社会人はリラックスしたい

社畜の馬小屋

漫画の感想とか、馬術とか、投資とか、ファッションとか(旧社会人はリラックスしたい)

アニメ「ダーウィンズゲーム」1話 感想 結構凝ってるぞ!?クオリティに期待してなかったやつは腹筋な

こんばんは、へるもです。

 

地味に好きだったダーウィンズゲームがついにアニメ化しましたね。

1話の感想です。

 

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ダーウィンズゲーム 公式サイトより

 

 

原作のネタバレは極力避けますが、ストーリーの根幹に関わらない部分のネタバレはございますので注意してください。

 

 

振り返っての感想

期待値を上回ってきたぞ!って感じです。

(というかこんなにちゃんとしたアニメ化されるとは、、、驚きました)

タイトルにもつけたんですけど、「凝っている」随所に再構成して工夫したあとが見られます。

 

たとえばハマダ

原作には登場していないキャラで、だれそれ?って感じではありました。アニオリキャラなんてクソ改変の可能性が高いのでまじでーって若干見る気が付いた感があるのですが、見ているとすぐになるほどなーってなりました

 

「ヘルプコール5ポイントもすんのかよ、50万円じゃねえか!」

「キョウダか、あいつはおれより使い込んでいる!」

「判定勝負に持ち込まれてもヤバイ!」

「助けてくれそうな友達なんて、、、悪い要(主人公)!お前しか思いつかなかった!」 

このほかの一連のシーンも含めて、ダーウィンズゲームはこんなお話なんですよってことを分かりやすく説明してくれているんですね。

 

最初の5分でばーっとストーリーの軸が語られていました。

・アプリを使った能力バトル

・命を懸けたPvP

・現実の金銭に関わる →参加者のモチベが分かりやすい

・主人公は周りからなんか凄いやつって思われている

 

なんだこんなことかよ、と思うかもしれませんが、管理人は凄く気に入りました。

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ダーウィンズゲーム 1話より

ハマダくんのシギル(能力)かっこいいぜ、、、

 

ちょっと話が変わりますが、1話の醍醐味っていきなり世界観が変わってしまう緊張感やわけの分からなさだったと思うんですよね。

 

アプリをいじっていたら突然カウントがスタートしたり、怪しい着ぐるみがいたり、そして襲いかかってきたり。しかも、ライフラインたる警察や消防の恩恵は参加者には与えられません。

日常を生きていた高校生が”アプリ”というたった1つのファクターに関わってしまうことで唐突に価値観の変更を迫られる、というこの"非日常感"はフィクションにおける大きな楽しみの一つです。

 

で、話が戻ってハマダ君の存在についてなんですが、彼のおかげでカナメが何に巻き込まれているのか、というアウトラインがちゃんと分かるんですよね。

 

非日常感をブーストするという意味では、前情報なしでカナメが襲われる原作のような感じでもよいのですが、ばかばか情報が流れていくアニメーションでは視聴者が置いていかれている可能性も高いのではないかな、と。

ん?何が起こったの?よく分からんし続きは続きを見る気にならないなー、的な。

 

特にアニメは放映中という限られた時間の間に継続的に見てもらうことが重要だと思いますので、フィクションの非日常感を残しつつ、分かりやすさも重視したこの補足的改変は好きです。

そのほか、キョウダのシギルとかは後々強い意味を持ちそうですし、蝶々はかっこいいし、原作をうまく味付けして凝っているなーと思いました。

 

私の中ではダーウィンズゲームっていつか打ち切られるのでは?という恐怖を感じながら追ってきた漫画なので(読者投稿を呼びかけているけどおそらくなかったんだろうな、というあとがき漫画とか)、いっちゃ悪いですけど弱小漫画ってイメージがあったんですよね。

それがアニメ化するということで、正直こんなにクオリティ高いものが出てくるとは思わなかったよ。

土下座!土下座ぁ!!

 

 

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https://anime.eiga.com/news/110238/2/

インタビューを見ていると私の反応はもちろん想定内。むしろ予告ホームランでホームラン打たれた的な

”もうひとつのダーウィンズゲーム”って気になります。

こちらのインタビューは量もあり見ていて面白いのでファンの方は一度目を通してみては?

 

どこにも入らなかったので補足的ですが、メッセージが読めないスピードでとばされていきますね(笑)蛇足な説明を省き(動画とセリフに入れ込み)、テンポを重視する点は、なんとなく盾の勇者のアニメ化を思い出します。 herumo.hatenablog.com

 

 

戦闘シーンよかった

戦闘シーンのよさって感想を書きにくいのですが、1話の戦闘シーンは凄くよかったです。

 

ハマダ vs.バンダ君(消えるマスコット)、カナメ vs.シュカでは、動きがrichでした。加速度を感じる動きって言うのかな、ひゅぅ、、、ヒューーン!!みたいな(伝わらない)

一旦とまってタメがあって、それから爆発的に動きが出るというちょっとした変化の積み重ねのおかげで動きに迫力と快感があります。

シュカの高機動っぷりは書くの大変そうですけどよくぞここまで、というクオリティ。ここがしょぼいと無配の女王(笑)って感じですし。

 

にしてもこんなに頑張って大丈夫なのか?

見ているこちらとしては嬉しいですが、、、ハマダとバンダ君なんて友人Bとおっさんの戦いなので作画カロリー高めで大丈夫なのか、と不安になります。ちなみにバンダ君は主人公たちの教師という設定です。

 

カナメ vs. バンダ君のところはホラー映画のような質感がいい

初心者 vs. 初心者狩りという構図でカナメは圧倒的な被捕食者です。

しかも、首のとこから生身が見えていて、ちゃんとバンダ君=人間っていうのが分かるんですよね。人間 vs. モンスターじゃなくて、人間同士の殺し合いであることが分かります。

一歩一歩迫ってくる恐怖がでてたなーと。 

 

 

 

原作シーンと変わらないところ

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ダーウィンズゲーム 1話より

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https://anime.eiga.com/news/110238/2/ 

シュカの謎全面降伏からの全面服従

語りたいけど、現段階では語るまい、、、

 

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ダーウィンズゲーム 1話より

 私の炎は、、、!!

なんで真ん中にいるの(笑)

 

 

まとめ

期待以上の高クオリティでした。

原作を知っているのでまぁいいかなと思っていましたが、気になってきましたぜ。 

結構評判もよさげ

 

コミケの思い出とC97の戦利品 宇宙よりも遠い場所本の感想を少し

3度目のコミケにいってきました。C97でいいのかな?

行くのは3度目といっても、最初の2回はなんとなくウロウロしてみたといった程度です。 

 

 

コミケの思い出

1度目は学生時代の夏コミに行きました。東京旅行の計画をしているときに「げんしけん」に出会い、ちょうどお盆じゃん!いけるじゃん!と興味をもったのがきっかけです。

 

初めてアニメイトに行ったのもこの時でしたね。

なんかもっと凄いものをイメージしていたのですが、ラノベや漫画の取り扱いが多いだけの普通の店でなんだかがっかりしたことを覚えています。(笑)

 

準備としてカタログという電話帳みたいなものを買いました。

なんとなくの予備知識はあったのですが、初めてみるそれは文化祭や学園祭のパンフレットみたいだ、と思ったことを覚えています。そして、1ページ1ページ、丁寧に見たものの意外に情報量が少なく、結局コミケ会場には持っていきませんでした。重いし。

 

今振り返ると、あれは地球の歩き方のようなガイドではなく、海賊が持っている宝の地図のようなものだったのかな、と。

ここらへんにお宝があるんじゃない?でも現地に行かないとそれがあなたにとっていいものなのかは分からないよ?的な。

 

結局会場を訪れたのは最終日だったように思います。コスプレエリアを歩き回って、当時(周辺で)流行っていた「ひぐらしのなく頃に」の同人誌をおみやげに買って帰りました。

まだ未プレイの管理人にとって、この本はひどいネタばれをしていたのですが、失礼ながら話と絵が雑で何も察することができなかったなぁ。

 

代表の方(?いまだによく分かっていない)の訃報と黙祷や、閉会の拍手が印象的でした。

今ではその風潮も弱まったという話も聞きますが、オタクって公式的に迫害してもいい対象でした。理由は色々あるのでしょうが、そんなわけでオタクであることを表に出さない、というのは一種の作法でした。

それがコミケの場には、こんなにもオタクがいて、それを引っ張る人がいて、会の終わりを皆で拍手で締めれる、そんな場があることがあるんだ、と驚きました。

 

別に生きる希望が沸いたとかそんな大層なものがあったわけではありません。

が、狭い部屋の中にある小さな窓をのぞいてみると大きな未知の世界が広がっていた、そんな気分になったのも事実です。

 

帰りはゆりかもめがすっごく混んでいたので、歩いてアニメデジモン聖地巡礼をしたはず。

 

2回目は冬コミです。

夏よりも冬のほうが過ごしやすいなと思ったことだけ覚えています。社会人になっていたので何か気になるものがあれば買ってみようと思っていたのですが、結局買いませんでした。

好きなものを吟味して探すという消費行動をする管理人にとって、瞬発力が必要な同人誌即売会というのはなかなかに厳しい場でした。

 

 

3回目

それから時が経ち、いざビッグサイトへ!

 

今回はこれまでの反省を生かしてほしいものをチェックしていきます。

それがこちら。

 

この作品の存在を知ったのはpixivがきっかけでした。

ここすき!よりもい!! 無料公開版www.pixiv.net

 

今はpixiv上で公開されていますが、元になった本は同人誌ということで、新しい本がでるならこれは買ってみたい、と。

正直なことをいうと、1年経てば公開されそうなので(されるかは分からない)、行くのめんどくさいなーという気持ちもありました。が、ここに行けば何かが分かるかもしれないと、とにかく南極を目指す報瀬のような気持ちでコミケ参加を決定しました。 (笑)

 

目指す場所は南ホールの2Fにあったのですが、最初にたどり着いたのは4Fでした。下りたいのですが、エスカレーターは上りのみ。

さてどうしたものやら、、、とうろうろしていると警備員のおばちゃんがエレベーターの存在を教えてくれました。感謝。

 

そんなこんなでたどり着き、作品を手に入れることができました。

両隣?には別のサークル様が宇宙よりも遠い場所の本を出していたのでこちらも購入。複数のサークルで購入することはあまり意識していませんでしたが、うれしい誤算です。

ちなみにこれは他にもサークルがあるのでは?とホールの2Fと4Fをくまなく探しましたが、他には見つけられませんでした。この作品ってこんなに人気あったんだ!みたいな発見もありましたが、基本的には徒労でした(笑)

 

5000円くらいでしょうか。同人誌って高いですよね。いや、商業誌が安いというべきでしょう。

社会人になった今、5000円=飲み会1回くらいなのでまーいっかってなるのですが、学生にはやっぱ厳しいのでは?ネットのまとめでみる鞄いっぱいの同人誌って凄い額かかってそう。

 

帰りはコスプレゾーンをみてかえりました。ナッシーがすげー目だってた。一番の美女はリゼロのエミリアさんだったかな?

 

 

本の感想

・Yuzuki Visual Maniax

上記のpixivの同人誌をみてもっとぼーん!みたいな本を想像していたのですが、20ページほどの本でした。

次に完成号が出るということなので、これは見本誌というか途中経過を報告するための冊子なのでしょう。準備号1→準備号2→完成稿、みたいな。「準備号」って何?と思っていたのですが、そういうことなんですね。

 

やはり本を作るというのは大変なことで、色々な仕事や事情の合間につくっていくもんなんだな、というのが垣間見えます。後に紹介する小説は製作に4ヶ月かかったと仰っていました。うーむ、凄い。管理人なら途中であき(らめ)ます。

 

前置きが長くなりましたが、本作品は結月さんのファッションや小物についてまとめられていたものです。

身につけていたのはどんなものか、小物はどんなものなのか、など。

少しでも違う結月さんが出てきたら言及してやろうという気概が見えるようでシンプルながらも熱量を感じる本です。それもただ違いについて言及し、まとめたようなものでなく、「このときのこの格好は、、、」みたいな考察もなされているので飽きずに読めました。

 

色々なことが書かれている中から何に多めに言及されているか観察してフェチを見破ってやろうと思ったのですが、本当に色々と書かれていてそんなことはできませんでした。

あえて言うならおでことソックスかな。「作中で結月さんが黒ソックスをはくのはこのときだけ!貴重!」

まぁでも所謂嗜好としてのフェチというより、嬉々として解説するさかなくんさん的な感じかも(笑)

 

この本の魅力はなんといってもデフォルメされた可愛い結月さんがいっぱい載っているところ。だいたい(1_1)とか(T-T)とかみたいな顔なんですけど、しっかり結月さんだと分かるのが凄い。

結月さんの髪型がかわるところが好きなので、色々と載っていて嬉しい限り。あとちょっとしたセリフとかも載っていてアニメファンとしてニヤニヤしました。このシーンやっぱいいですよね!的な。

 

ちょっと残念だったのは4人のときは~みたいな言及がなされるとき、その対比がよく分からないってことでしょうか。何しろ結月さんしかお姿がないので(笑)これはしょうがないことでしょう。

 

完成号が出るのは来年かな?楽しみですが、コミケのために年末年始に時間をとるのは難しいしなぁ。あと、本の実物がほしくもありながら、物を増やしたくないのが難しいところ。

昔は選択肢がなかったですが、電子書籍という選択肢ができてからここら辺の判断が難しくなっていますね。

 

 

 ・そういうとこですよ、キマリさん

上の作家さんとは別のサークルです。

 

74Pほどの文庫本です。タイトルからなんとなく結月とキマリの話がメインなのかなと思っていましたが、4人とも出てきました。

ラノベも漫画も3巻まで読まないと価値が分からない派の自分としてはネットで公開されている数ページのものは少し物足りないです。こういう読み応えのあるストーリーを読ませてもらえるというのはありがたい限り。

 

内容は高3になったキマリたちのお話です。よりもい1year after。高3組は受験中で、結月は朝ドラ親友役という大役に抜擢されましたが、それでもちゃんと会えている4人にほっこり

と書くと詐欺かもしれません。実際はチョコという季節感が与えられ、その季節感とよりもい本編のギャップを利用した第二次南極観測隊のお話だったと思います。4人だけでなく、弓子さんとかも出てきます。

女子高生の溶かして固めただけのチョコ(ただしメッセージつき)がプレミアム扱いされているのがおもろい。でもそうなるよね(笑)

 

あと、満遍なくというわけではないですが、登場人物それぞれの一人称視点と感情描写があったのがよかったです。

群像劇めいた本作品はちょっとした時間で感情を描写するのがうまかったと思います。

キマリたちとの交流がそれほど描かれなかった保奈美ですが、別れで泣いていたり、あぁ仲良くなっていたんだろうなぁということが分かりましたよね。そういうところ

 

この文庫も細やかな感情の変化がちりばめられており、原作の空気感を感じられる作品でした。セリフを呼んでいると声優さんの声で再生され(原作とは別のセリフなのに!)、行間では劇中歌が頭の中で勝手に流れます。

 

 

ちょっと面白いと思ったのは報瀬、日向、結月の3人は管理人の中の3人像と合致するのですが、キマリは少しずれていた、という点でしょうか。

この作品から受けたキマリの印象は少しマイペースで、一途で、他人の感情を大なり小なり上下させる主人公。いるじゃないですか、普段は馬鹿キャラだけど大切なことははずさない、ってキャラクター。そんな感じ。

 

管理人の中ではキマリはもう少しぼやっとしていて、振り回される方なんですよね。旅before/afterで行動スタイルの変化はありましたが、それは一瞬のきらめきのような。

 

この感じ方の差が凄く面白い

別に私のキマリのほうがキマリらしい、あなたのキマリのほうが正しいということがいいたいわけではないですし、ましてやそこに上下、善悪をつける気もありません。

 

昔、コミケで同人誌を買う友人が「作家によって違う姿を書いていて、それを見るのがよい」といっていました。このときはそりゃそうだろ、くらいの気持ちだったのが、10年越しに腑に落ちたような気がします。

 

 

・最果てドリーム

「よりもい7年後」

帯に載っていた言葉ですが、なんてキャッチーな言葉なんだ。

上のYuzuki Visual Maniaxを買ったあと、立ち去ろうと思ったのですが、思わず脚を止めてしまいました。

結論から言うと脚をとめて本当によかった。200pの超大作です。字が大きめなのでラノベ換算にするともう少し短いかもしれませんが。

 

7年後と書いていますが、大学→就職活動→アラサー(四捨五入)を描いた作品になっています。作中で南極再訪を誓う彼女たちでしたが、それってやっぱり難しいことじゃないですか。

女子高生というブランドもなく、結月というワイルドカードだって使えません。そんな現実と願望のギャップを丁寧に埋めていき、そしてその延長戦を想像する作品でした。

 

この本のお気に入りなところは2つあって、1つは社会的な変化を描いているところです。

 

キマリたちはもう女子高生というある意味最強の個体ではなく、社会を構成する要素のひとつになっていくわけです。就職活動だったり、恋愛だったり、物語の枠外の存在との係わり合いは必然です。

それがきちんと提示されており、ああ、ちゃんとこの世界で生きているのだなと感じさせてくれました。

 

加えて、キマリたちという女子高生がどんな影響を与えたのか?そんな部分がうっすらと、だけど明確に描写されていました。

本筋とは関係が薄いのでがっつり書くとくどくなってしまうでしょうが、ないと寂しいのでここらのバランスは絶妙でした。

 

もうひとつは嘘くさい部分が見えないところ。

特に大学や組織、南極での活動の描写がしっかりとしており、安心して読めました

 

本筋になるのは登場人物がどう考えてどう行動するかという物語で、その必然性は間違いなく重要になります。

が、いかにそこが整っていたとしても、それを支える環境の描写に突っ込みどころがあると一気に現実に引き戻されてしまうんですよね。

 

その点、本作品はそういったことはありませんでした。

たとえば大学の描写。ある人物があるプロジェクトに応募するのですが、そこで選ばれる理由は、優秀だからとか女子高生南極隊員の実績を重んじてとかではないのです。

割とコネとか周囲の助力に助けられたという描写なんですね。ここらへんは割りとリアル。

 

フィクションにリアルを求めすぎるのは愚劣ではありますが、フィクションを信じこめるだけのリアルは必要だなと思っています。

そういった意味で、割と難解そうなものを物語の中に落としこめているのは凄いなと。

 

メロンブックスだったかな?どこかで委託販売をしているとのこと。お勧めですのでぜひ!

 

あと、もう少し購入しましたが、まだ読みきれていないのでここで一旦筆をおきます。

ラノベ「灰と幻想のグリムガル」15巻 感想 籤を引かないといけないんだ・・・【ネタバレあり】

こんばんは、へるもです。
大波乱を巻き起こした14巻からちょうど1年です。15巻は如何でしたか?
 
以下、ネタバレを含む感想です。
 
今回の表紙は超かっこいいです。
男が表紙を飾れるラノベって地味に凄い。 
 
 

振り返って

まさに強くてニューゲーム。
同じオルタナといえど、あれほど苦労したゴブリンも難なく屠っています。
 
14巻まででは明確な強さというのはピンチの時にしか現れておらず、むしろメリィを失うなど苦戦を強いられていた印象の方が強いです
そのため、ゴブリンを跳ね返し、ゾンビを屠り、鹿を狩ってサバイバルという安定感に少し驚きました。
 
相手が誰であれ何とか対処できており、ハルヒロ達も成長したなー。
グリムガルの展開ってだいたいハラハラするのですが、今回はそんな感覚はあまりなかったです。
 
そう、バラバラ先生のくだりを除けば、、、
 
 

分かっていたようなものだけど

リセットによる人間関係の変化、グリムガルの謎、見所はたくさんありましたが、ハイライトはバラバラ先生のとこですよね。
 
こんなに早く逝ってしまうとは…
いや、死亡フラグ立ってるな、とは思ってはいたんです。ある程度実力のあるキャラで、主人公に因縁があり、久々の登場で死んだとしてもストーリー上の問題はほとんどないですから。
だとしても、なぁ。まさかまさか。
 
 
最初の絆
管理人は師弟みたいな血の繋がりのない関係性が好きなので、バラバラとハルヒロの再会の部分はお気に入りでした。
 
あの世界ってやっぱり厳しい環境で、なおかつひとりぼっちからのスタート。
家族のような、なんとなく敵ではなさそう、みたいな存在もいません。
モグゾーの件でも分かる通り、同じ人間でパーティメンバーでも安心できる存在でもありません。
ランタとハルヒロもギクシャクしてましたしね。
 
そんな中で特異的に結ばれるのが、師弟の絆です。
世界の仕組みがそうさせるのか、そういう人が師匠になるのかはわかりませんが、先生達はだいたい弟子に対する親しみを持っていたように感じます
もしかしたら師弟関係というのはグリムガル世界にあるただ一つの絶対的な優しさなのかもしれません。
 
主人公パーティについては意外と師弟関係がストーリーの題材として取り上げられることが多く、色々な師弟関係が描かれています。
ハルヒロとバルバラはその中でもお互いに親しみを抱いていたペアのように思います。
 
 
鬼の目にも涙
ハルヒロが生きていると分かってからの、バラバラ先生の嬉しそうなことといったら!
本人に言ったら絶対はぐらかされてしまいますが、はしゃぎっぷりが溢れていました。
 
これまでハルヒロを性の対象にしたことってないですよね。(笑)
あれはきっと残りの男性陣の反応はどうでもよくて、メリィとハルヒロをからかって遊んでたのではないかな、と思うのは馬鹿な妄想でしょうか。
 
立場上、あの場所を離れられないないでしょうし、少なくとも最終的には敵地で一人で暮らしていたんですもんね。
そこにちょっと目をつけていた?弟子が登場したらそりゃー嬉しいですよ!
 
死亡フラグと言われようとあの修行の後の肩を組みあっている挿絵がとても好きです。
今回は良い挿絵が多かったですけど、その中でも随一。
 
 
ハルヒロにとって
バルバラ死亡発覚シーンはただひたすらに切なかったです。
 
槍に”刺されている”何か”を認識するのに時間がかかる描写がありましたが、絶対にぜんぜん分からないなんてことはなかったはずです。
道中でもバルバラのことを考えていましたし、そうでなくても、槍で敵の死体を掲げるというのは相手に”見せ付ける”ためのものです。そんなに遠くで起こった事態でもないはずなんです。
 
きっと、絶対に、一目見てバルバラと分かってしまっていた
ここでの”それ”がバルバラだと気づくまでの間はハルヒロが受けたショックの大きさを表しているのでしょう。
私も事実を確認したくて先を見てしまう気持ちと現状を改めて確認しようという気持ちがせめぎあって、目が滑りました。
 
その後、ハルヒロは淡々と仕事をこなしますが、哀れというかなんというか、、、
なんだかよく分からないうちに師匠が死んでいるのも悲しいし、悲しむべき、あるいは怒るべきなのに、記憶がない故にストレートに感情を発露させることができないそんな空虚さが満ちていました
 
ハルヒロにとってバルバラ先生というのはたかだか10日くらいすごしただけの存在なんですよね。少なくとも記憶があるのは。
それでもハルヒロにとってバルバラとの絆と親愛は体に刻み込まれたものだったんだろうなぁ。
 
 
  
 
バルバラ死亡の意味
余談になってしまうかもしれませんが、師匠の死亡というのは何を意味するのでしょうか?
ハルヒロの技ってステルスやアサルトで止まっているんですよね。お金を払えばほかのマスターや生き残りの盗賊職から学べる可能性もありますが、、、
シホルやランタのように自己流を磨く道がでてきたりするのでしょうか。
これまで道を作ってくれていた存在の消失がどう影響するのか、これは見所だなと思っています。
 
 

風呂敷のたたみ方

さて、話を本筋に戻すとLAST WORLD編ということで風呂敷をたたみに着ているなという感じでした。ただ、これまとまるのか・・・?
 
 
 
話の軸となるようなトピックは2つあります。
 
まず一つがひよむーの主様関連
困惑するのは目的がいまいち見えないところです。バルバラ師匠との会話を考えるとオルタナ側 vs. ひよむーと主側で対立しているようですが、枝葉すら見えず影を追っているような状況ですよね。今は。
イオ達を含めた主様側があかずの塔に戻っていったことを考えると時々出てくる”現実への帰還”が絡んでくる気がするのですが、それで上の対立軸の説明がつく感じもしないしなぁ。
 
もう一つがソウマたちが目的にしている死者蘇生です。
メリィとジェシーのストーリーもこちら。
”あちら”から”こちら”へ、という意味では現実への帰還と近いニュアンスを感じますが、ソウマが目指しているのはあかずの塔ではなく、どこかのダンジョンでしたよね。
 
15巻はオルタナ奪還がメインといえばメインでしたが、どっちに関連しているんだ??どっちにも関連していなさそうな、、、よく分からん。
 
 
物語について考えてもよくまとまりませんね、やはり。とりあえず言えるのは、最初のひよむーの芝居の雑さがツボだったということです。(笑)
勘いい組にはそっこーばれてるし。あと、いかにも悪巧みしてますよって顔の挿絵が好きです。
 
 

記憶を失ったパーティの関係性

ありてぃにいえばカップリングの感じが整理されていましたね。簡単なところからいうとセトラとクザクの絡みが増えていました。
 
これまではどちらかといえばシホルとクザクって感じだったのですが、逆に描写がほとんどなかったような?14巻の魔女化+15巻頭の裸体ガン見でフラグが消し飛んでしまったか、、、ゴミに紳士さで負けるってどうよ(笑)
 
会話のテンポはあっていたのは意外でした。適当なことをいうクザクと手厳しいセトラ(笑)犬っぽいクザクはハルヒロをご主人様にしている感じでしたが、そこにセトラが加わった感じです。
気が置けない仲間ができてよかったね。クザク。
 
 
前提条件の違いで
もうちょっとクザクの話をすると、パーティ同時加入という条件(+暴漢から助けるというイベント)がないとメリィに行かないのが面白いです。
 
何事も恋愛に結び付けて考えてしまうというのはシホルの言ですが、クザクもその気があるキャラクターです。顔面偏差値でいえばメリィが圧倒的なはずなので、再びメリィにアタックしてもよさそうなものですが、、、
 
あるいはメリィ→ハルヒロはもしかすると見え見えになってしまっているのか??だからか?
 
しかしそう考えるとシホルの露骨な感じが説明つかないような気がします。今回、立ち位置が一番変わったのは彼女でした。
14巻の感想ではシホルの物語が見たかった、で魔女(トリックスター)化というスキルを手に入れてグリムガルで暴れまわる姿を夢想しましたが、15巻は穏やかに進行しましたね。 
やっぱりゆるく会話するハルヒロとシホルの感じが好きです。
ただ、魔法が使えず涙をこぼすシホルは申し訳ないけどエ○かったぜ、、、だって外套しか身に着けていないのに横にコロンってなって泣いてるんやで。やばい。
 
 
脱線しましたが、メリィが戸惑うくらいシホル→ハルヒロって感じでしたね。記憶がなくなって何が変わったんだ?と思ったら、マナトの存在だ。
記憶喪失前にハルヒロの恋人ポジションでなくて副リーダーポジションにおさまったのは、それ以外の色々な経緯を踏まえてのものでしょうけど、、、やっぱりシホルにとっての1番はマナトで、彼の死はショックだったんだなぁ。
 
クザクにしろ、シホルにしろ、セトラにしろ、色々と共通のパーツは揃えているのに、どこかのボタンが少し掛け違っただけで結果が変わってしまっている、というのは非常に面白く読めました。
これはループものの楽しさですね。まさかグリムガルでそれが楽しめるとは。この引き出しを持っているのは素直に凄い。
 
 
変わらないハルヒロとシホルの絆
それにしても、シホルはストレートに悩む姿をハルヒロ以外に見せたりしているのでしょうか
記憶がなくなり関係性が浅くなっているわけですから、そんなことはしないだろうなぁと思うわけです。 だって新しいクラスでよく知らないクラスメイト相手に悩んで泣いてうじうじするか?って話です。
 
何が言いたいのかというとハルヒロとシホルって相性よいよね、ってことです。
 
クザクとセトラが自然体で接することができるように(管理人が勝手に思っているだけですが)、やはりテンポがあうあわないってあると思うんですよね。
グリムガル帰還後にシホルとクザクだけで洞窟で待機していることがありましたが、あのときの会話の不器用さといったら!
 
たぶん、シホルとクザクは違う人間過ぎて相手が何を考えているのかが分からないのだと感じます。
だからどんな反応が返ってくるかも分からないし、何が相手にとっての地雷なのかもわからないので、さぐりさぐりの会話になっているのではないかな、と。
 
に対して、ハルヒロとシホルは少し被っているところがある。まじめで思慮深く、仲間思いで自己主張は決して強くない。
他メンバーがそうではないとは言いませんし、ハルヒロとシホルが同じパーソナリティを持っているわけではないのですが、お互いが大切にしているものは割りと被っているはず
 
パーティのリーダー・副リーダーという関係がリセットされても、悩みを打ち明ける関係にすぐになり、記憶喪失があったとしても「心の弱めのところをみせることができる」関係性は変わらなかっていないのでは。状況が状況なのであれですが、見ていてなんだかほっこりしました。
 
上でも言っていた、血縁に依らない関係性ってやつですね。
バルバラ先生のときもそうでしたが、記憶がなくてもずっと過ごしてきたからこそ体に刻み込まれた何かがあるのでしょう。
 
シュタゲのクリスいわく、記憶は"カイバー(海馬)"が司るらしいです。今回ハルヒロパーティが飲まされた薬(でしたっけ?)はここに作用するものなのでしょう。記憶野が機能不全の状態になってもなお残る絆というのは、どこに刻まれているんだ!?本能か本能なんか?
 
よく分かりませんが、ハルヒロの正妻は誰かといえばやはりメリィ派なのですが、一方でシホルとの関係性も好きなので、こういった部分の描写は15巻のお気に入りでした
やっぱりね。オリジナルパーティは優遇されなきゃいかんのやで。(誰)
 
 
恋愛関係の描写を増やす余裕はあるのかだろうか
関係性の変化がないところを書いていると浮き彫りになってくるのは、やはり(繰り返しになりますが)シホルはハルヒロを恋愛対象に見ているという点の異質さです。
「記憶がなくてもお互いへの思いは変わらないぜ」論は、この点で矛盾をはらんでいます
 
パラノでは愛を希う(こいねがう)シホルの本心が書かれましたが、どうなるのだろう。。。
 
そう思いつつも色々な感想を見ていたのですが、目からうろこが落ちた感想がこちら。
 

でも、彼女はもともと「自分と仲間を引っ張ってくれるリーダー」に惹かれる子なのだと思えば、シホルがハルヒロに恋愛感情っぽいものを見せるのは、あまりにも自然だとも言える。

それに異界で剥き出しにされたシホルの姿を思い出すと・・・・・・
あのとき必死に愛を乞うていたシホルを見て、劣等感を埋めるための「誰か」を求めているんだと私は解釈したけれど、そうじゃなくて、本心では「ハルヒロ」を求めていたんだろうか。
そういうのが、今のシホルの態度に少しは影響してたりする?

https://haretarabook.com/2019/12/27/24031#more-24031

晴れたら読書を みかこ様 

 
確かに!むしろ何でそこに発想がいたらなかったのだ。
でもシホルの好感度が”リーダー”に向かうものだったらちょっと嫌だな、、、マナトの存在がますます霞むし、レンジがいたらレンジに行くやつやん(笑)
 
 
メリィとセトラ
自分だけが記憶を失っていないという特殊な状況のせいか、相手に相手のことを伝えようとするあまり?ぽろりぽろりと出てくるメリィの本音が心地よかったです。
 
ユメのことをかわいい、凄いと形容したり、シホルの魔法をとんでもなく凄いことだと称えたり
ハルヒロに対する信頼は随所に見られましたが、ほかのメンバーへのこれほど強い気持ちがアウトプットされたのはこれが初めてのような?
メリィはこのパーティが本当に好きなんだなぁということが分かる一幕です。
 
その中でもお気に入りはセトラについての部分ですね。
「何でもできた。何よりも頭がよかった」(意訳)
途中まではハルヒロにべたべたしまくるセトラに嫉妬心メラメラ(内心)って感じでしたが、こんな風に思ってたんですね。旅の途中で変わっていったのかなぁ。ここら辺の関係性の変化は美味しいポイントです。
 
さらに妄想するなら何でもできた、の部分に、ハルヒロへのアプローチのような自分の気持ちに素直になって行動できるのが凄い、みたいなのが入っていてほしいですね!自分だっていつか!みたいな感じに思ってくれていたらテンションがあがる。
 
そしてそれに対するセトラの返答がまたかっこいい。ほめられても、「まぁ実態は違うだろうがな」(意訳)って。
単純な謙遜というより、過小評価も過大評価もしない自分の実力を知るものとしての言葉って感じがします。
 
ただ、シュロ家の鼻つまみものとして生きてきたのも事実
いつも堂々としている彼女にも、もしかしたらコンプレックスのような陰があってもおかしくありません。実際のところ、この言葉の真意はよくわかんない。
こういうところはもっと深堀りしてほしいところ。
  
 

次はランタユメパート?

最後は仮面の男パートで終わりでした。
 
修羅場をくぐり抜けてきてなんか強そうな雰囲気も出ていましたが、結局戦っているのはコバルト…
それ2巻くらいの敵やで!
 
ゴブリンの例もあり強い奴がいるのかもしれませんが、実力のバランス感覚がよく分からないところでもあります。笑
 
挿絵のユメはちょっと大人っぽい感じでしたね。
バラバラ先生曰くハルヒロ達が黄昏世界にいってから4年経ってますもんね。14++でもハルヒロたちと別れてから2年くらい経過していることが言及されていたはずです。1巻で16歳ならもう20歳になっているわけなので、当然の変化とも言えるでしょう。
 
ただ、年齢の変化ってどうなっているんでしょうか?
ハルヒロ達がグリムガルに来てからの年月を考えると、加齢は当たり前と思いつつも、ハルヒロパーティの見た目が変わっている感じもしませんよね。
世界を移ろったり、記憶を失っている間は、グリムガルの世界と時間の流れが異なったりするのかも。
 
世界の謎。パーティの関係性の再構築。
仕切りなおしは好スタートといった感じで、まだまだ予想がつかない感じで楽しみですね。
 

Python勉強覚え書き① デジタル化に駆逐される科学者の話とProgateを試してみた話

パイソンの勉強をしよう、そのモチベーションのために記録をとろう。そのためのブログでもあったはずだった。

最初の第一歩は踏み出したものの、二歩目がついてきていないのが現状である。 

herumo.hatenablog.com

 

業務の変更があったという建前もあるが、プログラミング経験0の管理人にとって1から学ぶというのは非常にしんどいのだ。

 

ただ、そうも言っていられなくなってきた。

これまでは化学という専門性を武器に他者より高い価値を発揮するというのが自分のサラリーマン生き残りモデルであったが、これはおそらく通用しなくなる。

プログラミング技術は必ず必要になる。勉強せねばならない。

 

 

デジタル化に駆逐される科学者

専門性というと聞こえがいいが、実のところ、ある個人を”価値ある個人”たらしめるために必要なことは情報をいかに占有するかということであった。

実験をし、情報を得、うわっつらだけを会社に報告する。その差分(ノウハウ)を貯めにためることで、会社は個人を切れなくなるというわけだ。

(みんなこれを分かっているからこそ、詳細なレポートを書くという習慣が会社にはないことが多い)

 

しかし、今後はおそらく実験結果を強制的に吸い上げられる環境が構築されていくであろう。DX(デジタルトランスフォーメーション)というやつだ。

研究者が行った実験結果を強制的に吸い上げ、データアナリストが解析し、その結果を元に研究者が実験を行う。

今はまだ研究者が主であるように見えているが、そのうち研究者とデータアナリストが一人ずついるだけでよいという環境になるはずだ。

実験をするのはこれまで研究者だと嘯いていた人間だ。彼らに求められるのは、危険物を取り扱うこと、言われたことを安全にこなすこと、それだけになっていくであろう。業務をこなすための知識は必要だが、知性はほとんど求められない。ソルジャーとして扱われ、薄給化することは間違いない。

 

げに恐ろしきはデータアナリストの進化速度だ。化学の分析機器はちょっと進歩させるために何十年もかかったりするが、データアナリストの手札は数年もかからずに大量に増えていく。

パイソンという規格を持ち、共有知を是とする彼らは科学者の想像を絶する世界で生きている。

データアナリストの存在は一部のトップ研究者を助け、人間の進化を促進するであろう。一方で、少しお高めくらいの研究者なら簡単に排除してしまうであろう。

 

なにしろ、恐ろしいことにもう産業界で結果を出しつつあるのだ。

 

 

Progateを試してみた

きっかけはなんだったか分からない。

なんとなく耳にしていたProgateというサイトで勉強してみようと思った。

 

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https://prog-8.com/python/study/1/1#/0

ファンシー! 

 

いやぁ、驚いた。何よりも驚いたのが、出てきたのが講師のおっちゃんではないというだけで心の中にある抵抗感がすっと軽くなったからだ。

 

 

やってみた上で、この3つが動画学習と違う点だと感じた。端的にいえば勉強に集中しやすくなっている。

  

①progateだけで勉強が進む

②細かく手を動かしながら学ぶことができる

③間違っていたら間違っているとちゃんと出る

 

Progateはインターネットブラウザ上でプログラミング言語を打ち込む練習ができるようになっている点が動画による学習サイトとの大きな違いだ。

 

そんなんPC上で開発環境を整えたら一緒じゃない?という意見もあるだろうが、この差は随分と大きいというのが実感だ。

動画で出てきた演習を実際にやってみるとき、ページを切り替えたり、分からない部分をシークバーで探すのは意外と手間なのだ。

 

おそらく動画学習はある程度分かっている人が大量の情報を吸収するのには向いているが、勉強するということには特化していないのであろう。

あくまで動画のほうがコストが安い=手軽にはじめられる=動画学習は学習によい、という図式があるだけで、勉強の最適解のひとつはProgateのような形だ。

 

初歩の初歩だけど第一章終了。エクセルを触っている人なら何となくつかめるような内容だった。 

【メンズファッション】アーバンリサーチの使いやすいマウンテンパーカがお得(最大35% off)

こんばんは、へるもです。

 

いつもは無印良品などを多めに紹介していますが、お得なマウンテンパーカを見つけたのでご紹介します。

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https://item.rakuten.co.jp/0101marui/to515072080101/より

 

それがこちらのマウンテンパーカーです。

今なら通常セール20%オフ+楽天ポイントバック15%というお得な内容。

ポイントバックのパーセンテージは店によって違うようなのでご注意ください。

 

近年は、楽天もアマゾンもファッション関係に力を入れているようで、探せばお得な情報が見つかるのが嬉しいところです。

 

 

カジュアルだけど綺麗なデザイン

管理人は昨年、これと同じものを購入しましたが、非常に使いやすいです。

これを選んだ理由の最大のものはシンプルで綺麗なデザインでした。

 

 

余計な装飾が多い

マウンテンパーカは多くのアパレルメーカーが出しているのですが、見ていて感じるのは意外とチープだなということです。

 

マウンテンパーカというは山用品が発祥なせいか、腰周りとかに紐が垂れ下がっていることが多いんですよね。

山用品ならそこを引き絞って下からの冷気を防ぐという重要な役割がありますが、タウンユースでそんな必要はありません。

”無駄な装飾”に成り下がってしまった紐がぶらぶらしているとチープに見えてしまいます。

 

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https://item.rakuten.co.jp/jumblestore/2320680668856/より

その点、このマウンテンパーカーは紐は少ないです。チャックの類が全て隠れているのもポイントです。

余計な装飾のないシンプルさは管理人のお気に入りポイントです。

 

 

 

生地をおす製品が増えた

さらに、生地感がよいです。

この手のマウンテンパーカって意外と生地がしょぼいんですよね。表現しにくいのですが、固めのプラスチックというか。

その点、このパーカーは安っぽくはまったく見えない生地を使っています。

 

ユニクロ無印良品が世の中の多数派になりつつある今、生地感というのはとても重要です。

なぜならこれらの会社は”大量生産によるコストダウン”を行っていますが、これらの会社は浮いたお金を生地の品質アップに使っており、生地はよい、が普通になっているからです

 

一時期の牛丼屋の値下げ合戦を思い出してもらったら分かると思うのですが、”安さ”だけを押すと儲からないですし、儲かってもどこかで無理が出るのです。

そこで重要なのが生地による差別化、です。

 

ユニクロならメリノウールやカシミヤ、ヒートテックなどの機能性化繊、無印ならヤク、などといったようにそれぞれの得意分野を持っています。

そして、いい生地が安価に売られるようになった結果、消費者の目が肥えてきており、チープさが悪いものの象徴として分かるようになってきました。

 

そんな中、生地感がちゃんとしているのは重要な要素です。

 

 

3シーズン使える

嬉しいのが秋、冬、春の3シーズン使えるということです。

インナーダウン(ベスト)が取り外せるようになっており、秋と春は薄めのパーカとして機能します。秋になったらとりあえず出しておき、気温にあわせて使えるという、この器用さが嬉しいところですね。

 

ダウンがベストなのも地味に嬉しいポイントです。

腕の部分までもこもこしていると着脱がしにくいですし。

 

ダウンをメインに考えてみた場合、モコモコを積極的に外に出さないという意味ではトレンドライクな製品でもありますね。

ただ、こちらの製品はすそが短いのでスーツの上に着るのは無理かな、と。 

 

 

サイズと色

管理人(170cm、60kg)は黒のMを購入しました。

単品の綺麗さでは黒が一番かなと思います。

 

売り切れになっているのは、やはり黒、とグリーンのようですね。

春秋を考えるならベージュでもいいかもしれません。

セールにかかってからLはすぐに入荷待ちになったので売り切れ前にチェックしてもらえればと思います。

 

【メンズファッション】Muji Laboのものがセールになっていたので紹介

こんばんは、へるもです。

今回は題名のとおり、ムジラボのものがセールになっていたのでその紹介です。

 

正直にいうと買うほどではないのですが、それでもいい形だなと思ったものをレビューしていきたいと思います。

 

 

水を弾くブルゾン

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オーストラリアダウン水を弾くブルゾンS~M・黒 通販 | 無印良品

 
ダウンと言えばモコモコしているもの、というイメージがありますが、最近のトレンドはこのモコモコを極力抑えたもの、です。

 

ムジラボのこの商品もそのトレンドを抑えた商品を出してきました。

こちらがそのブルゾン。名前はブルゾンですが羽毛を使っており、ユニクロやGUでは見かけないタイプの服になってますね。


この商品はダウンの外側に一枚羽織るような形での作りをしています。

そのおかげで外側にダウン袋の縫い目が出ないようになっています。そのため非常に落ち着いた見た目になっていました。

 

 

綺麗な襟

さらに管理人はこの襟の形が好きです。無印の服は襟の形にこだわりがあるな、と思っています。白シャツにもその傾向があって、上までボタンを閉めずにいても綺麗に襟が開くんですよね。


これが大きかったらヤクザっぽいし、小さかったら胴体部分の比率に対して首だけへんなアクセントが付いているという気持ち悪い形になってましまいますが、無印のものは、バランスが絶妙です。


ふくらみが大きく上半身のバランスがへんになりそうですが裾が短いのもポイント、破綻しそうなのに破綻しない、いい感じのバランスになっているように思います。

 

 

注意点

ただし、そうはいっても大きい。

スキニーを履くと上半身しか筋トレしてない人みたいになり不自然なのでそこは注意です。

逆に言うならテーパードパンツのような腰に太さのあるパンツが合わせやすい形になっています。

 

管理人は結局買いませんでしたが、形としてはかなりよいと思います。一回試着してみてはいかがでしょうか。

 

 

インナーダウンの進化系?

モコモノが出ないものが流行っているのは、ビジネスとカジュアルが混ざり合いつつある近年の流れをくんでいるのかなと感じ思います。

 

やっぱり冬は寒いのでダウンがいいんですよね。軽いし。

ただ、”モコモコ”のダウンというのは、荒々しさやカジュアル感がでてしまうので会社に来ていくのはためらわれます。

そこで出てきたのがインナーダウンです。隠してしまえばよい、というわけですね。

 

ただ、このインナーダウンにも難点があって、割とかっこ悪いんですよね。スーツを脱いで防弾チョッキみたいなのが出てきたら、なんか見てはいけないものを見てしまった気分になります。

カジュアルに見えるのは嫌、インナーダウンも嫌、軽いほうがよい、ダウンが流行り(カナダグースとか)、という色々な条件をうまく満足させる解が、こちらの商品のようにダウンに見えにくいダウン、なのだと思います。

 

 

 

二重編みプルオーバー

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二重編みプルオーバーXXS~XS・グレー 通販 | 無印良品

 

少し前からあるプルオーバーです。

こちらも軽くてドロップショルダーでスクウェアで、と無印の得意分野が出ています。

 

これを一番上に着たときはまぁこんなもんかな、くらいで新鮮さは無かったのですが、この時期になり、上に羽織るようになると印象が変わりました。

カジュアルなのに綺麗です。そして薄い。


この時期、重ね着というのはどうしても必要なのですが、意外とバランスに気をつけます。

上に綺麗めなものを羽織るとニットだと決めすぎか?ってなったり、逆にカジュアルなものだとカジュアルすぎないようになるために気をつけなければなりません。

 

その点この服は上にカジュアルなものを着てもそこまで子供っぽいってなりませんし、上にコートをきてもいい感じのバランスを出してくれます。

 

そこそこ薄いので何をきてもゴワゴワしないのもポイント。3割引になっているのでこのタイミングで見てみるのはいかがでしょう。


これのニットフリースのものも出ていますね。

薄さというメリットは無くなってしまっていますが、温かみのある素材感で今の季節にぴったりです。

名脇役だった上のものと比べると、生地に表情がある分、上に何かを着なくても成立するなって思いました。

 

上に着るとゴワゴワするので、秋特化というか、ぶっちゃけ試着して気に入ったけど結局使いにくい服になりそうとも…

 

 

漫画「ダーウィンズゲーム」19巻感想 予期せぬ展開の連続はアプリ漫画の王者の風格【ネタバレあり】

こんばんは、へるもです。

 

ダーウィンズゲーム 19巻の感想です。ネタバレ注意!

 

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ダーウィンズゲーム 19巻 FLIPFLOPs

 

アニメの感想はこちら!

 

herumo.hatenablog.com

 

 

アプリ漫画の王者

1巻は平成25年発売だから2013年ですね。確か当時はiphone5が出たかそれくらいの時代だったと思います。LTE(4G)のサービス開始で一気にスマホの利便性が上がった時代でもありました。

 

そんな時代背景の中生まれたのが、スマホを題材にした漫画たちです。時期は少しずれますが、リアルアカウントとか。

あれ?他にもう終わった作品がないか調べたのですが、意外と出てこないですね。なんか色々出ていた印象があるのですが、あんまりなかったのか?

 

ともあれ、ダーウィンズゲームは初期に出たスマホを舞台装置に使った漫画です。まだアプリやソシャゲが浸透しきっていなかったからか、ゲームへの勧誘はメールを使って行われます。

 

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ダーウィンズゲーム 19巻 FLIPFLOPs

 

ガラケーを使っていた人には懐かしさを覚える文面ではないでしょうか?スマホになってからこの感じのメールは見なくなりましたよね。

 

1巻発売から追っていたのですが、管理人はそのうち打ち切られるだろうな~と思っていました。もちろん好きな作品ではあったのですが、途中で中だるみしてましたし(特にしんめい決闘あたり)、なんとなく大衆受けはしなさそうとも感じていましたので。

 

それが長年生き残って、さらにアニメ化!

確かにここ数年、ブックレンタルでいい位置に移動しているなと思っていたんですよね。

スマホ漫画初期から存在し、アニメ化するほどの人気を得るなんて凄い!もう王様といっても過言ではないでしょう。

祝!

 

 

扉絵は女の子

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ダーウィンズゲーム 19巻 FLIPFLOPs

 

ダーウィンズゲームが面白いのは緊迫した状況でも扉絵っていうんですか?最初のページはほぼ必ずアプリ女子なんですよね。このサービス精神は面白い。

 

 

持ち味の予期せぬ展開とかなめTUEEEは健在

ダーウィンズゲームの何がよいかってやっぱり予想を超えてくるところだと思うんですよね。

 

今回もいきなり降伏して更に異国に行っちゃいましたえ、まじでっ。

 

さらに渋谷はモンスターに襲われて壊滅状態です。一般人に察知されないための都合のいい空間を作るのがセオリーでしょ?ってか入れ替わってるし。え、まじでっ。

 

ってかワンさん商売始めるの!?えっ(略

 

バンダ君と戦っていたときの展開からここに達すると誰が思うでしょうか。いや思わない。

このダイナミックな展開のおかげで先が読めません。どうやら”ぼくらの”的な地球 vs. 地球な感じは引き続きしていますが、、、

 

やはり一番気になるのは日本の居残り組みです。レインもリュージもスイもそこそこ強いのですが、一方であっけなく死にかねない脆さもあります。

 

 

お約束は必要で、更に

大胆な場面転換のあとはちゃんとカナメくんが活躍してくれます。やっぱり主人公が強いって言うのはある種の安心感があります。シュカより物騒な戦いをしていることに気づくシーンはちょっと笑いました。

 

ってかもう王さま認定されていますね。その力は雪蘭やワンさんどころか、よく分からん神父も認めるところです。でも王ってなに?

 

そしてカナメのところにはNからのヘルプメールに、ゲームマスターO(=ロリ王)の謁見、荒神力開放派の策略と息をつかせぬ展開が待ち受けています。

正直何がなんやら過ぎて語れません。(笑)

 

 

絵のレベル上がった?

ダーウィンズゲームはもともと綺麗で力のある絵が書かれていたのですが、本巻で感じたのは絵の表現力があがっているなーということです。

 

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ダーウィンズゲーム 19巻 FLIPFLOPs

 

たとえばこれの上のコマでは、ピントをワンに合わせて主人公たちをピンぼけさせることで物事の後ろ側でワンが暗躍しようとしていることが凄く分かりやすいです。

前からこんな表現をつかっていましたっけ?少なくともおやっと思うほど効果的に使われているように感じたのは初めてでした。

 

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ダーウィンズゲーム 19巻 FLIPFLOPs

 

あとはこの絵ですね。透明感と異国感が凄い。

 

カナメたちは降伏することで”地球”のダーウィンズゲームのしがらみから抜け出しました。そのおかげか人質連中は皆気が抜けています。

この絵から感じる”明るさ”はそんな彼ら彼女らの前向きで(いい意味で)ゆるんだ気持ちにぴったりで、さっぱりとした感覚を共有できているように感じました。

 

 

まとめ

色々な立場の人がいる中で群像劇じみてきました。

各自の思惑(特に幼女)が明らかになる20巻ではどう風呂敷を広げてたたむのか!楽しみですね。

 

herumo.hatenablog.com

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漫画「ワールドトリガー」21巻感想 続きが気になりすぎてしょうがない【ネタバレあり】

こんばんは、へるもです。

ワールドトリガーの感想を書くのは初めてですね。最初はウルトラマンかよ、、、(笑)と思ってスルーしていたのですが、10巻ちょっと前から嵌って以降、管理人の熱は冷めません。そんなワールドトリガー21巻の感想です。

 

いつものごとくネタばれがあるのでご注意を。

 

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ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著

 

 

もてるものの悩み

ワールドトリガーって時々重い話いきなりぶっこんできますよね。今回のチカの話がそうでした。

チカが怖いのは他人を傷つけてしまうということより、その結果、どう思われるかということなんですね。

 

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ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著

自分のことを責める描写がありましたが、管理人的にはなんて健気な子なんだ、と思ってしまいました。トリオンが多いのも、ネイバーに襲われたのもチカにとってどうしようもありません。そう割り切ってもよかったはずです

それでも彼女が選んだのは苦悩の道に迷い込み、(ボーダーに入るまで)一人でいることを選ぶということでした。

 

というか、チカは今回の”答え”をある程度自覚していたのではないかな。

ヒュースとの問答で初めて分かったかのような描写でしたが、幼い頃からの自分の行動の答えをここまで自己分析できたという部分からそう感じます。

 

鳩原さんという本当に"人を傷つけるのが怖い"人を登場させて、チカ打てない=人を傷つけるのが怖い、という部分に説得力をもたせながらそれを踏み越えてチカを追い込んでいく葦原氏は鬼ですねぇ。。。

 

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ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著

ちなみにこの年上組が冬の地べたに座って話を聞いているのがとてもスキです。

そこに言及する何のセリフもありませんが、圧迫感を与えずにチカの話を聞こうとする二人の優しさがにじみ出ています

 

 

戦争の足音

今回チカに決定的な気づきを与えたのは、撃たなければ修やユウマが死ぬかもしれない、という状況の提示でした。

これまではベイルアウト機能があったので、そうそうは死なないはずなんですね。10巻で死に掛けていましたが。

 

しかし、敵の本拠地に攻め込むということでその限りではありません。現に軍人ヒュースはその状況を当たり前のものとして扱っていました。

 

サバゲー漫画などと揶揄されることもあるワールドトリガーですが、着実に物騒な世界に進んでいます。実際、vs. 香取隊や旧ボーダーの話では悲惨な世界が描かれました。状況が進み、ヒヤヒヤする感じが出てきましたね。

人が死んだりするのだろうか。

 

 

主観と客観という対比構造

チカの話が登場して思いましたが、ワールドトリガーでは自分が他人をどう定義するかという主観という軸と、他人が自分をどう定義づけるかという客観という軸を非常に重視しているように思えます。

 

主観に関するテーマがあるということはいうまでもないですね。こちらはストーリーに大枠を与えるために使われています。

ネイバー(隣人)であるユウマを敵とみなすか、味方とするか、そんな戦いをしていたのが物語の序盤です。そして未だに本部(排他的)vs. 玉狛第一(融和的)の構図は崩れていません。

今後、ネイバーの世界に遠征していく上でも、ヒュース(おそらく迅やレギーも)がキーパーソンとなることで、このテーマが語られていくでしょう。

 

客観に関しては扱いの毛色は少し違っていて、個人間の関係性という小さな枠組みの中で使われていました。

今回のチカがそうですし、エマもそんな感じですね。他人からどう思われようがどうでもいい風を装っていますが無関心な人はそんな発想すらありません。今回出てきたガンナー1位の人のように。

もっというとボーダーのランキング システムなんて究極の客観視です。香取隊長は誰かに何かを思われることには無頓着そうですが、ランキングシステムには囚われているように見えました。

 

大きな流れを捉えると自分はどう考えるべきか、というテーマがあるのに、細かい部分にフォーカスすると自分はどう考えられているのか、という繊細さが見え隠れします

物語を回しているのが主観と客観の両輪であり、この対比構造がうまい具合に緩急をつけてくれているなぁと思います。

 

 

チカにとっての救いとは?

コウの悩みは過ぎる力が場を壊すということで、それを解決に導いたのは仲間の力でした。

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https://togetter.com/li/795867

それではチカの救いは誰がもたらすのでしょうか、もちろん本人の努力が重要なのはこの漫画の不文律ではありますが、修やユウマであってほしいなとも思います。

2015年のキャッチコピーですが、私の気分として、これほどふさわしいものもないです。

 

 

対比構造と死亡フラグ

対比といえばオチャラけキャラなのに根はくそまじめっぽい迅も対比という業を背負っています。

死ぬと武器になるというブラックトリガーという設定固有武器に緊急脱出スキルなし未来予知という強能力強い力には枷をはめる神葦原記念絵ではどんどん武器がダウングレード

未だに生きているのが不思議なくらいの死亡フラグを積み重ねている彼ですが、未来はどうなるのでしょう、、、

 

 

終戦

さて、まじめな話はここまでにして最終戦です。本巻中盤は各自の戦法の話でしたが、改めてワールドトリガーの凄さを感じます。

タイマンに強い二宮隊長はむしろタイマン中が一番狙い目かもとか、二宮隊長は割りと感情的とか、いっていることが全部納得いくし、凄く合理的なんですよね。しかも、各隊でバラエティ(個性)がちゃんとある。

これを満たしている漫画ってほかにあったかな?

 

 

コナミぱいせん

そういえば本巻は大人気キャラ?コナミぱいせん大盛りでした。

 

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 ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著

 

最初こそ大人美人感ある解説役でしたが、、、 

 

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ワールドトリガー 21巻 葦原大輔著

 

どんどん観客みたいな感じに、、、(笑)


ハイライト

やはり熱かったのはヒュースの防戦でしたね。

軍事国家アフトクラトルの精鋭軍人の名にふさわしい戦いです。王子の「なんであれで死なないんだろうね・・・」が特によかった。強キャラからの賞賛ほど箔が付くものはありません。

 

そして詩織オペレーター超有能です。

4人チームが少ないのはオペレーターの指示が追いつかないからという理由ですが、余裕でずっとモニタリングしています。ヒュースの活躍も彼女の支援があってのものでしょう。

全巻で停電したときもフンフン言って対応していましたしオペレーター能力順位はかなり高いんだろうなぁ。そういえばオペレーターに順位ってありましたっけ?何となく綾辻さんとか怜悧な感じな人(名前忘れた)が有能感ありますが。

 

 

この先どうなるのか?

修は立てた作戦は今回だいたい空回りです。ちょっと悲しいですね。

チカオラ(チカのメテオラ)が狙撃さえされなければ、、、!ていうかあれ射出前も狙撃できるんですね。ちょっとびっくりしました。

チカオラ強すぎ問題にはこうやって縛りをかけるんだな。

 

辛くもいきのこった二人に(チカの瞬時の判断凄くね?)、フラグたちまくりのvs. 二ノ宮隊長、落とされそうだけど活躍の場を残しているヒュースのバイパー。

さすがの最終戦で見せ場がてんこもりです。

ヒュースが落とされたら修が相手をするのでしょうか?次が楽しみですね!

 

 

herumo.hatenablog.com

 

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休日はいつも混んでいるから平日に行こうと思っていたMuji Diner(無印食堂)は平日も混んでいた

こんばんは、へるもです。

昔から行ってみたかった銀座無印の食堂に行ってみました。muji dinerってムジダイナーと読むらしいです。

おっしゃれー!

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いざ入店

平日の1130で22組待ち、、、すげえ。11時openのはずなのにもうこんなに混んでいます。平日なら待たずにすむかなという淡い期待は一瞬で砕かれました

 

この時はユニクロにも行きたかったので、時間をあけたらもうちょっと空くであろうという皮算用の元、先に買い物に行きました。

 

しかし、1330に戻ってくると、まさかの32組待ち!まじかー。もはや気長に待つしかないと悟り、とりあえず待つことに。

 


予約システムは割りと機械的

予約システムは面白くて、携帯電話番号を入れると予約番号が発券されるというもの。近づいたら連絡をくれるんでしょうね。待っている間に買い物もできますし、合理的です。

私の時は5番前になったら電話がかかってきました。

 


よく出ているメニュー

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店内で座っていて目立つのはやはり

 

このショーケースから魚をとってめっちゃ捌いてました。こんなん魚食べたくなるわ(笑)メニューを見てみると一番最初に焼き魚定食がありますし、1番の推しなのでしょう。

 

実際、焼き魚定食、日替わり、サラダあたりがよく出ているように見えました。魚はまるまる一尾使っているように見えます。銀座で850円でこれって凄くね?銀座は割と普通に1000円くらい超えるイメージがありました。

 


客層客

層は9割が女性です。

 

客層を反映してか店員さんは若い爽やかイケメンがたくさん。そういえば、女性が食レポしている漫画を見るとかなりの確率で店員に言及されますよね。たまたまかもしれませんが(笑)

 

あと、お酒を嗜んでいる人もちょいちょい見かけました。平日昼から酒なんてすごい優雅だ。セレブか、平日休みの方なのかな?

東京は夢がありますね。

そんな自分もお酒を頼みました。みなさんがワインを頼む中、焼酎を頼みます。見た目が氷の入った水なので、平日に酒を飲むときに襲われる謎の罪悪感は抱きませんでした。

 


トマトがうまい

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30分くらい待って席に案内されました。

 

注文したのは鳥の甘酢あんかけがメインの日替わり定食と、サラダです。

サラダはいろいろありましたが、トマト、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎごろごろ感が嬉しいです。

 

お気に入りはトマト。身は柔らかくずっしりと詰まっていますディス イズ トマト。トマトってこんなに身が重いものだったかな?すごい食べ応えがあります。

それでいて皮は薄い。薄いけどちょうどいい存在感がある。ガブリと噛んだときにちゃんとぷつんと皮が切れる歯ごたえがしてからボリューミーなトマトの身を味わえます

 

これはスライスしたらあかんやつや。大ぶりで正解です。

うーむうまいぞ。

 

トマト以外はローストされていました。この点で、印象に残ったのは玉ねぎです。

ロースト玉ねぎって柔らかいイメージだったのですが、こちらの玉ねぎはまさに食べるサラダ

 

玉ねぎの辛さを飛ばす程度に火は入れてあるのですが、冷水で(?)しめてシャッキリとした歯ごたえがあります

これってたぶん作るの難しいはず。絶妙な火加減とロースト時間時間でなければこのシャキシャキ感、みずみずしさ、食べやすさはバランスしません。

 

付け合わせ?のピーナッツもまた美味しい。程よい硬さとシンプルな味が野菜とドレッシングであふれていた味覚を整えてくれます。

カレーに福神漬け、サラダにピーナッツ。

いくら美味しくても野菜ばかりの中には変化がほしいもの。取り分けている人は少なかったですが、数個取ってみるのもオススメです。400円って高いな、と思っていたのですがこれはまた行きたい。

 

 

もちろん定食もおいしかったよ

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唐揚げの甘酢あんかけは普通に美味しいです。ちょっと思ったのは甘酢あんの主張が強いのに、鶏肉の味をしっかり味わえたことです。鳥自体がいいのか、下ごしらえが絶妙なのか。

味が濃い目のメインに対して、きんぴらごぼうはさわやか系でした。こっちも味が濃かったらご飯足りない、と思ったのですが柑橘類の風味がしてまた美味しいです。

メインのこってりと副菜のさわやかさのバランスが良い。

ご飯は本当に少ないですね。女性の普通ってこんなんなのか、と驚きました。

 

 

飲みやすい焼酎

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一緒に頼んでいた焼酎は黒とトジなんたら、です。これがどちらも飲みやすくて驚きました。焼酎なのにガツンと鼻にくる強すぎ感はありません。

トジなんたらなんて後味の甘さと軽さが相まってむしろ飲みやすい、とすら思ってしまいます。黒は比べると少し硬い、辛い印象を受けましたが、これも飲みやすかったです。

 

 

総評

全体のバランスが非常に高いお店でした。

神戸牛の店のように、目立つ一品で感動を与えようとするのではなく、四隅隅々まで配慮された食です。あれを取ってもこれを取っても、ちょっと嬉しい。その集積が満足に繋がるんですね。

無印良品が好きなためかバイアスがかかっているかもしれません。でも高い期待に応えてくれました。みんなそう感じているからこそのあの混みようなのでしょう。

 

近くにできたからいつか行こうと思うけど行かない店No.1のいきなりステーキにいってきた

こんばんは、へるもです。

 

今回はいきなりステーキに来てみました。6周年記念で安くなっているとのことだったのでいい機会だな、と。

 


驚きの客層

入ってみると半分以上が女性客

マイレージみたいなアホな(褒め言葉)システムがあるので、てっきりいっぱい食べるぜ、という男性客が多いのだと思っていました。

東京駅の地下街という立地のせいでしょうか?なんにせよいきなりステーキはグルメの店、あるいはインスタ映えする肉が出てくる店みたいなカテゴリに入っているようです。

 


注文

リブロース300gとライス大盛り、赤ワインを頼みました。

 

ちなみに管理人が大学生の時、一食あたりの肉の量(多め)として設定したていたのが300gで焼肉の時がこれよりちょっと多いくらいでした。今となっては300gというのは明らかに多い気がするのですが、これが基準とのこと

やっぱどか食いの店じゃない??(笑)

 

 

実食!

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食べ応えがありつつほどほどにジューシー。この厚みがよいです。

普段生活していると、厚みのある肉を食べる機会って割と少ないですし、だからこそわざわざ外に食べてきてよかった!と思えます。

 

レアがお勧めということだったのでそれにしたのですが、中はほとんど生でした。和牛のように霜降りでなくとも、パサつきがないのはこの焼き加減が理由かな?新鮮で管理されている肉だからこそできることです。すばらしい。

 

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やたらとソースや調味料がありますが、シンプルにソースだけというのが一番良かったです。(このときは、、、


ちょっと筋張っているとこがあったのですがサイコロステーキより大きめに切れば厚みの喜びを保ちつつ、筋とかが気にならなくなります。しかし、美味しい部位でこの感じ嫌な予感も

 


ミドルリブ美味しくない….?

この店のリブロースは選ばなければトップとミドルの二つの部位が合わせて出てきます。最初に食べ始めたのはトップリブでした。

 

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なんとなくミドルの部分を食べると…筋が邪魔!肉自体は柔らかいのですが筋があってなんか飲みきこみきれません。いたるところにある窒息したときの対処法はミドルリブを飲み込みそこなったときのものではないでしょうか。

ナイフで小さくしようとしても筋が残ってしまいます。

 

 

もう一つの罠

半分くらい食べきった段階で思います。

 

まだ折り返し地点なのか、と。

 

ここで始めて理解します。あの調味料のバラエティの意味を。あれがないと味に飽きてしまうのです。
マスタードとニンニクはやはり肉にあいますね。肉の本場?アメリカで愛されるだけあります。ワサビは肉の脂に押されてなんかあんまり味がしませんでした。

 

そしてこの状態だと赤ワインは無力でした。脂と肉が広がった口の中をさっぱりさせたいのですが、中途半端に高いアルコールのおかげでゴクゴク飲めません。肉に赤ワインって本当にあうの?そんな疑問とともに食していました。

やっぱり、冷たい水が一番!笑

 

 

完食

食べ進めるも相変わらずミドルリブはあんまり好きではありません。ミドルとトップの部位を交互に食べながら完食しました。最後にミドルを残すのはやめておこう。萎えるので。

 

あんまり触れませんでしたが、ごはんはいらんかったな。さっぱりさを加えるという意味でサラダがよかったように思います。

 


総評

ぶっちゃけ苦労したのでその部分がにじみ出る文章になってしまいましたが、このレベルの肉をこの厚みで食べるに際してこんなに手軽な店はそうはありません。予約とか面倒だし、コースにすると肉が減って値段があがることでしょう。

 

そういう意味ではすごく手軽でいい店で一度くらい行って見るのはありだな、と思いました。

 

管理人が次に行くならトップ部位だけを多くて300gとサラダを頼むかなーと思います。

【メンズファッション】Muji laboの名作Tシャツが通常ラインに復刻していた

こんばんは、へるもです。

 

私が好きなブランド?としてMuji Laboがあります。

 

Muji Laboって何って人に説明するのであれば、無印良品にとってのMuji LaboというのはユニクロにとってのユニクロUのような少しお高めのラインというのが分かりやすいです。

ただ、実際はちょっと違うであろうと思うところもあって、Muji Laboというのはラボ(実験室)という言葉の通り、無印良品が服作りをするにあたって世の中のトレンドを測るための場でもあるようです。

 

そのため、ムジラボではちょっと違った雰囲気の服が多くあり、普段の装いからはみ出る服が多く出ています

ベーシックな装いから少し脚を踏み出したい人にぴったりです。何しろ試着しても服や見たいに店員に張り付かれませんし。(そこかい的な感じはありますが)

 

さて、いきなりちょっと脱線しましたが、そんなムジラボで出ていた服が通常ラインに現れました。そんな話です。

 

 

インド綿ドロップショルダー長袖Tシャツ ¥2,990-

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https://www.muji.net/store/cmdty/quick/4550182491951

 こ、これは!ムジラボ2018AWのやつですよね。

 

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無印はMuji Laboの人気商品が数年後に現れるのが楽しいです。

ムジラボで発売された時はもう少し高かったのに、すぐに売り切れてしまっていたのですが、このTシャツは3000円。

冷静に考えると安くはないのですが管理人はもっと高く買ったので安く感じます。(笑)


これは一枚持っていて間違いないTシャツなのでおススメで、ぜひ試してみてほしいです。

 

ゆったりとした身幅とドロップショルダーはそれだけで雰囲気を持っており、どんどん大きくなるトップスというトレンドにのったデザインになっています。

トップスが大きいとこれまた流行の裾に向かって短くなるテーパードパンツ、裾までの太さが同じように見えるストレートパンツを合わせても、Y(V)シルエットが作れるのでこーディネートが選びやすくて楽です。

 

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https://shop.menz-style.com/college/detail?id=1650

 

ワンポイントで付け加えるなら、腕まくりをしてちょっと良い時計をすると割とサマになります。1枚できるときは特に。

デザインに特徴があるとはいえ胸ポケットもないデザインなので少し地味ですし、袖丈が長いので”萌え袖”になってしまうんですよね。

大学生までならまだしも、それ以上の年代の男性だとちょっと狙いすぎかなと。

 

 

 

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【メンズファッション】無印良品のニット ヤクウール vs. ウール

こんばんは、へるもです。

 

無印良品の2019秋冬物のレビューです。秋冬物といえばニット、ニットといえばウール、無印良品でウールといえばヤクウール

 

無印良品は数年前からヤクウールを頑張っています。

ヤクウールのよさとして艶を上げる方も多いですが、管理人としてはやわらかい生地感に由来した上品さをヤクウールの特徴としてあげたいです。

 

さて、その実力は、、、というと普通のニットのほうがよかった。ヤクはまだコストがあっていないように感じます。

 

 

おすすめ

鹿の子編みタートルネックセーター ¥5,990-

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https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4550182420494

 

首のチクチクを押さえたセーターシリーズ。

首の部分だけにウールではなく化学繊維を使っているのがポイント。その名にたがわずちょっとチクチクするけどそれほどは感じない絶妙なラインです。(笑)

 

 

ニットって難しい

ニットセーターは管理人にとって使いこなせない服の一つ

薄くて体の線が出るし、艶があるものが多くすごく視線を集めるからですね。よくないスタイルにわざわざ視線が集中してしまう。そんな服に感じていました。

 

それを覆したのが後に述べますがGUのセーターがお気に入りです。さて、無印はどうか。着て見て思ったのは見た目の印象とは裏腹に意外とゆったりとした作りだなということです。

着てみて腕を広げた時に脇と下に少し布が余ります。身幅が取られているから体のラインが出過ぎるといったことがないのでしょう。

 

 

安いのは悪いことばかりではない

ヤクが混じったセーター、ニットが多く出ていますが、無印良品のニットはヤクウールに比べて安価と思われるウールを使った本品が一番よかったです。

ヤク入りに比べて明らかにしっかりしています。着た時に、あ、違う、厚みがある、そう感じました。

 

ウール100%なので製造コストが浮く→しっかりとした厚みにお金を使える、という感じになるのではないかなと。

 

 

スタイルがよく見える気がする

この厚みとゆったりとした身幅のおかげで体のラインを拾いにくいです。加えてタートルネックなので顔を小さく見せる効果があります。スタイルの悪い顔でか族にとっては嬉しいですね。


厚みがあるといってもインナーとしての領分を踏み外さない程度に抑えられているのがまた嬉しい。上に何も着なくても飾り気があるので地味になりませんし、チェスタコートのようなタイトなコートにも合わせることができます。

 

というか、ゆったりとした着心地や厚みのある記事の割りに、見た目の印象はずいぶんとすっきりしています

これはテーパードパンツが細く見える理由と同じではないかと。裾に向かって細くなっていくテーパードパンツは実際には割りと太さがあったとしても、見た感じの重さがないですよね。

 

このニットも同じで、胸周りはゆったりとしているけど、下に向かって細くなっていき、手首回り、腰周りがきゅっと絞られています。これが見た目の印象を重く感じさせない理由だと思います。


ユニクロのメリノウールに比べると高く感じるかもしれませんが、割と普通に良品です。

 

 

一番よいニットは?

ニットを買いに行った管理人は結局guの白ニットを選びました。

こんだけ押しておいてすいません。(笑) 

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無印のニットはすごく良かったのですが、一方で同じようなニットを持っていて、昔から馴染みがあったんですよね…

その点、GUのニットは言ってしまえばガーリー(girly)なメンズの服としてはちょっとした珍しさを感じて、その新鮮さに惹かれました。


無難の中の良品を目指した無印は30代、40代でも似合うニットです。落ち着いた良いものが欲しいという方に、無印のニットをぜひ試してみて欲しいです。

 

 

注意

無印良品サイトのレビューによると洗濯するとヒドいにおいがするものがあるらしいです。ウールの処理不足により油が落ちきっていないのが原因とか。

本当にヤバイものなら回収されることを考えると一部のものがそうなってしまったということになるはずですが、ネットでの情報収集をしてから買ってもよいかも。

 

 

惹かれない

ヤク混ウールクルーネックセーター ¥4,990-

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https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4550182417326

近年無印良品が頑張っているヤク混のセーターです。

ヤクの分量は30%!すごい頑張っています。

 

こちらも身幅がちゃんと取られており、ヤク特有の柔らかさがより上品に見せてくれます。

艶という艶はないんです。ただ、ブランド物を持っていなくても振る舞いで育ちの良さが分かるお嬢様のような、そんな雰囲気がありました。

 

一方でやはり薄い。この薄さにこだわりすぎな気もしますが、管理人はどうしても気になってしまいました。

体のラインが出てしまうのでヤクの持つ上品さが打ち消されてしまっています。そしたらわざわざこれを買う必要はなくね?と思わざるを得ません。

 


ヤク入りウールワッフル編みクルーネックセーター ¥5,990-

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https://blog.hatena.ne.jp/herumo/herumo.hatenablog.com/edit?entry=26006613471045517

こちらもヤク入りです。値段が上がっていますがヤクの分量は30%から15%に落ちています。ヤクが少ない分、上品さは少し減ってしまったかな。

 

ただ、ワッフル編みという立体的な模様のおかげで上の方に視線が誘導され、スタイルの悪さを感じにくくなっているように思います。バランスとしてはこちらの方が良いのかも、そう思いました。

 

ただ、やはりこれだとヤクをいれる必要があるのか、、?と。

 

 

ヤクは難しい?

ちなみに管理人のもっているJournal Standard(だったかな?)のヤクの分量は23%でした。

確か1万円ほどで、無印良品のものよりは厚め、というか、ふんわりしています。これがヤクの効果なのか、混紡されている別の化繊の効果なのかは分かりません。

 

が、化繊などを使ってコストを抑えつつ、ヤクのよさを引き出すといったような技術が必要というのがヤクウールなのは間違いないでしょう。

 

5000円ほどで、さらにヤクウール+ウールで勝負、というのはコストダウンが進んでいない段階ではちょっと難しいな、と思います。

やたらとチクチクした去年のものに比べるとマシになっているような気がしますので無印のヤクには今後に期待!

 

 

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無料はてなブログでリダイレクト設定せずにgoogle adsenseに通った話

こんばんは、へるもです。

 

みんなの憧れgoogle adsenseを申請し、やっとこさ通りました。

無料のはてなブログだとできないリダイレクト設定しないとできない、色々な話があるのですが、そのようなことを必ずしもしないといけない、そんなわけではありませんでした。

 

じゃぁ何をしたのか。。。?

 

ひたすら繰り返し申請するだけ!!

 

以下、時系列をおった記録です。

 

 

2019年10月7日

ブログに飽きてきており、何かしらの刺激がほしい管理人。

やはりみんながやっていることをしたい!とgoogle adsenseへの応募を思い立つ。

Amazonはもしもアフィリエイト経由で連携しているので次は天下のgoogleだ!と。 

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早速サイトにコードを埋め込み、応募申請を実施。

コードの埋め込みは簡単でした。

 

 

2019年10月8日

「サイトの停止または利用不可:お客様のサイトが停止しているか、利用できないことが判明いたしました。お申し込みの際に送信された URL にお間違えがないかご確認ください。」 

googleより送られてきたメールより

?!?

 

2週間かかるかも、みたいなものを書いていましたが、次の日には連絡が帰ってきました。

しかし、結果はまさかの「お前のブログを審査しようにも、どこにもないんだけど」みたいな感じ。

 

実際に確認してみるとこのwebsiteが見れないなんてことはなく、google analyticsなどgoogleの各種サービスも認識してくれている。

google adsenseだけが認識してくれない。なぜ?

 

調べてみるとアドレスに「www」が入っていないからという説が有力の模様。

でも、wwwってその単語自体にあまり意味がないとよく聞くんですよね。本当か??

 

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adsenseヘルプ

https://support.google.com/adsense/thread/13705161?hl=ja

うーむ、本当っぽい。

自動化大好きgoogleのことだからadsenseの審査も自動化しているはずである。

wwwの意味の有無が問題ではなく、審査プログラムの仕様上の問題だったらどうしようもないはずだ。

 

ここで出てきたのがリダイレクト設定、というワード。

たとえば「herumo.com」というwwwなしのURLをクリックしても「www.herumo.com」のようにwwwありのURLに自動的に変換してくれる設定っぽい。

 

サイトが移転しました、と飛ばされることがあるが、これもこの機能を使っているのだろう。

調べてみて簡単にできるのであれば試してみようと思ったが、費用がかかる or 面倒くせぇ!

 

無理だな、これは。

 

 

2019年10月9日~

とりあえず、その後はなんとなく、申請を繰り替えしていた。

申請画面でwwwありのURLを貼り付けて送る、など不毛な努力をしつつ。

 

審査結果が出たらすぐに再申請を行う日もあれば、数日あける日もどんどん多くなっていった。

こんな感じ。

 

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なぜ、何も対策をしなかったのか?

2ヶ月も無駄に申請というのは無駄ではないかと思う人も多いだろう。

管理人もそう思う。半ば惰性で申請していた。

 

ただ、今の申請不可の状況がたまたま、ではないかとも思っていた。

 

google analyticsなどのサービスで認識できているんだから、そして何よりコードを埋め込んで見つかりました、とadsenseの審査画面で出てくるのだから、サイトが利用不可というのはおかしい。

そして、そんなおかしな状況はgoogleなら対処するはず。

 

そんな気持ちが大きかったのだ。

 

 

日本企業ならありえる

たとえば日本企業ならそういうことをするのは間違いない。管理人も期待もなく申請をやめ、リダイレクト設定も面倒くさいのであきらめていただろう。

 

現場サイドの「細かいものに対応するのが面倒くさいから弱小ブログに対応するのはコストパフォーマンスが悪い」という怠惰と、マネージャー層の「これまでやってこなかったことはあまりやりたくない」という怠惰が合致するというのは日本企業でよくあることだ。

 

しかし、ことはgoogleだ。google trendなんて自動化を武器に地方の中小企業にまで攻め込む姿勢を見せている。

web広告という今後の大きな流れに対し、こういったバグを放置するであろうか?

 

絶対にないという確信はないにしろ、管理人が会ってきた欧米人は自分の言葉に責任をもつ素直さを持っていた。

審査画面でコードが見つかったと言っているのだからgoogleだってそのうち対応するはずだ。

 

 

2019年11月24日

月曜日の朝、メールを見てみると、googleの審査結果が返ってきている。

ある種の予感がした。そして、、、

 

 

合格! 

 

無料ブログ(はてな)でも、wwwなしからwwwありへのリダイレクト設定をしなくてもgoogle adsenseに合格することができました。

必要なのは2ヶ月という時間と、申請するちょっとの時間。

いやーよかったよかった。

 

先ほど広告を自動化してみましたが、サイトには変化が現れていません。なぜ??

まぁそこらへんはまた今度考えてみます(笑)

 

(追記)

1週間弱まったところ広告が出るようになりました。

【2019秋冬】ユニクロ、GU、無印良品でそろえるメンズファッション初心者向けのお勧めコーディネート-2【ユニクロのカシミアチェスターコート】

こんばんは、へるもです。

 

前回は少しカジュアル目だったので、今回はもう少しフォーマルな場所にも対応できる格好を紹介したいと思います。

herumo.hatenablog.com

 

 

ユニクロ ウールカシミアチェスターコート ¥15,000くらい

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https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/419982-36-003-000?gclid=Cj0KCQiAq97uBRCwARIsADTziybEFCClxk6ee6TE0ZlBMYDC3Q2Yz0dcv0mxOEzKYXFqGW0CYbBnPVsaAvlCEALw_wcB

 

まず基本になるのがユニクロのウールカシミアチェスターコートです。2016年くらいに出てからずっと売れ続けているユニクロの定番商品ですね。

 

なんでいま紹介したかというと、11/25日まで¥9,900-に値下げされているんです!!

正直この商品は質もコスパもかなり良いので、一度見に行ってもらえればと思います。

 

 

よいところ

安い

軽い

質が良い

 

安い、と書くと品質そこそこで価格だけ安いのチープさがあるんでしょ、と思ってしまうじゃないですか。正直この商品に関しては全くそんなことは感じません。

管理人はコートはよいものが欲しいと思って色々回りましたが、10万円くらいのコートも含めて検討した結果、このユニクロのコートに落ち着きました。

 

何よりもよいと思ったのが軽さ。こういった類のコートって良いものほど生地が厚く、縫製が立体的になっていきます。

そういったものを見せられるとやっぱり良いものだということが分かるのですが、一方で着やすさが犠牲になっているんですよね。

 

分厚すぎて腕を通すときにすこし引っかかったり、腕を曲げたらひじの部分が詰まったり。実際に着てみたら慣れていくのかもしれませんが、やっぱり普段使いにはある程度の動きやすさがないとそもそも着なくなっちゃいます。

 

そんな中でのこのコートは非常に軽いです。着心地が。それでいてコートが生来持っている上品さを失ってはいません

 

もちろん10万円するコートよりいいものなのか、そう問われたら疑問符です。私はユニクロのコートが究極だとは断言できません。

それでもファッション初心者にとってコートというのはなんとなく買いにくいもの。面積が大きいの見た目の印象が大きく変わるからですかね。

そんな方々の最初の一歩となるべきコートはこれだ、と太鼓判を押せるのがこのコートです。

 

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https://wear.jp/masaki04260/15744375/

ユニクロのコートではたぶんありません。黒スキニーとの取り合わせがやはりベスト

 

 

悪いところと買い時

値段がころころ変わるところ

 

別に悪いってわけではないのですが、今回のセールもそうですし、意外と早く値下がりするんですよね。

ユニクロは在庫量の管理を徹底しているので、ちょっと売れなかったらセールを行って在庫調整を行うのでしょう。

 

たぶん今回この記事を見るのは上記のセールが終了した後だと思います。そうなったら1月くらいまで待つのもありかもしれません。

例年1~1.2万円くらいに値下げされていますし、2月になれば1万円を切ることも多いです。

 

個人的なお勧めはクリスマスシーズンを頑張るなら通常価格でも買ってしまうこと、そうでなければ1月の1段階値下げで買うこと、です。

2月の底値で買っても、3月まで着るかといえば、、、微妙なところです。下を軽めにしたらぜんぜんいいのですが、やっぱり気分はコートから離れてしまいます。

 

 

ほかに黒かネイビーのいい感じのコート、アウターを持っていないのであれば黒かネイビーが一番使いやすいと思います。

面積が大きいこれらのコートを着ると全体的に重くなってしまうので、上(シャツやマフラー)には白など明るめのものを着用するとバランスがとりやすいです。

 

黒紺を持っているならブラウンでもいいです。男性にとっては定番から少し外れますが、非常に綺麗な艶が出ていますし、日本人の肌の色とは肌なじみがよく、綺麗な統一感が生まれます。

パーソナルカラー診断(眼鏡屋とかでときどきある、個人にとって何の色が似合うかの診断)でイエローベースになった人には特にお勧めです。

 

トレンドを反映して今年から(?)チェックが増えましたが、管理人のお勧め度は一番下です。ベーシックなアイテムは基本に忠実な色使い、シルエットのものが長年使えると感じています。

ただ、それほどチェックチェックしているわけでもないので、試して気に入ったらもちろんGO!

 

 

サイズ

一番注意したいのは下に何を着ることを想定しているか、です。割とタイトに作られているので、Tシャツ+チェスターコートでちょうどいいサイズはシャツ+チェスターコートでは”きつく”なります。

 

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https://wear.jp/iffyvofuma/15699066/

 

こんな風にスウェットを挟むのも定番なのですが、これをするならスウェットを着た状態での試着をして選びましょう。

 

ちなみに、以前は丈(裾)の長さがどれくらいがださい、ださくないという議論が多かったですが、ぴったり着るチェスターコートのもつ歴史とビッグシルエットというトレンドが交じり合って何がよいのかよく分からなくなっています。

人種の坩堝では人種はあまり気にされない、的な。

 

とりあえず袖丈が短すぎず、長すぎず、を目指すのが長く使えるコツでなはないかな。これもまた難しいんですが(笑)

手首が見え(すぎ)ず、萌え袖になっていなければとりあえずセーフかと。

 

 

コーディネート

無印良品のオックスボタンダウンシャツ(¥3,000-くらい)

ユニクロのウルトラストレッチスキニーパンツ(or EZYアンクルパンツ)

アンクルが出ない靴下

革靴(or スニーカー)

 

パンツから下は全部黒く統一しましょう。スタイルがよく見えますし、低身長だとコートに着られている問題を緩和できます。

全部定番で、これらのアイテムは下の記事で紹介しています。この”初心者向けのコーディネート”コーナーではできるだけ同じものを使って紹介したいなと。

  

herumo.hatenablog.com

  

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想定シーンはやっぱりデートと普段使い

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東京女子図鑑 (c)ワタナベエンターテイメント

 

この画像はドラマ「東京女子図鑑」の1シーンです。

 

女性がマウントを取り合うシーンがやたらと多い名作なのですが、このシーンでも正に無言のマウントが取って取られてしています。

どちらが上なのかはいうまでもないですね。赤いコートをきた女性です。

 

そんな女性がつれて歩くのはネイビーのコートを着た男性。このドラマの中でほんのちょっとだけ出てくる名もなき”ハイスペックな彼氏”です。”横にいる私”が皆の憧れの対象となるためのトロフィー

 

そんな彼が着ているのはネイビーのチェスターコートに白いTシャツ、黒いスキニーパンツに黒い革靴。

 

ドラマの放映は2017年と若干古くはありますが、ビックシルエットが全盛の中で出てきたスキニースタイル。そして、女性をメインターゲットにしたこのドラマで出てくるということに私は重きをおきます。

だってハイスペック彼氏に変な格好させます??マウントとってとられての世界に突っ込みどころのある格好させたら、絶妙なバランスにある女性の世界のドラマが台無しです。

 

そんな中で出てきたこのコーディネート。女性の格好とのバランス、トレンド、何より好みに差があるので、絶対ではないかもしれません。それでもこれらの服の組み合わせはやはり強い力を持っている、そう思います。

 

 

herumo.hatenablog.com

 

【2019秋冬】ユニクロ、GU、無印良品でそろえるメンズファッション初心者向けのお勧めコーディネート【想定は出会いの場】

こんばんは、へるもです。

クリスマスも迫り、合コン、街コン、マッチングアプリでの出会いの季節がやってきましたね。

 

ファッション初心者にとって服をどう選べばいいのか、というのは大きな問題です。世の中には服が多すぎますし、そもそも何が「似合う」に値するのかが分からないので。

が、センスで戦わなければならない時代は終焉を迎えつつあるように思います。いまどきの人間らしく、ネットで調べてそれをコピーしてしまえばいいのですから!

 

男の世界ではそれほどではありませんが、おしゃれに聡い女性たちの間ではこれがよかった、あれがよかったと情報共有がなされています。プチプラとか高見えコーデとかいう言葉が生まれるのがその証左です。

 

このサイトは管理人のあれがよかった、これがよかったを共有できればいいなと思っています。

 

  

想定シーン

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https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/318056

   

普段使い~デートでも使える、そんなコーディネートを紹介したいと思います。

体型を隠せる綺麗なシルエット+そこはかとない上品さ、がテーマです。

 

街コンや合コンの出会いの場ではジャケットをお勧めしてきましたが、今回のコーディネートに襟はありません。が、今回紹介する商品のレビューをみて女子から見てもいい感じに見えるのではないかな、と。

 

 

ローゲージタートルネックセーター GU ¥1990ー

まず、全体のメインとなるのがこちら。

 

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https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/318056

これはメンズの商品なのですが、昨年くらいから(?)女子の間で大ヒットした商品です。ビッグシルエットが定着した今、大き目のニットが使いやすいと評判の模様。

 

管理人も着ていますが、普段使い含めて使いやすいのでお勧めです。

 

 

ニットって実は難しい

ユニクロのメリノニットが定番化して、ニット=初心者が取り入れやすいアイテムのような風潮があるような気がします。

が、管理人の経験からすると、ニット選びはかなり難しいという印象があります。

 

理由は体の線を拾いやすい、価格によって質が大きく左右される、からです。

 

ニットって柔らかいですし、低価格帯のものはどうしても薄くなるんですよね。そうなると本来隠したい体のラインが出てしまってシルエット的に汚くなってしまいます。

筋肉質な人とかはその限りではないかもしれませんが、綺麗なラインをしている人はそうはいないでしょう。

 

加えて、腰周りの裾が、きゅっと縮こまってしまうのも大きな問題です(特に洗濯すると)。裾がタイトになることで、多少なりともずり上がってきてしまうんですよね。

最初はいいのかもしれませんが、どんどんツンツルテンに見えてしまう、という格好悪いことに、、、

 

 

GUのニットのいいところ

このニットは上記の難しいところを見事に解消してくれています。

 

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https://www.uniqlo.com/jp/gu/item/318056

 

畳んだ状態のものをもってみると分かるのですが、非常にボリュームがあるんですよね。このたっぷりとした生地のおかげで体のラインを綺麗に隠してくれます。

すとんと落ちる裾になっていることも鍵ですね。

 

そして、かなり大きめに作ることで、裾ずりあがってくる問題も見事に解消してくれています。ビッグシルエットが社会に受け入れられてきているからこそできる製品作りです。

 

加えるならタートルネックなので顔が小さく見える=スタイルがよく見える効果もあります。顔の近くに何かがあることで顔が小さく見えるという、錯視の一種ですね。

科学的に何か名前が付いていたような気がしますが、忘れてしまいました。

 

素材はアクリル(85%)+毛(15%)です。似たような成分のMujiLaboのニット(8000円)より明らかに質感がよく、シンプルなデザインも相まってカジュアルななかに上品さを感じます。

 

毛並みのいい猫とか犬って凄くお高そうに見えるじゃないですか。あんな感じに近いです。これが1990円!すごくね? 何が起こっているんだ?って感じです。

こういうニット素材ってやっぱり各社で研究開発しているんでしょうか?

 

 

GUニットの悪いところ

悪いとまでは言いませんが、チクチクします。長袖を下に着用しましょう。

 

加えて、ちょっと風通しがよいのが気になります。もうちょっと寒くなるとこれだけだと確実に寒いです。

ただ、ボリューム感がありすぎて、手持ちのコートとかは絶対に着れないでしょう。。。2月とかはどうしようかなぁ。

ニットの下に集めのTシャツを着て強化する感じですかね。

 

 

サイズと色

管理人(170/60)はMの白と黒を買いました。ズボンを黒にしたいので白かグレーをおすすめしたいです。

豊富な色展開があるようですが、白・グレー・黒しか見たことがありません。

 

 

あわせるもの

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https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/418928-06

 

下はこのEZYアンクルパンツ(ウールライク)がよいのではないかな、と。色は黒がやはり安定です。

上に大き目のもの、下に細めのものを着ることでYラインとかVシルエットとか言われる見る人が綺麗と感じる形を作ることができます。

 

 

シルエットが人間に与える影響は何なのか?

なぜこれが綺麗に感じるのか、それについて理由を調べましたが、よく分かりませんでした。

いくつか本を読んだところ、人間の好き・嫌いは生存本能に立脚しており、脳の「衝動」を司る部分が判断しているという話です。

つまり、このシルエットが良いと感じるのは理性による合理的な思考ではなく、本能がそう感じるから、というのが管理人の今のところの結論です。考えるな!感じろ!

 

メリハリのあるシルエットのほうが脳の処理が少なくてすむ=脳が快感を覚える、という考察も管理人の中であるのでもう少し調べて記事にしてみたいなと思っています。

 

 

ポイントと着こなしのコツ

ポイントは2つあります。

 

ポイント①はアンクルカットだけどアンクル(肌色)を見せないことです。

見せてもよいですが、冬なのに肌をわざわざ見せるのって何??ってなる女子は意外と多かったりします。

素直に黒い靴下をはきましょう。

 

もっというと、新しく買うならアンクル丈より若干長めで、立ったときにズボンがしわができないくらいの長さにするほうがいいのでは?とも思います。

上述の写真は短すぎるので、下記の写真(もう少し短いほうがよいかも)くらいでしょうか。アンクル丈といえばアンクル丈なのですが、レギュラー丈に近いくらいです。

 

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https://clubd.co.jp/wp/mensfashion/post-11723

  

説明するのが難しいのですが、「足首をちゃんと見せることができて、足首が細いということが分かる」中での「最大限の長さ」を目指す、これが方針でしょうか。

 

 

ポイント②はスタイルをよく見せる方向でまとめることです

 

具体的に言うと黒いパンツ、黒い靴下、黒い靴で揃えましょうということですね。

腰から下の色を統一することで足が長く見えるようになります。ごまかせるところはごまかすんだ!!(必死)

 

ちなみにこの技術はフィギュアスケートとかで普通に使われます。あとは宝塚とかですね。青いパンツに合わせるために青い靴を履いていたりします。

 

余談ですが、ファッション誌に書いてあるとうさんくさく感じますが、宝塚でも使っていると聞くと本格的な技術っぽく感じません?権威に弱い管理人はだまされ易い人間なのだろうなと思います。(笑)

 

ユニクロのウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ(通称黒スキニー)でも良いっちゃよいですね。が、今回のテーマはなんとなく上品に見える、なので上記のパンツを選びました。

ニット自体がカジュアル寄りなので、フォーマルな感じがあるパンツのほうが全体のバランスがよくなる+出会いの場にはふさわしいように感じます。

 

 

いつもはGUをお勧めしてきたのですが、今年のは少しビジネスライクだなと思ってしまったので、こちらをお勧めします。定番中の定番ですが、それだけにはずしません。

 

初めて買う人は意外かもしれませんが、真っ黒な靴は使いやすいです。

もう少しお金が出せるなら、下記のPadroneのプレーントゥダービーシューズもお勧めです。

スニーカーでも雰囲気を損なうことはないと感じるのですが、足元をフォーマルな感じで揃えるとフォーマルさが持っている”雰囲気”を借りることができるように思います。

 

逆説的ですが、アロハ+サンダルな格好をした詐欺師なんていないのと同様に服自体が持っている印象を有効活用するのは出会いの場では凄く重要なことです。

管理人も4年くらい普通に履けていますし、コスパはかなりよいです。

 

余談ですが、よほどでなければカジュアルでもビジネスでも使えるのがおすすめするポイントです。

出張のときに時間が許せば私服で観光するのですが、 靴が変に目立つビジネスシューズと違って私服に合うので(もちろんスーツにも)社会人の方には特にお勧めできます。(笑)

あとは遠出する結婚式のときにわざわざ靴を別に持っていく必要がないというのもポイント。

 

下の写真だと茶色いものが出てしまっていますが、普通に黒がお勧め。

 

 

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