するテーマがあるということはいうまでもないですね。こちらはストーリーに大枠を与えるために使われています。
ネイバー(隣人)であるユウマを敵とみなすか、味方とするか、そんな戦いをしていたのが物語の序盤です。そして未だに本部(排他的)vs. 玉狛第一(融和的)の構図は崩れていません。
今後、ネイバーの世界に遠征していく上でも、ヒュース(おそらく迅やレギーも)がキーパーソンとなることで、このテーマが語られていくでしょう。
客観に関しては扱いの毛色は少し違っていて、個人間の関係性という小さな枠組みの中で使われていました。
今回のチカがそうですし、エマもそんな感じですね。他人からどう思われようがどうでもいい風を装っていますが無関心な人はそんな発想すらありません。今回出てきたガンナー1位の人のように。
もっというとボーダーのランキング システムなんて究極の客観視です。香取隊長は誰かに何かを思われることには無頓着そうですが、ランキングシステムには囚われているように見えました。
大きな流れを捉えると自分はどう考えるべきか、というテーマがあるのに、細かい部分にフォーカスすると自分はどう考えられているのか、という繊細さが見え隠れします。
物語を回しているのが主観と客観の両輪であり、この対比構造がうまい具合に緩急をつけてくれているなぁと思います。
チカにとっての救いとは?
コウの悩みは過ぎる力が場を壊すということで、それを解決に導いたのは仲間の力でした。
それではチカの救いは誰がもたらすのでしょうか、もちろん本人の努力が重要なのはこの漫画の不文律ではありますが、修やユウマであってほしいなとも思います。
2015年のキャッチコピーですが、私の気分として、これほどふさわしいものもないです。
対比構造と死亡フラグ
対比といえばオチャラけキャラなのに根はくそまじめっぽい迅も対比という業を背負っています。
死ぬと武器になるというブラックトリガーという設定、固有武器に緊急脱出スキルなし、未来予知という強能力、強い力には枷をはめる神葦原、記念絵ではどんどん武器がダウングレード。
未だに生きているのが不思議なくらいの死亡フラグを積み重ねている彼ですが、未来はどうなるのでしょう、、、
最終戦
さて、まじめな話はここまでにして最終戦です。本巻中盤は各自の戦法の話でしたが、改めてワールドトリガーの凄さを感じます。
タイマンに強い二宮隊長はむしろタイマン中が一番狙い目かもとか、二宮隊長は割りと感情的とか、いっていることが全部納得いくし、凄く合理的なんですよね。しかも、各隊でバラエティ(個性)がちゃんとある。
これを満たしている漫画ってほかにあったかな?
コナミぱいせん
そういえば本巻は大人気キャラ?コナミぱいせん大盛りでした。
ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著
最初こそ大人美人感ある解説役でしたが、、、
ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著
どんどん観客みたいな感じに、、、(笑)
ハイライト
やはり熱かったのはヒュースの防戦でしたね。
軍事国家アフトクラトルの精鋭軍人の名にふさわしい戦いです。王子の「なんであれで死なないんだろうね・・・」が特によかった。強キャラからの賞賛ほど箔が付くものはありません。
そして詩織オペレーター超有能です。
4人チームが少ないのはオペレーターの指示が追いつかないからという理由ですが、余裕でずっとモニタリングしています。ヒュースの活躍も彼女の支援があってのものでしょう。
全巻で停電したときもフンフン言って対応していましたしオペレーター能力順位はかなり高いんだろうなぁ。そういえばオペレーターに順位ってありましたっけ?何となく綾辻さんとか怜悧な感じな人(名前忘れた)が有能感ありますが。
この先どうなるのか?
修は立てた作戦は今回だいたい空回りです。ちょっと悲しいですね。
チカオラ(チカのメテオラ)が狙撃さえされなければ、、、!ていうかあれ射出前も狙撃できるんですね。ちょっとびっくりしました。
チカオラ強すぎ問題にはこうやって縛りをかけるんだな。
辛くもいきのこった二人に(チカの瞬時の判断凄くね?)、フラグたちまくりのvs. 二ノ宮隊長、落とされそうだけど活躍の場を残しているヒュースのバイパー。
さすがの最終戦で見せ場がてんこもりです。
ヒュースが落とされたら修が相手をするのでしょうか?次が楽しみですね!
休日はいつも混んでいるから平日に行こうと思っていたMuji Diner(無印食堂)は平日も混んでいた
こんばんは、へるもです。
昔から行ってみたかった銀座無印の食堂に行ってみました。muji dinerってムジダイナーと読むらしいです。
おっしゃれー!
いざ入店
平日の1130で22組待ち、、、すげえ。11時openのはずなのにもうこんなに混んでいます。平日なら待たずにすむかなという淡い期待は一瞬で砕かれました。
この時はユニクロにも行きたかったので、時間をあけたらもうちょっと空くであろうという皮算用の元、先に買い物に行きました。
しかし、1330に戻ってくると、まさかの32組待ち!まじかー。もはや気長に待つしかないと悟り、とりあえず待つことに。
予約システムは割りと機械的
予約システムは面白くて、携帯電話番号を入れると予約番号が発券されるというもの。近づいたら連絡をくれるんでしょうね。待っている間に買い物もできますし、合理的です。
私の時は5番前になったら電話がかかってきました。
よく出ているメニュー
店内で座っていて目立つのはやはり魚。
このショーケースから魚をとってめっちゃ捌いてました。こんなん魚食べたくなるわ(笑)メニューを見てみると一番最初に焼き魚定食がありますし、1番の推しなのでしょう。
実際、焼き魚定食、日替わり、サラダあたりがよく出ているように見えました。魚はまるまる一尾使っているように見えます。銀座で850円でこれって凄くね?銀座は割と普通に1000円くらい超えるイメージがありました。
客層客
層は9割が女性です。
客層を反映してか店員さんは若い爽やかイケメンがたくさん。そういえば、女性が食レポしている漫画を見るとかなりの確率で店員に言及されますよね。たまたまかもしれませんが(笑)
あと、お酒を嗜んでいる人もちょいちょい見かけました。平日昼から酒なんてすごい優雅だ。セレブか、平日休みの方なのかな?
東京は夢がありますね。
そんな自分もお酒を頼みました。みなさんがワインを頼む中、焼酎を頼みます。見た目が氷の入った水なので、平日に酒を飲むときに襲われる謎の罪悪感は抱きませんでした。
トマトがうまい
30分くらい待って席に案内されました。
注文したのは鳥の甘酢あんかけがメインの日替わり定食と、サラダです。
サラダはいろいろありましたが、トマト、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎのごろごろ感が嬉しいです。
お気に入りはトマト。身は柔らかくずっしりと詰まっています。ディス イズ トマト。トマトってこんなに身が重いものだったかな?すごい食べ応えがあります。
それでいて皮は薄い。薄いけどちょうどいい存在感がある。ガブリと噛んだときにちゃんとぷつんと皮が切れる歯ごたえがしてから、ボリューミーなトマトの身を味わえます。
これはスライスしたらあかんやつや。大ぶりで正解です。
うーむうまいぞ。
トマト以外はローストされていました。この点で、印象に残ったのは玉ねぎです。
ロースト玉ねぎって柔らかいイメージだったのですが、こちらの玉ねぎはまさに食べるサラダ。
玉ねぎの辛さを飛ばす程度に火は入れてあるのですが、冷水で(?)しめてシャッキリとした歯ごたえがあります。
これってたぶん作るの難しいはず。絶妙な火加減とロースト時間時間でなければこのシャキシャキ感、みずみずしさ、食べやすさはバランスしません。
付け合わせ?のピーナッツもまた美味しい。程よい硬さとシンプルな味が野菜とドレッシングであふれていた味覚を整えてくれます。
カレーに福神漬け、サラダにピーナッツ。
いくら美味しくても野菜ばかりの中には変化がほしいもの。取り分けている人は少なかったですが、数個取ってみるのもオススメです。400円って高いな、と思っていたのですがこれはまた行きたい。
もちろん定食もおいしかったよ
唐揚げの甘酢あんかけは普通に美味しいです。ちょっと思ったのは甘酢あんの主張が強いのに、鶏肉の味をしっかり味わえたことです。鳥自体がいいのか、下ごしらえが絶妙なのか。
味が濃い目のメインに対して、きんぴらごぼうはさわやか系でした。こっちも味が濃かったらご飯足りない、と思ったのですが柑橘類の風味がしてまた美味しいです。
メインのこってりと副菜のさわやかさのバランスが良い。
ご飯は本当に少ないですね。女性の普通ってこんなんなのか、と驚きました。
飲みやすい焼酎
一緒に頼んでいた焼酎は黒とトジなんたら、です。これがどちらも飲みやすくて驚きました。焼酎なのにガツンと鼻にくる強すぎ感はありません。
トジなんたらなんて後味の甘さと軽さが相まってむしろ飲みやすい、とすら思ってしまいます。黒は比べると少し硬い、辛い印象を受けましたが、これも飲みやすかったです。
総評
全体のバランスが非常に高いお店でした。
神戸牛の店のように、目立つ一品で感動を与えようとするのではなく、四隅隅々まで配慮された食です。あれを取ってもこれを取っても、ちょっと嬉しい。その集積が満足に繋がるんですね。
無印良品が好きなためかバイアスがかかっているかもしれません。でも高い期待に応えてくれました。みんなそう感じているからこそのあの混みようなのでしょう。
近くにできたからいつか行こうと思うけど行かない店No.1のいきなりステーキにいってきた
こんばんは、へるもです。
今回はいきなりステーキに来てみました。6周年記念で安くなっているとのことだったのでいい機会だな、と。
驚きの客層
入ってみると半分以上が女性客!
肉マイレージみたいなアホな(褒め言葉)システムがあるので、てっきりいっぱい食べるぜ、という男性客が多いのだと思っていました。
東京駅の地下街という立地のせいでしょうか?なんにせよいきなりステーキはグルメの店、あるいはインスタ映えする肉が出てくる店みたいなカテゴリに入っているようです。
注文
リブロース300gとライス大盛り、赤ワインを頼みました。
ちなみに管理人が大学生の時、一食あたりの肉の量(多め)として設定したていたのが300gで焼肉の時がこれよりちょっと多いくらいでした。今となっては300gというのは明らかに多い気がするのですが、これが基準とのこと。
やっぱどか食いの店じゃない??(笑)
実食!
食べ応えがありつつほどほどにジューシー。この厚みがよいです。
普段生活していると、厚みのある肉を食べる機会って割と少ないですし、だからこそわざわざ外に食べてきてよかった!と思えます。
レアがお勧めということだったのでそれにしたのですが、中はほとんど生でした。和牛のように霜降りでなくとも、パサつきがないのはこの焼き加減が理由かな?新鮮で管理されている肉だからこそできることです。すばらしい。
やたらとソースや調味料がありますが、シンプルにソースだけというのが一番良かったです。(このときは、、、)
ちょっと筋張っているとこがあったのですがサイコロステーキより大きめに切れば厚みの喜びを保ちつつ、筋とかが気にならなくなります。しかし、美味しい部位でこの感じ…嫌な予感も…
ミドルリブ美味しくない….?
この店のリブロースは選ばなければトップとミドルの二つの部位が合わせて出てきます。最初に食べ始めたのはトップリブでした。
なんとなくミドルの部分を食べると…筋が邪魔!肉自体は柔らかいのですが筋があってなんか飲みきこみきれません。いたるところにある窒息したときの対処法はミドルリブを飲み込みそこなったときのものではないでしょうか。
ナイフで小さくしようとしても筋が残ってしまいます。
もう一つの罠
半分くらい食べきった段階で思います。
まだ折り返し地点なのか、と。
ここで始めて理解します。あの調味料のバラエティの意味を。あれがないと味に飽きてしまうのです。
マスタードとニンニクはやはり肉にあいますね。肉の本場?アメリカで愛されるだけあります。ワサビは肉の脂に押されてなんかあんまり味がしませんでした。
そしてこの状態だと赤ワインは無力でした。脂と肉が広がった口の中をさっぱりさせたいのですが、中途半端に高いアルコールのおかげでゴクゴク飲めません。肉に赤ワインって本当にあうの?そんな疑問とともに食していました。
やっぱり、冷たい水が一番!笑
完食
食べ進めるも相変わらずミドルリブはあんまり好きではありません。ミドルとトップの部位を交互に食べながら完食しました。最後にミドルを残すのはやめておこう。萎えるので。
あんまり触れませんでしたが、ごはんはいらんかったな。さっぱりさを加えるという意味でサラダがよかったように思います。
総評
ぶっちゃけ苦労したのでその部分がにじみ出る文章になってしまいましたが、このレベルの肉をこの厚みで食べるに際してこんなに手軽な店はそうはありません。予約とか面倒だし、コースにすると肉が減って値段があがることでしょう。
そういう意味ではすごく手軽でいい店で一度くらい行って見るのはありだな、と思いました。
管理人が次に行くならトップ部位だけを多くて300gとサラダを頼むかなーと思います。
【メンズファッション】Muji laboの名作Tシャツが通常ラインに復刻していた
こんばんは、へるもです。
私が好きなブランド?としてMuji Laboがあります。
Muji Laboって何って人に説明するのであれば、無印良品にとってのMuji LaboというのはユニクロにとってのユニクロUのような少しお高めのラインというのが分かりやすいです。
ただ、実際はちょっと違うであろうと思うところもあって、Muji Laboというのはラボ(実験室)という言葉の通り、無印良品が服作りをするにあたって世の中のトレンドを測るための場でもあるようです。
そのため、ムジラボではちょっと違った雰囲気の服が多くあり、普段の装いからはみ出る服が多く出ています。
ベーシックな装いから少し脚を踏み出したい人にぴったりです。何しろ試着しても服や見たいに店員に張り付かれませんし。(そこかい的な感じはありますが)
さて、いきなりちょっと脱線しましたが、そんなムジラボで出ていた服が通常ラインに現れました。そんな話です。
インド綿ドロップショルダー長袖Tシャツ ¥2,990-
https://www.muji.net/store/cmdty/quick/4550182491951
こ、これは!ムジラボ2018AWのやつですよね。
無印はMuji Laboの人気商品が数年後に現れるのが楽しいです。
ムジラボで発売された時はもう少し高かったのに、すぐに売り切れてしまっていたのですが、このTシャツは3000円。
冷静に考えると安くはないのですが管理人はもっと高く買ったので安く感じます。(笑)
これは一枚持っていて間違いないTシャツなのでおススメで、ぜひ試してみてほしいです。
ゆったりとした身幅とドロップショルダーはそれだけで雰囲気を持っており、どんどん大きくなるトップスというトレンドにのったデザインになっています。
トップスが大きいとこれまた流行の裾に向かって短くなるテーパードパンツ、裾までの太さが同じように見えるストレートパンツを合わせても、Y(V)シルエットが作れるのでこーディネートが選びやすくて楽です。
ワンポイントで付け加えるなら、腕まくりをしてちょっと良い時計をすると割とサマになります。1枚できるときは特に。
デザインに特徴があるとはいえ胸ポケットもないデザインなので少し地味ですし、袖丈が長いので”萌え袖”になってしまうんですよね。
大学生までならまだしも、それ以上の年代の男性だとちょっと狙いすぎかなと。
【メンズファッション】無印良品のニット ヤクウール vs. ウール
こんばんは、へるもです。
無印良品の2019秋冬物のレビューです。秋冬物といえばニット、ニットといえばウール、無印良品でウールといえばヤクウール!
無印良品は数年前からヤクウールを頑張っています。
ヤクウールのよさとして艶を上げる方も多いですが、管理人としてはやわらかい生地感に由来した上品さをヤクウールの特徴としてあげたいです。
さて、その実力は、、、というと普通のニットのほうがよかった。ヤクはまだコストがあっていないように感じます。
おすすめ
鹿の子編みタートルネックセーター ¥5,990-
首のチクチクを押さえたセーターシリーズ。
首の部分だけにウールではなく化学繊維を使っているのがポイント。その名にたがわずちょっとチクチクするけどそれほどは感じない絶妙なラインです。(笑)
ニットって難しい
ニットセーターは管理人にとって使いこなせない服の一つ。
薄くて体の線が出るし、艶があるものが多くすごく視線を集めるからですね。よくないスタイルにわざわざ視線が集中してしまう。そんな服に感じていました。
それを覆したのが後に述べますがGUのセーターがお気に入りです。さて、無印はどうか。着て見て思ったのは見た目の印象とは裏腹に意外とゆったりとした作りだなということです。
着てみて腕を広げた時に脇と下に少し布が余ります。身幅が取られているから体のラインが出過ぎるといったことがないのでしょう。
安いのは悪いことばかりではない
ヤクが混じったセーター、ニットが多く出ていますが、無印良品のニットはヤクウールに比べて安価と思われるウールを使った本品が一番よかったです。
ヤク入りに比べて明らかにしっかりしています。着た時に、あ、違う、厚みがある、そう感じました。
ウール100%なので製造コストが浮く→しっかりとした厚みにお金を使える、という感じになるのではないかなと。
スタイルがよく見える気がする
この厚みとゆったりとした身幅のおかげで体のラインを拾いにくいです。加えてタートルネックなので顔を小さく見せる効果があります。スタイルの悪い顔でか族にとっては嬉しいですね。
厚みがあるといってもインナーとしての領分を踏み外さない程度に抑えられているのがまた嬉しい。上に何も着なくても飾り気があるので地味になりませんし、チェスタコートのようなタイトなコートにも合わせることができます。
というか、ゆったりとした着心地や厚みのある記事の割りに、見た目の印象はずいぶんとすっきりしています。
これはテーパードパンツが細く見える理由と同じではないかと。裾に向かって細くなっていくテーパードパンツは実際には割りと太さがあったとしても、見た感じの重さがないですよね。
このニットも同じで、胸周りはゆったりとしているけど、下に向かって細くなっていき、手首回り、腰周りがきゅっと絞られています。これが見た目の印象を重く感じさせない理由だと思います。
ユニクロのメリノウールに比べると高く感じるかもしれませんが、割と普通に良品です。
一番よいニットは?
ニットを買いに行った管理人は結局guの白ニットを選びました。
こんだけ押しておいてすいません。(笑)
無印のニットはすごく良かったのですが、一方で同じようなニットを持っていて、昔から馴染みがあったんですよね…
その点、GUのニットは言ってしまえばガーリー(girly)なメンズの服としてはちょっとした珍しさを感じて、その新鮮さに惹かれました。
無難の中の良品を目指した無印は30代、40代でも似合うニットです。落ち着いた良いものが欲しいという方に、無印のニットをぜひ試してみて欲しいです。
注意
無印良品サイトのレビューによると洗濯するとヒドいにおいがするものがあるらしいです。ウールの処理不足により油が落ちきっていないのが原因とか。
本当にヤバイものなら回収されることを考えると一部のものがそうなってしまったということになるはずですが、ネットでの情報収集をしてから買ってもよいかも。
惹かれない
ヤク混ウールクルーネックセーター ¥4,990-
近年無印良品が頑張っているヤク混のセーターです。
ヤクの分量は30%!すごい頑張っています。
こちらも身幅がちゃんと取られており、ヤク特有の柔らかさがより上品に見せてくれます。
艶という艶はないんです。ただ、ブランド物を持っていなくても振る舞いで育ちの良さが分かるお嬢様のような、そんな雰囲気がありました。
一方でやはり薄い。この薄さにこだわりすぎな気もしますが、管理人はどうしても気になってしまいました。
体のラインが出てしまうのでヤクの持つ上品さが打ち消されてしまっています。そしたらわざわざこれを買う必要はなくね?と思わざるを得ません。
ヤク入りウールワッフル編みクルーネックセーター ¥5,990-
https://blog.hatena.ne.jp/herumo/herumo.hatenablog.com/edit?entry=26006613471045517
こちらもヤク入りです。値段が上がっていますがヤクの分量は30%から15%に落ちています。ヤクが少ない分、上品さは少し減ってしまったかな。
ただ、ワッフル編みという立体的な模様のおかげで上の方に視線が誘導され、スタイルの悪さを感じにくくなっているように思います。バランスとしてはこちらの方が良いのかも、そう思いました。
ただ、やはりこれだとヤクをいれる必要があるのか、、?と。
ヤクは難しい?
ちなみに管理人のもっているJournal Standard(だったかな?)のヤクの分量は23%でした。
確か1万円ほどで、無印良品のものよりは厚め、というか、ふんわりしています。これがヤクの効果なのか、混紡されている別の化繊の効果なのかは分かりません。
が、化繊などを使ってコストを抑えつつ、ヤクのよさを引き出すといったような技術が必要というのがヤクウールなのは間違いないでしょう。
5000円ほどで、さらにヤクウール+ウールで勝負、というのはコストダウンが進んでいない段階ではちょっと難しいな、と思います。
やたらとチクチクした去年のものに比べるとマシになっているような気がしますので無印のヤクには今後に期待!
無料はてなブログでリダイレクト設定せずにgoogle adsenseに通った話
こんばんは、へるもです。
みんなの憧れgoogle adsenseを申請し、やっとこさ通りました。
無料のはてなブログだとできない、リダイレクト設定しないとできない、色々な話があるのですが、そのようなことを必ずしもしないといけない、そんなわけではありませんでした。
じゃぁ何をしたのか。。。?
ひたすら繰り返し申請するだけ!!
以下、時系列をおった記録です。
2019年10月7日
ブログに飽きてきており、何かしらの刺激がほしい管理人。
やはりみんながやっていることをしたい!とgoogle adsenseへの応募を思い立つ。
Amazonはもしもアフィリエイト経由で連携しているので次は天下のgoogleだ!と。
早速サイトにコードを埋め込み、応募申請を実施。
コードの埋め込みは簡単でした。
2019年10月8日
「サイトの停止または利用不可:お客様のサイトが停止しているか、利用できないことが判明いたしました。お申し込みの際に送信された URL にお間違えがないかご確認ください。」
googleより送られてきたメールより
?!?
2週間かかるかも、みたいなものを書いていましたが、次の日には連絡が帰ってきました。
しかし、結果はまさかの「お前のブログを審査しようにも、どこにもないんだけど」みたいな感じ。
実際に確認してみるとこのwebsiteが見れないなんてことはなく、google analyticsなどgoogleの各種サービスも認識してくれている。
google adsenseだけが認識してくれない。なぜ?
調べてみるとアドレスに「www」が入っていないからという説が有力の模様。
でも、wwwってその単語自体にあまり意味がないとよく聞くんですよね。本当か??
adsenseヘルプ
うーむ、本当っぽい。
自動化大好きgoogleのことだからadsenseの審査も自動化しているはずである。
wwwの意味の有無が問題ではなく、審査プログラムの仕様上の問題だったらどうしようもないはずだ。
ここで出てきたのがリダイレクト設定、というワード。
たとえば「herumo.com」というwwwなしのURLをクリックしても「www.herumo.com」のようにwwwありのURLに自動的に変換してくれる設定っぽい。
サイトが移転しました、と飛ばされることがあるが、これもこの機能を使っているのだろう。
調べてみて簡単にできるのであれば試してみようと思ったが、費用がかかる or 面倒くせぇ!
無理だな、これは。
2019年10月9日~
とりあえず、その後はなんとなく、申請を繰り替えしていた。
申請画面でwwwありのURLを貼り付けて送る、など不毛な努力をしつつ。
審査結果が出たらすぐに再申請を行う日もあれば、数日あける日もどんどん多くなっていった。
こんな感じ。
なぜ、何も対策をしなかったのか?
2ヶ月も無駄に申請というのは無駄ではないかと思う人も多いだろう。
管理人もそう思う。半ば惰性で申請していた。
ただ、今の申請不可の状況がたまたま、ではないかとも思っていた。
google analyticsなどのサービスで認識できているんだから、そして何よりコードを埋め込んで見つかりました、とadsenseの審査画面で出てくるのだから、サイトが利用不可というのはおかしい。
そして、そんなおかしな状況はgoogleなら対処するはず。
そんな気持ちが大きかったのだ。
日本企業ならありえる
たとえば日本企業ならそういうことをするのは間違いない。管理人も期待もなく申請をやめ、リダイレクト設定も面倒くさいのであきらめていただろう。
現場サイドの「細かいものに対応するのが面倒くさいから弱小ブログに対応するのはコストパフォーマンスが悪い」という怠惰と、マネージャー層の「これまでやってこなかったことはあまりやりたくない」という怠惰が合致するというのは日本企業でよくあることだ。
しかし、ことはgoogleだ。google trendなんて自動化を武器に地方の中小企業にまで攻め込む姿勢を見せている。
web広告という今後の大きな流れに対し、こういったバグを放置するであろうか?
絶対にないという確信はないにしろ、管理人が会ってきた欧米人は自分の言葉に責任をもつ素直さを持っていた。
審査画面でコードが見つかったと言っているのだからgoogleだってそのうち対応するはずだ。
2019年11月24日
月曜日の朝、メールを見てみると、googleの審査結果が返ってきている。
ある種の予感がした。そして、、、
はてなブログ(無料)でもリダイレクト設定しなくてもアドセンスって通るのね。 pic.twitter.com/lSGWu8fUeW
— 社会人はリラックスしたい (@kapVpjzVyO8N5Fl) November 24, 2019
合格!
無料ブログ(はてな)でも、wwwなしからwwwありへのリダイレクト設定をしなくてもgoogle adsenseに合格することができました。
必要なのは2ヶ月という時間と、申請するちょっとの時間。
いやーよかったよかった。
先ほど広告を自動化してみましたが、サイトには変化が現れていません。なぜ??
まぁそこらへんはまた今度考えてみます(笑)
(追記)
1週間弱まったところ広告が出るようになりました。